東山だより NO36
特定非営利活動法人自立生活センターK2
〒277−0074 柏市今谷上町59−1
рO471−76−8114 fax0471−76−8116
ホームページ http://members.jcom.home.ne.jp/k2.hrk/
メール chiba.jrtc.k2@jcom.home.ne.jp
2001年4月21日発行(毎月6回4と8の日)増刊1195号
機関紙目次
目次
伊藤宏樹さんの不慮の死に際して・・・・・・・・・・・・・・・古賀芳夫
自立生活のための宿泊体験をやってます
自立生活をはじめて・・・ 伊藤宏樹
伊藤宏樹君を偲んで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鈴木 昇
伊藤くんがなくなるなんて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・広川徳子
伊藤宏樹君の思い出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中村文秋
伊藤宏樹くんのこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・渡辺江位子
伊藤宏樹君を偲んで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・恩田弘幸
宏樹くんへ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川井文孝
ガイドヘルパーの交渉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中村文秋
かしわっ葉まつりの報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・K2
K2事務所内に相談室を新設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・K2
清水高校の同和教育講演会に出席して・・・・・・・・・・・・鈴木 昇
会員の皆様方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・K2
伊藤宏樹さんの不慮の死に際して 古賀芳夫
2001年3月31日午前1時過ぎ、K2で自立生活を開始していた伊藤宏樹さんが急
性心不全のため突然なくなりました。風邪気味で介助者の確保が難しかったため、4日ほ
ど前から病院に入院していての突然の出来事でした。
病院の話では、風邪や肺炎は回復していたそうです。深夜、痰が出たのでそれを吸引し
ていた最中、突然心臓が停止したそうです。
私たちに連絡がきたのは午前2時ごろでした。
伊藤宏樹さんは、k2で自立生活を開始されてまだ半年しか自立生活をしていませんで
した。彼が、どれほど自立生活に自分の夢をかけていたかは、彼が残した文章や生前K2
の人々との会話のなかにもいくつも残されています。
K2で自立生活をしている他の人々も、彼の障碍が重度であり特に様々な支援が必要で
あることを認識して、3月26日、柏市との話合いを行い、彼に対する行政の支援を検討
してくれるよう了解を取ったりしていました。彼が無事病院から退院していれば、今年度
そうした支援が開始される予定でした。まことに残念な結果となりました。
人が生きていくことが容易なことではないことは、彼の人生を通しても私達は学んでい
ます。こうした道を一人一人誰でもがとおっていかなければならないこともまた事実です。
彼の肉体はこの世から去りましたが、彼の希望や夢そして不安は、今後の私達自身のもの
でもあります。そうした彼の意思や気持ちを汲み取りつつ、私達は、一人一人が人間とし
て尊重・尊敬される自立生活のあり方を確立するよう努力していくしかないと思います。
最後に、伊藤宏樹さんの意思を確認するために、次のページに彼が書き残した文章を
掲載させていただきます。なお、彼は今年度、機関紙係の予定でした。
自立生活のための宿泊体験をやってます
障碍者の自立生活と社会参加を支援していくため、自立生活センターK2では、自立生活をはじめたいと考えている障害者のために、宿泊体験を実施しています。 9月4日から5日にかけて、現在、四街道市で暮らされている伊藤宏樹さんが自立生活センターK2の会員である恩田浩幸さんのアパートでの一泊二日の宿泊体験を行います。 伊藤さんは、神奈川県川崎市で生まれたそうです。しかし、小学校3年生のころから四街道市にある養護学校に入学され、また筋ジストロフィーのために下志津病院へも入院され、その後ずーっと千葉県で暮らしてきたそうです。高等部卒業後は、病院での生活だということです。 その病院には入院している障碍者も多くいて、その中には自立生活を開始する人たちもいたそうです。伊藤さんは、間じかに先輩の自立生活の開始を見、またいろいろと話を聞くうちに、自分も自立生活を始めたいと考えるようになったそうです。その先輩は、東京都の八王子市で自立生活を開始されたので、これまで八王子のほうには何度が訪問して自立生活のための学習も深めてきたそうです。 今回、K2と連絡をとり宿泊体験をしようと考えたのは、もう自立生活をする気持ちが固まってきたことと、K2との関係で自立生活を開始するように考えたからだそうです。なぜK2との関係で自立生活をしようと考えたかというと、伊藤さんの支援をしている人の中にK2のことを知っている人がいてK2を紹介されたからだそうです。 伊藤さんに、なんで自立生活をはじめようと考えたのかを質問してみました。答えは「もっと自由な生き方をしてみたいから」というものでした。施設にはいろいろと条件は整っているようですが、障碍者本人の意思の自由を保障するものは「自立生活」の方向だと考えられたようです。病院暮らしも10年をすぎ、いろいろ考えた末に決断されたと感じられました。 K2では、伊藤さんの自立生活が保障できるように全力をあげて協力していくつもりです。障碍者の自立と社会参加を支援していこうと考えている多くのかたがたの協力もお願いいたします。 なお、実際の宿泊体験については、次号で本人のインタビューとして報告したいと思います。請う!ご期待! 文章責任 古賀芳夫(9月4日記)
自立生活をはじめて・・・伊藤 宏樹
柏で自立生活をはじめて早いものでもう、3カ月が過ぎようとしています。 自立したいと思いはじめたのが高校3年生の時に同じ病院に入院していた先輩がこういう生活もあるんだと言う事を教えてもらい、やってみたいと思いました。それで卒業後、東京の八王子に6回ほどの介助者を使いながらの自立生活のための研修を2年ぐらいかけてやりました。そして、やっとの思いで夢の自立生活をはじめる事ができました。 はじめてみての感想はやっぱり、今まで病院にいたので時間が自由に使えて楽しいって言うのが一番ですね。これまでで大変だった事はひとつに介助者との問題で時間どおりに来なかったり、急に休まれたりといろいろと不安な時が何度もありました。これからも介助者との問題は必ずと言っていいほどあると思います。 もうひとつは生活していく上で体調管理が一番、大変だと思いましたね。自立して1カ月ちょっとで体調をくずしてしまって、しばらく治りきらずに今までいた下志津病院に1週間ほど入院しました。今後は体調には特に気をつけたいと思いました。それではこれからもよろしく御願いします。
「伊藤宏樹君を偲んで」 鈴木 昇
「普通の社会で暮らしてみたい」という願いが叶い、「筋萎縮症(筋ジストロフィ一)」のた
め重度の障碍(24時間要介護)をもちながらも、地域の中で暮らしていた伊藤宏樹君(22
歳)が亡くなり、一ヶ月が経った。 中学生の頃からずっといた病院を出てはじめた「自
立生活」にもすっかり慣れ、時には友達を家に呼んでいっしょに音楽を聴いたり、駄弁(だ
べ)ったり、ボランティアと外出したりと毎日、毎日精一杯に生きていた宏樹君。毎日来
る介助者確保に苦労しながらも、「自分の介助者を自分で探すのも自立のひとつ」という考
えをもてるようになっていた宏樹君。この先、いっぱい、夢や希望があっただろうに。ま
だ22という歳(とし)で死んでしまうなんて、ほんとうに残念でならない。伊藤君には
もっともっと生きていてほしかったし伊藤君自身の存在を社会に示して欲しかった。
ご冥福をお祈りいたします。
伊藤くんがなくなるなんて 広川徳子
伊藤君が亡くなった。
あまりに突然だったので、やり場のない悲しみをどこに持って行っていいのか分からな
く・・。一週間前にK2のスタッフの送別会で会った時には元気そうだったのに。
22才、若すぎるよね。
これからやりたい事沢山あったはずなのに。そう思うと、とても切ないです。
私も、もっと話がしたかったし、みんなで一緒に外出もしたかったのに。
もう会えないけれど伊藤くんの爽やかな笑顔、ずーっとみんなの心の中にいるからね。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
伊藤宏樹君の思い出
中村 文秋
去る、3月31日の日に伊藤 宏樹君は22歳の生涯をとじ、いたたまれない気持ちで一
杯です。伊藤君とは色んな話しをしていたので、まだ亡くなったと言う実感がありません。
伊藤宏樹君とは、車椅子で南柏の周辺によく一緒に行き、ぶらぶら車椅子で動いていま
した。ぼくの気持ちとしては、もう少し生きて自立を続けて欲しかったです。自宅に行っ
たりして、色々お互いプロレスの事や格闘技の事をいっぱい話したね。風邪が治り元気に
なったら一緒にプロレスに行こうね。と約束をしたね。でも、それに行けなくて僕はとて
も残念だ。いい話し相手がいなくなった事は、非常に残念だ。これからK2の皆で伊藤君
の分まで生きるから天国で見守ってください。また、いつか会う日まで待っていてね。じ
ゃあね。バイバイ。
伊藤宏樹くんのこと 渡辺江位子
「おとなしそうな人だなあ」というのが、初めて伊藤くんに会った時の印象です。声を
かけても二言、三言で会話が途切れてしまい、気まずい空気が流れることもしばしば・・・・・
どういう風につき合っていけばいいのか、と悩みつつもなぜかとても気になる存在でした。
私にとっては一ヶ月間という短いK2での付き合いでしたが、視線が合った時のニヤリ
とした笑顔、冗談まじりで言われた何気ないきつい一言、四月からの事務のことをずっと
きにしていた姿、等々、今でも昨日の事の様に頭に浮かんできます。約半年の自立生活、
二十二年の人生、本当にこれからというときに・・・・。でも伊藤くんのことはきっと皆
の心の中にいつまでも刻み込まれていると思います。
たくさんの思い出、ありがとう。
伊藤宏樹君を偲んで
恩田浩幸
去る3月31日に、大変残念なことに、伊藤宏樹君が亡くなりました。
3月の下旬頃に、風邪の為に微熱が続いていました。それで、ホームドクターとの相談
の結果、大事をとって入院することに、なりました。3月30日には、検査の結果、良好と
いうことだったそうです。その日の夕方に、K2スタッフの渡辺さんが、お見舞いに行っ
た時は、大変元気だったのですが、夜中にタンがからんで、処置をしてもらったのですが、
31日未明に亡くなってしまいました。
私が最後に、会ったのは3月24日のお昼頃に、介助人の方と私のアパートに来てくれ
少し話したのが最後でした。その時は、あまり話さずに帰って行きました。
今となっては、悔やまれます。31日の午前7時半ごろに古賀さんに、伊藤宏樹君が未明
に、亡くなったと聞いて大変驚きました。それから伊藤君の、アパートに行って顔を見た
のですが、苦しんだ様子も無くまるで、眠っているような状態でした。
4月1日の告別式には、K2の皆で行ってきました。約半年で伊藤君の自立生活は終っ
てしまいとても残念に思います。以上です。
宏樹くんへ
川井 文孝
ひろきくん、しんでしまったらざんねんだが、おれはかなしく思っている。しかし、
シャレをしてしまってすまん。これがおれのシャレだったんだ。にどとシャレを言わない
ようにする。しんぺんかいじょのとき、いろいろだけどしょっきもあらったり、せんたく
のこともしたしフロのときもあった。しかもあいかわらずよくわらってくれたよな。かい
ものもしたこともあった。おわりになるけど、よくおれもがんばったよ。やるだけやった。
わかれにひとつだけいわせてもらうよ。(サラバ)だ。
ガイドヘルパーの交渉 中村 文秋
昨年、年末年始にガイドヘルパーを使いたく市役所の担当者に電話で連絡しました。そ
のとき、市役所の担当者の方は連日のガイドヘルパーは使えませんと言われました。しか
も、正月の買物に出かける場合一日のみ使えると言う返事でした。私は納得がいかず、鈴
木さんと白谷さんと私の三人で市役所に交渉に行きました。担当者の方にどうして使えな
いのか理由を聞きました。私たち車椅子利用者は自薦ヘルパーで直ぐにでも対応できるが、
視覚障碍者の方は市の派遣するヘルパーなので直ぐに対応できないので不公平になってし
まうので今回は使えないということでした。私たちは粘ったのですが、それ以上の回答は
でませんでした。この件は責任者に伝えますと言うことで話は終わりました。年が明け責
任者の方と話す機会が出来ました。今年から使えますという返事でした。年末に私たちが
交渉に行ったから、このような結果になったと思います。
これからも納得いかない事は交渉していきたいと思います。
K2としての柏市との話し合いは、今年に入ってからでも、1月、2月、3月、4月と必要なときに市役所まで出かけていって、積極的に行っています。 ただ、ニュースとしてそれを掲載していないのは、話し合いにいった障碍当事者に書いてもらおうと考えていて、その人たちが自分のペースで文章を書き上げてくれるのを待っているからです。 昨年の今ごろは、文章を書くことについて非常に困難を感じる人たちが多かったと思いますが、最近では、自ら情報を発信していかなくてはいけないと考えてくれる人たちが増えてきていて、マイペースですが、機関紙用の文章を作ってくれるようになってきています。 もうしばらくすると、もっと多くの情報を障碍当事者の立場から発信していく機会が増えていくと思います。 ゆっくりとお待ちください。 そしてまた、会員のみなさんや、読者の皆さんからの感想、意見、投稿などもお待ちしております。身近な周辺で起こっている、障碍者解放や自立生活にかかわる情報など、ぜひともご提供いただければ幸いです。 |
かしわっ葉まつりの報告
3月11日に柏市役所駐車場にて行われた「かしわっ葉まつり」、K2はバザーに参加、
日用品、雑貨等を販売しました。
風はありましたが、良い天気にも恵まれたくさんのお客さんでにぎわい、皆大きな声で
呼び込みをしていました。
お客さんと値段の交渉をしたり、品物の説明をして売り込んだりと楽しい時間をお客さ
んと共に過ごせたと思います。
販売の合間には、他の団体、施設等のバザー売り場を見に行ったり、お昼をたべたりと
のんびりした時間も持てました。
今回の様なバザー等を通じて、地域の中に出て行く機会、K2をより多くの方々に知って
いただける機会を今後も継続して持っていけたらと思います。
K2事務所内に相談室を新設 K2事務所にご来訪いただいたかたには、すでにお分かりだと思いますが、この度K2事務所内に相談室を作りました。 この相談室は、相談がないときには、開放されていてありません。普段の広いK2事務所と同じです。ですが、相談者が見えたときには、戸を横滑りさせて仕切りをし「部屋」を作ります。レール式のすべり戸です。車いすが通っても引っかかることは、ありません。バリアフリー対応です。広さは、6畳ほどあります。 戸の上の方が吹き抜けとなっていて、風通しが良くしてあります。 相談なさりたい方は、いつでもお寄りください。K2メンバーが対応いたします。 |
「清水高校の同和教育講演会に出席して」
自立生活センタ一K2 鈴木 昇
2月8日に県立清水高校で同和教育の一環として行われた障碍者問題を考える会に、
(学校からの依頼で)地域で生活している私を含めた五人の障碍者が出席し、同校の一年
生を対象に、障碍者の現状や将来の希望などについて話をしました。わたしの担当はM1A
(機械科)のクラス。教室が三階にあったので、先生と生徒さん達に手伝ってもらい、電
動車椅子ごと上りました。高校生の前で話をするのはまったくの初めてだったのでかなり
緊張し、実のところ何から話していいのか色々と迷いましたが、幸い(?)、生徒さん達が質
問を用意してくれたので、それに答える形で以下のような話をしました。
1. どんな障害でしょうか?
「私の障碍は、進行性筋萎縮症(筋ジストロフィ一)といって、主に手足の筋肉が徐徐に
衰えていく難病です。十歳のころから歩行に不自由を感じるようになり、二十歳のとき、
歩行不能になりました。」
2.小、中、高など、どの学校でどんな勉強をしましたか?
「小学、中学は健康な友達と一諸に通学し、一諸に遊び、一諸に勉強しました。しかし、
体操だけは体が不自由なため皆と同じようには出来ず、それが唯一悲しくおもいました。
高校には、自転車にも乗れず通学できないため行くことが出来ませんでした。」
3.卒業後の選択は?
「二十代後半に施設へ入所し、そこで長い年月を過ごしましたが、施設の仲間達が自立
していくのを見て、自分も施設の中だけで終わりたくないと思い、一年半ほど前から学
生や主婦など健常者の介助を受けながら、地域の中で生活しています。」
10
4.どんな社会を望んでいますか?
「私達は障碍が重度であっても地域の中で健常者と共に普通に暮らしていくことを望ん
でいます。
ひとりでも多くの障碍者が生活できる社会になるように、少しずつでも行政や地域の
人々に働きかけ、理解と協力を求めていきたいと思っています。」
拙い(つたない)話しでしたが、生徒さんたちは静かに良く聞いてくれました。そし
て最後に生徒さんひとりひとりが感想文を書いてくれました。その中から、いくつか紹
介させていただきます。
「僕は鈴木さんの話を聞いて,障害というものは自分で気がつかないうちになってしま
ったり、進行していくものだということがわかりました。そして障害を受けてしまった
ら、生活も大分変わってしまうのですね。でも鈴木さんはその中でも挫けず、少しでも
地域ので自立していきたい、生活を少しずつ変えていこうとしている。僕達は今まで,(障
碍者のことを)何も考えていなかった。今からでも遅くないと思うし,僕ら自身がかわっ
ていかなければいけないんじゃないか。そして考えるだけでなく、自分自身で行動で表
わしていく必要があるんじゃないかとつくづく思いました。」
「自分は障碍者という人達に対して、偏見をもっていないと言いながら、内心持っている
というのが現状です。だけど今回の鈴木さんの話を聞いて,少し考え方が変わりました。
自分を含め大体の人は,障碍者と聞いただけで,少し引いてしまいます。何故でしょう。
一諸にいると変な目でみられるから? 五体満足でないから? それとも情けでしょうか?
ですが、なんと言っても同じ人間であるということを忘れてはいけないと強く実感しまし
た。」
「今まで(障碍者のことをビデオとかでとかで見たことなかったけど、きょう間近で話を聞
11
いてみて、小中学生の時にいろいろな辛い経験をしていたんだなあと思いました。病気の
名前がわかっていても、良い治療法がないのが現実。でもこれから解明されていくと思う
んで、これからもがんばってほしいと思います。」
「いままで自分は障碍者を差別していたけど、今日の話でいろんなことがわかり、自分が
なさけないとおもいました。」
清水高校の生徒の皆さん、どうもありがとうございました。
自立生活センターK2では、障碍者の自立生活の確立を推進するため、様々な活動を行おうと考えています。障碍当事者のための生活支援相談事業は当然ですが、今回の鈴木さんの報告のように様々なところへ出かけて、障碍者の生活や意見、考え、感覚、要求、希望など、障碍があるとされている人々のことをあらゆる角度から様々な人々に理解してもらう取り組みも推進したいと考えています。 もしこのような障碍者のことや障碍者問題について、いろいろと学習したいとお考えの個人、企業、学校、行政の方がいらっしゃいましたら、ぜひK2までご連絡ください。 ご相談のうえ、研修や学習のためのお手伝いをいたします。 |
会員の皆様方、会費納入・カンパ |
よろしくお願いいたします。
振込み用紙を同封いたしております。年会費の更新・カンパ等よろしくお願いいたします。
会員になってくださった方、継続してくださった方(2月1日から3月31日まで)
新規(★)または更新(正会員=正、支援会員=支、利用会員=利、介助会員=介)
<正会員>中村文秋、<介助会員>★木村節子、保坂久美子、<利用会員>田村忠男、
<支援会員>大谷千代美、仲井真由美、仲井憲治
寄付をいただいた方
赤木静、染谷千恵子、坂根千代忠、中村文秋、熱田弘幸
会員になって支援してください
自立生活センターK2は障碍者が中心になって地域に住む障碍者の方々に各種のサービス
(介助・移送・生活相談・情報提供等の各種事業)を提供し、障碍者の自立と社会参加実現のた
め、どんなに重度な障碍者でも町の中で普通に生きていけるようにと活動を行っています。
経費は柏市からの助成金や会費・各種事業収益などです。しかし活動が拡大するに従い、
事務所の狭さ・スタッフ不足・慢性的な資金不足などなどに悩まされております。私どもの趣旨
をお汲み取りくださり、会員として支援してくださいますようお願い申しあげます
正会員 年間 一人 5000円
介助会員 年間 一人 3000円
支援会員 年間 一人 5000円
団体会員 年間 一団体 10000円
〔郵便振替口座番号 00120−1−53022 自立生活センターK2〕