チェルノブイリへのかけはし

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人類始まって以来の新しい形のヒバク

6月 17th, 2011 · 20 Comments

 仙台・岩手・福島・埼玉とおはなし会をさせていただいて、何からみなさんにお伝えしていいのか、自分の中で熟成させるのに時間がかかりました。
 もう6月の初めからですね。医療相談会から。ほんの2週間のできごとなのに、もう1年間分のできごとのような気がします。
 関東のホットスポットと言われる地域の子供達には多くの症状が出ています。もちろん、大人にも。残念ながら現代の医学ではこれは放射能のせいと因果関係をつけてくれることはない。ここが泣き所で、こんなレベルの医学で原発なんてすんじゃないよ!と電力会社の偉い人達を呼びつけて正座させてもう何十時間もお説教したい気分です。たかが鼻血でガタガタさわいでという医者も同罪です。その鼻血によるも眠れないぐらいお母さんたちがどれほど泣いているのかわかっているのか。あきらかにおかしい、という母親の直感ほど正しいものはない。
心配ならば医療相談会で!と考えましたが、こちらの想定の甘さでお医者さんが足りず、心配なお母さんたちをお断りすることになってしまいました。本当に申し訳ありません。
さて、さまざまなネットで言われているように、数値から見て関東の汚染も、高いところでは確かにチェルノブイリ並の汚染のところもあります。
でも、気づいた人から食事、生活環境、掃除などなど、変えていただいていると思います。
事故から3ヶ月、確かに100%の防御はできなくても、できない部分に関しては、お天道様はじめ人間を超えた大きな存在に守ってもらう。そういう心構えも。
絶対に差が出てきます。(みんな友達に心配して言っても聞いてもらえないと嘆いていますが、あまりしつこく言って嫌われないで。友達があれ?おかしいな?と思ったときに相談できるようにルートを残しておいてあげて)
千葉県のホットスポットに足を踏み入れてみれば、確かにふわっとした船酔いのような感じになります。もう少し高いところだと胸がムカムカする。人によって感じ方や症状も違う(頭痛や耳鳴りなどなど)。これもやっかい。ただ、大人がこれほど感じるのなら、頭が地面に低い幼児にとってそれはもう過酷でしょう。空間線量とか1メートルとかで放射線を計測するのは茶番です。地面をはからなくちゃ。
そして、仙台方面から福島への南下。相馬市、南相馬市などは、郡山市や福島市よりも、線量は低いとはいえ、千葉県のホットスポットよりは高い。ここらへんから、私の中で大きな疑問が起こってきました。
 関東のお母さんたちが子供達の鼻血だとか、喉がいたいとか、下痢しているなどと泣いている。相談会に参加した医師たちが明らかに何か異常な事態が起こっていると語っていました。「同じ症状の人が多すぎる」
その数値の倍以上あるところで、子供達のそんな症状が目立ってないというのです。首をかしげる。そんなわけないでしょう?だって、機械がちゃんと表示をしている。放射線管理区域レベルのところもあります。0.4とか0.5マイクロシーベルト。そこに保育園やら学校がちゃんとあって。
 そして、飯舘村を横切ります。車の中でも警報音が鳴り響き、とうとう検知器の針を一つあげなければ計測しきれない。15マイクロシーべルト(後にスタッフがもっと高い25マイクロシーベルトを測定)。ここまで来ると、最初に感じる体調の違和感がなくなってしまうことに気がつきました。そもそもこのような高汚染のところは、チェルノブイリでは立ち入り禁止だったし、こんなところに怖くて入れなかった。汚染された森の入口が7マイクロシーベルトで、奥に行くに従って一回針を上にあげたことがあるけれど、もう走って逃げた。
ところが、今度はその村を横断するのに30分以上かかる。そこで妙なことに気がつきました。頭痛やめまいなど、風邪の初期症状に間違えられるような体調の変化が消えてしまう。さぞかしそんな数値ではゲーゲー吐くのでは、と思っていたけれど、「あれ?」何も無い。
そして精神的な異常な高揚感。なんだろう、何も怖くないように思えてくる。ハイになっている。
福島市にたどり着いても、1マイクロシーベルトを超えるようなところがほとんど。でも、やはり多くの人々の歩いているさまをみれば、ひょうひょうとしている。もちろん、会場でのアンケートでも、具合が悪いとたくさん書きこまれた方がいらっしゃるけれど、でも、何か関東のお母さんたちのような切迫感がない。
長崎のアドバイザーがいくら大丈夫ですと言って歩いたってあれだけ高汚染地帯で何も症状がでないわけがないのに、よくここまで彼が平気で渡り歩いてきた。
でも、自分で体験してみて、ふれてみてあらためて「?」と思う。
お話会でのアンケートや医療相談会の結果を聞いてみて、わかったことは、関東の子供達と表れ方が違う。関節が痛い、目の下のクマ。黄色いタン。子供の多動的な症状もちょっと気になりました。(もちろん、鼻血などの前駆症状の子もいますが。昨日東京新聞で紹介されましたね。鼻血は明らかに目に見えるので家族が心配して相談会につれていこうという動機になります。つまり相談会には日々気をつけて居らっしゃる方が多いのではないか)
あれだけの高汚染地帯、1マイクロシーベルトを超えるとことろを、体重の少ない身体で歩いていれば全身で放射線を受けるので、足が痛くなって当然です。(体重の多い!私も足のうたが痛くなってきました)。
そして、飯舘村の後遺症はなかったの?いえいえ、脳みそがわかるようになりました。脳みその違和感としか言いようがない。普段頭が痛いとか、ふらっとするとかそういう言い方をしてもそれは部分でしかない。そうではなくて、脳みそが入っている感じがするはじめての感覚。そういうふうにしか言えません。怖い。
肥田舜太郎先生に電話しました。低線量内部被曝の症状、広島・長崎・チェルノブイリ、私の知っている限り同じだが、もう一桁あがってしまった汚染地域の方の自覚症状の出方が違う。私の脳みそもあるのがわかる、というと、先生は「人類始まって以来の形の新しいヒバクだね」と、おっしゃった。
ならばこそ、アドバイザーにとってはよだれの出るデータにしか、思えないだろう。
無情にもそれを数字で現すことにしか興味のない人たちがいるから。影でコソコソ新しい兵器開発のデータとしてもてはやされる。絶対に、彼らに近寄ってはいけまん。(体内放射能値を測定しても公開しないのはたくさんの意味がある)
福島市、郡山市、二本松市、そして福島原発の高汚染の地区の方々、まず子供を出してそれからすぐに自分たちも逃げてください。家のローン、そんなの国や電力会社に請求書を送ってもらってください。代替地や補償を全県民レベルで求めてください。迷っている場合ではない。
チェルノブイリではそこに人は住んでいないから。あの旧ソ連でさえ。
テレビで言っている。「年間20ミリシーベルトを超えるおそれのある地域……」。
年間1ミリシーベルトでも限界だよ。子供にはそれでも多い多い。絶対に。
私たちに起こっていることを、私たちの手で明らかにし、世界に公表しなければならない。世界中の被爆者を助けいく。みんなで新しい地球に作り替えていく。
夫に反対されている?
埼玉のお母さんたちも困っていました。
わてらの国には昔から八百万の神がみがいらして、自然信仰をしてまいりましたが、そのトップは何かご存知ですか?アマテラスオオミカミ。
諸説様々ありますが、お天道様の神様で女神というのは日本ぐらいだそうです。
(普通太陽神は男)
負けたように見せかけて勝つという方法などさまざまあります。
いつも、ヒステリックに叫んでもダメ。男がいちばんひいてしまう。
あなたも女神アマテラス。日本ではおかあちゃんのことを山の神とも呼んでいました。
そういう覚悟でどうぞお望みください!


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▼コメント

いつもいろんな情報、力強い言葉をありがとうございます。本当に、このサイトを頼りにしてい毎日を過ごしています。
私は、千葉県の北西部に住んでいます。この辺りの放射線量は毎時0.2μほどです。隣の街は、ホットスポットと言われる地域です。
私には保育園に通う娘がいますが、毎日給食で地元の食材を食べ、牛乳は茨城県産か千葉県産の業者のものを飲んでいます。松本市長が給食を「放射能フリー」としたように、内部被ばくの恐ろしさを知り、保育園に給食について問い合わせましたが、「市や県からの指示が出ていない」ということで特に対策はしていないとのことでした。自分の子だけ牛乳を飲むのをやめさせてもらおうかと思いましたが、牛乳大好きな娘なので他の子が飲んでいるのに飲まないのはつらいだろうと思い諦めました。
これからの季節はプールがはじまり、夏祭りではなども行われます。この地域の放射線量で外を水着で飛び回ったり、園庭を駆け回っているというのは、この先体に影響が出るレベルなのでしょうか。いろいろ自分で調べてみましたが、結局はどれだけ放射能を防ぐかは自己判断なのだと思いました。ただ、今まで例のない原発事故なだけに自分の判断に迷いも出ます。避難しようと思えば、今より放射線量の低い地域に移住することも可能です。ただ、そのことで家族や友達と離れ離れになるので子どもの心にトラウマが残ったりしないかどうか、とても悩みます。毎日毎日、悩んでいます。放射能の怖さに負けてしまわぬよう、このブログを読んで、しっかり考えたいと思います。


 

こんにちは☆
毎日 食事の支度が負担です。汚染されてるのではないかとピリピリしながらミネラルウォーターを使う。。。あっという間に水がなくなり、スーパーに買い出し。重い!!

夫に話してもピンときてません。原発事故後、家族全員お昼は弁当にしましたが、毎日、負担です。こんな生活が何十年も続くと思うと、とってもじゃないけどやりきれません。

お金だってかかる。昨晩のNHKで、放射能を気にしすぎて栄養のバランスを崩す方が体の抵抗力が落ちて良くないと言ってました。何を信じていいのやら。。。胸の奥が辛くて限界が近い気がしてます。


 

こんにちは。毎日、拝見させて頂いております。
低線量内部被曝症状というものでしょうか、私と2人の子供、
足立区に住む私の妹と3人の子供、親戚。
みんな体の調子が悪いです。
風邪の様な症状や、鼻水、腹痛、下痢、嘔吐、疲労感など症状が共通しています。明らかにおかしいです。
誰かにすがりたい気持ちでネットで某放射線医学の健康相談にいきつき、電話してみましたが、やはり因果関係がつかないからか話は並行線ですっきりしませんでした。
ブログのお話にもあるように、これだけたくさんの人々が
体調が悪くなってるのは明らかなのに、悔しい思いです。
私ごとですが、ここのところ食欲もなく微熱もあり睡眠まで
ろくにとれなくなってしまいました。眠ろうとしても頭の中が
ごちゃごちゃしていてすぐに目が覚めてしまいます。
このままいけばそのうちに寝込んでしまうんじゃないかと心配です。


 

郡山在住の30代女性です。
そうなんです!
酩酊感、脳の違和感、喉の痛みや痰の絡み、微熱。
集中力が無く、考えがまとまらない…
でも、それらを友人に訴えても「精神的なものじゃない?」と言われてしまい、何も言えなくなってしまいました。
悲しいです。


 

はじめまして。
2週間程前にこのH.Pを知り、精神的にとても助けられています。
福島県相馬市在住です。
空間線量は0.2マイクロ位です。
3月16日から3ヶ月程、一歳の子供と実家のある東京に避難していました。まだ原発が落ち着いついてないことや、除染などがまだされていない事で帰るのは躊躇いがありましたが、これ以上主人を1人に出来ず、一度戻ってきました。
帰ってからすぐに娘は風邪をひき、私はヘルペスに鼻血に下痢などの症状が出ました。
主人からはお願いだから放射能の事は忘れてと言われますが、子供を守りたいし、私もまた産みたい気持ちがあるので神経質になっています。
皆さんの書き込みを読んで、私だけじゃないと励まされました。諦めちゃいけない!!と確信しました。
今朝初めてEM 活性液を作りました。
怖がってるだけではなく、何かしなきゃと思いまして。
そうはいっても一歳になったばかりの娘にこの環境を強いることは良くないと気付き、また実家に帰ることを決めました。何が一番大切か、そう考えるともちろん娘で、周りから反対されたとしても私が守ってあげなきゃいけないって事に相馬に帰ってきて改めて気付きました。まだまだ精神的に弱い私ですが、母は強しで頑張ります。


 

いつもたくさんの情報をありがとうございます。

私の友達に原発から西に40キロ辺りの学校で教師をしている方がいます。
子供たちの様子が気になったので、

学校の子供たちは大丈夫?

とメールをしてみたところ、

鼻血を出す子もいないし、関東のお母さんたちが気にしすぎなんだよ、みんなこっちは元気だよ。

と返信をもらいました。

その方は、子供たちの様子からも特に放射線を心配している様子は全く見られませんでした。

明らかに放射線量は関東より高いのに一体どうなっているのか・・・と疑問いっぱいでした。

今そして今日のブログを読み、少しわかったようなきがします。
症状の出方が違うのですね。

体が放射能慣れしてしまうというのもあるのでしょうか?

目に見える症状がでていないために大丈夫と無防備になってしまっているとなるとさらに問題のようなきがしました。


 

コメントしてください
いつもありがとうございます。
私達、母親が知らないことを沢山教えてくださり
心から感謝しております。

先日、家族に移住をもちかけてみました。
鼻で笑われました。

「低量被爆は、生涯で0.5%しか癌が増加しないのに
そのためだけで移住するのか・・・?
放射能より、タバコや農薬の方かずっと体に悪い。
もともと日本人全体の30%は癌になるのだから
30年先の子供のことを心配する前に
きちんとした食生活や子供と向き合って健康的に楽しく暮らすように・・。」
と。

そんなレベルの問題なのかと???
もうよく分からなくなってきました。
私は、何か・・ものすごく恐ろしいことが日本に起こってる
気がしますが、周囲は普通にくらしてます。
公園を通ると子供たちは砂場で砂食べてます。

ここは東京東側です。(ホットスポット付近)
自分で測定して(中国産のものです)0,2マイクロシーベルト。
年間だと2~3ミリ弱くらいでしょうか。

家族いわく
インドは年間40ミリシーベルト被爆してる。
世界では2,4ミリシーベルトが平均である。
落ち着け・・・・と

そんな簡単な問題には思えません。
日本の子供を守りたいのです。

毎日モンモンとしてます

野呂様・・・
家族に反論、説得したくても知識がありません。
1ミリ超えたらどんなに危険か
説得できるお言葉を教えて下さい。。。

子供が私に乗っかり・・騒ぐ中。。。必死に書きました
乱文で申し訳ありません、

どうか宜しくお願い致します。


 

macyuさん、どこへまずあなたは逃げたいか。今のところはホットスポットだからと都内の別のところ?それとも、別の都道府県?
どこへ行くにもまずもって家族の理解が必要で、これがなければ、夫の反対は放射能の前に自分たちを攻め殺すほどのストレスです。
確かに放射能のないところへ行くことがいちばん安心で、とっとと北海道へ避難してきた人もいます。
でも、理論で勝たないことです。理論で夫を打ち負かしたらその家庭は終わります。(男というのは意外と心がせまいものです)
夫婦なんだから情で押しきれるように。ただいまと帰ってきたら、今日こそは!と待ち構えているあなたがいるから。
あちらも身構える。中国産のものは数値が高めです。まずは、夫にお茶や好物のおかずをだして。


 

もののさん、本当にそんな感じですね。よくよく聞けばみんな鼻血くらいは出しているのですが、なんともないように言っているようです。
ただ、本当に放射能のことを心配せずにあっけらかんとしているのがとても気になります。
そういうハイな状態になるような麻薬のような感じなのでしょうか?これからの解明です。あとでどっとこなければいいのですが。


 

夏さん、ヘルペス、鼻血はチェルノブイリの子供達のよくある症状でした。抵抗力が落ちています。
あきらめたらいけません。東京も汚染されているので食べ物によく気をつけてもらって。今は少しでも原発から離れていたほうが日々の放出が怖いので安全だと思います。


 

カメリアさん、そうですよね?やっぱり!精神的なものなのではなく、脳に対するヒバクだとしたら、大変です。私もまだ事務仕事が効率よくできないし、よく眠くなります。
かけはしの問診票ダウンロードしてつけておかれたほうがいいと思います。
周りの人のほうが、自覚症状がない分、気を付けないので危険です。あまりしつこく言っても聞かないなら、それ以上言っても、おかしな人扱いになります。でも、がんばって!


 

はとぽっぽさん、じゃ、家族全員で死ぬ?今までがおかしかった。お弁当につめるご飯などない子供達の方が地球上に多いのに何をくじけているの?
頭の上から放射能が降ってきているけれど、爆弾ふってきている子供達だって大勢います。みんな大変です。1日30kmも離れたところに水汲みに行くお母さんたちだっているでしょう?
昨日のNHKはひどいね。見ないようにしていました。お肉の茹でこぼし3回だかなんだか知らないけれど、そんなんでいくばくかの放射能が出ていくかもしれないけれど、そんなもの酸化している。まずはしっかり日本食にもどして、身体にいいものを探していみましょう。


 

コメントしてください
ご回答ありがとうございます。
お忙しい中・・感激です・・・。

あれから主人にもう一度相談したところ
東京都西(高尾山方面)(0、088マイクロ)
の主人の実家なら・・・仕事も通える範囲なので
家族で行ったり来たりの生活をしてみようかと言われました・・・。

私としては現在の住まいホットスポット(0、2マイクロ)よりは半分の値なので(年間1ミリシーベルトギリギリくらい)まだ、そのほうがまだマシ?かと思ってます。
同居も可能とのことで、子供の健康ためならそれもいいかなと
考えてます。
そして幼稚園も転園させようかと・・・思ってます。

本音は・・・乳幼児2人連れて北海道に行きたいです・・・
(涙)

これでも1歩前進でしょうか?


 

すみません。先ほどコメントを書いている途中で投稿してしまいました。
関東と福島では症状が違う…読んでいて、ものすごく怖くなりました。
3歳と0歳の子がいます。こちらは埼玉です。
周囲は普通に公園で遊ばせています。
市が計測したところによると近所の公園は地上5センチで0.11でした。
自分の認識と周囲とのギャップに戸惑っています。
EM1が届いたので活性液作って頑張ります。
いつも愛情あふれるブログありがとうございます。


 

北海道札幌市在住です。皆様の声をここで読んで、胸が締め付けられる想いです。随分と前になりますが、私は、子供を亡くしました。あの時の悲しさ、苦しさを誰にもさせたくありません。
 北海道に住んでいても、子供たちは大丈夫だろうか?夫の花粉症の酷さや私自身の頭痛や喉の痛み、胸の苦しさなど(先週、札幌又は北海道にも黄色い花粉が水たまりの周りに沢山溜まっていました。チェルノブイリの時も同じ現象があって、それを花粉の大量発生と報告されていたそうですが、本当なのですか?)色々考えだすと居ても経ってもいられません。 昨日のNHKの放送を観ました。まるで農薬を落とすのと同じではないのかと耳を疑いました。
 家族の間での意見の違いは、精神的に辛いものですね。私は主人とは、子供たちには気を使っていますが、実家の母が応援キャンペーンセールで果物などを買ってきてくれます。ありがたいのですが、困惑気味です。

どうぞ、どうぞ福島県の皆様、首都圏の皆様、小さなお子様をお持ちの全国のお父様、お母様方、気持ちをしっかり持って、子供たちを守り抜きましょう。悩んでいるのは、貴方だけではないことを分かって欲しくて、投稿しました。読んでくださってありがとう。


 

先日イタリアのところでコメントして、メールをいただいたものです。
コメントしたとおり、子供たちは2人とも発達障がいで、私がついていないと避難が出来ません。
でも、こちらを今日拝見して、とてもショックを受けています。
私自身、ずっと眠気がありますが、寝つきも悪く、熟睡できず、それは、もともとあるウツ的傾向のせいだと思い、たくさん残っていた薬をのんで暮らしてきました。
5月の連休明けには、10日ほどだるくてどうしようもなく、でも休むことも出来ずに早退したりしながら栄養剤の点滴をうち、仕事と家事をこなしてきました。
息子は引きこもり同然なので家の中にいますが、娘は登校しぶりで、先生には、学校に入れば大丈夫だから、無理にでも登校させてくださいといわれ、そうしてきました。
娘が、ここ半月ほど、足がいたい、足首が痛いといっていて、2日前からは突然の発熱(38.5度~37.4度)、のどの腫れで、クリニックでは風邪でしょうとのこと。
同じ症状の子がクラスにもいて、その子は兄弟でなっているとのこと。
私たちの居る地区は、福島市内でも毎時3~4マイクロはあると思われます。
高いといわれる渡利地区と、下水処理施設がある東浜地区にはさまれています。
ぬぐってもぬぐってもあふれだしてくるのは不安と恐怖だけです。
避難したいと思い続けてきましたが、夫と別居して長く、先日電話した時は、勝手にすればとのことでした。
私の仕事で食べており、仕事先は私が抜けると冗談抜きで業務が停止します。小さな職場でいろいろあって、実務をこなせるのが私しか居ないんです。
子供たちだけでも、発達障がいがあっても、受け入れてくださる先はありませんでしょうか。
私の両親に娘の放課後を見てもらっていますが、福島から離れるのは、どんな理由でもいやと言われました。
もう、どうしていいかわかりません。
涙も出ません。


 

みかさん、もしも、本当に放射能の被害のことを分かっている人が総理大臣ならば、福島県80km圏内を閉鎖するでしょう。子供たちだけでも。あれだけの高線量の上を歩いているのですから、足がいちばん先に被曝するはずです。とても心配です。
いますぐにできなくても、親子3人ならどこへ避難するか、頭の中に入れておいた方がいいと思います。
障害者のネットワークとつながって、みんなで要求をだしていかなければ立ち行かないこともあるでしょう。
自分と同じ家庭環境の人たちみんなと一緒に階段をあがっていくつもりで。それが事故を経験するということです。放射能対策だけじゃなく、日本のできていないところ、全部さらけだしてきます。それが放射能です。


 

macyuさん、自分のことをでかした!とほめてあげて。事態が動いたのだから。
階段は上がれば、試練は大きくなるから。どんどん頑張るしかないんです。頑張れ頑張れ!


 

けいこさん、まず、この災難にあっているのは自分だけではない。症状が速く出ているのなら(それが放射能のせいか証明できなくても)、それはシグナルを受け取った人たちにできることをやっていくしかないのです。シグナルが遅く出る人たちがどんな大変な目にあうのか。
あっているのに、シグナルと気づいて対処しない場合。
水、食べ物やれることはとにかくあきらめないでやり続けてください。チェルノブイリでも努力した家とそうでない家の子供の、体内汚染値の違いは明確でした。


 

chacoさん、ホットスポットの隣町ということで大変心配ですね。私の娘はアレルギーで、牛乳が飲めませんでした。だいたい良くなったころ別の保育園にうつり、そこではお昼寝のあと牛乳が出されるのです。たまたまその日は早く迎えに行きましたら、一人正座して牛乳を待っている娘がいました。それは彼女にとって、普通の子と同じになれた(などど4歳児が思っているかどうかわかりません)証なのかどうか。やれやれ。そんなもん、アレルギーだから飲ませてくれるなと保育園にモンスターのように言った私です。6歳までは飲ませないで、抵抗力を安定させたい。
毎日心配で押しつぶされそうで避難できるのなら、したほうがメンタルにいいでしょう。避難してしないほうがよかったと悩むなら、もう少しそこで闘うしかありません。
動けないなら親たちでもっと勉強会を開いていかなければならないでしょう。