2011年06月09日

パチンコ依存症から抜け出す単純明快な方法-後編-

「俺は完璧人間であり、卓越した存在であるはずだ」

「しかし完璧人間たる行動を実行出来ないので、自己像を維持する為には言い訳(依存対象)をこしらえなきゃならない」

ギャンブルをする

「嗚呼!またギャンブルをやってしまった!俺はなんてダメなのだろう!」

「俺は完璧人間であるはずであり、ギャンブルにはまるなんて事は有り得ない事だ」

「では、言い訳をこしらえなきゃならない」

ギャンブルをする

以下繰り返し



…この、パチンカス-スパイラルとでも言える心理的悪循環のせいで、ギャンブル依存症の人はギャンブルから抜け出す事ができないという事を前回説明しました。
このスパイラル構造になっている心理状態を理解していない限り、精神科に通う事も、自助グループに通う事も、あまり意味が無いと言えます。
なぜなら、例えば今パチンコをやっている人がパチンコから足を洗ったとしても、この心理的スパイラルが存在する限りは、また新たな依存先(例えばアルコール)に対象が移るだけだからです。

では、どうしたら治るのか。

ここで着目したいのは、ギャンブル依存症の連中は、“〜であるはずだ”とか、“〜であるべきだ”とか、“〜せねばならない”と言った、shouldの文体で物事を考えているという事であります。

試しに、ギャンブル依存症連中の思考におけるshouldをwantに置き換えてみるとどうなるでしょうか。

「俺は卓越した存在であるはずだ」という考えは非現実的ですが、
「俺は卓越した存在になりたいなぁ」なら、むしろ生きる上で有益です。
同様に、
「言い訳を作らなければならない」という考えならば確実にギャンブルに行ってしまいますが、
「言い訳に逃げたいなあ」という考えであれば、その考えをなだめられる可能性があります。
そして、
「ギャンブル依存症の俺はこんな事であってはならない」という考えなら、「では言い訳を作らねば」という考えに繋がりますが、
「ギャンブル依存症を治したいなぁ」という考えであれば、現実的な問題対処が出来る可能性があります。

―このブログで何度も述べている通り、shouldとwantを多くの日本人は混同して認知しており、単なるwant(個人的希望)を、should(課せられた義務)と勘違いする事により、むしろ事態を悪化させている…という事が往々にしてあるという事であります。
その典型例の1つがギャンブル依存症というわけですね。

posted by 東日本 at 22:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
そもそもこの記事の前編の
>パチンコ依存症の連中というのは、そのほとんどが選民思想を持っています。
「俺はそんじょそこいらの連中とは違うからな」
という、鼻に掛けたあの感じです。

っていう部分からして東日本自身の個人的希望だよね
そして東日本自身はまるで日本や日本人を貶める義務を背負っているかのようにいつもニホンジンガーだよね
こういう記事書いてることによりさらにこの狂った考え方を悪化させてるよね
何か反論できるならどうぞ
パチンコハマる奴はパチンカスだけど反論できないならお前はチョンカスだよ


まあこんなこと書いてもどうせいつものニュー速でのオナニーみたいに都合の悪い意見には反論できないんだろうけどな
取り敢えずこのコメント投稿した後で消されてもいいように魚拓取っとくわ
またお前がニュー速に出てきたの見つけたら魚拓のURL晒してやるから
Posted by at 2011年06月18日 08:25
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