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'11/6/18

広島市長が所信表明


 広島市の松井一実市長は、17日に開会した市議会定例会で所信表明した。「自分の使命は広島を世界に誇れるまちにすることだ」と強調し、市の新たな活性化策として「観光起こし」などに取り組む姿勢を打ち出した。

 松井市長は4月に就任した後、初の定例会に臨んだ。市政運営では、市長選で掲げたキャッチフレーズ「対話・ビジョン・実行」を基本方針と説明。主要施策の三つの柱として「活力にあふれ、にぎわいのあるまち」「ワーク・ライフ・バランスのまち」「平和への思いを共有するまち」の実現を掲げた。

 具体策では広島駅周辺(南、東区)と旧市民球場跡地周辺(中区)について、東西の都心核と位置づける「楕円(だえん)形の都心づくりという新しい発想が必要だ」と述べた。

 市長の退職手当の削減や職員の定数、給与への切り込みにも言及した。主要基幹道路の整備など基盤整備を進める方針を示した。

【写真説明】所信表明する松井市長




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