ポニョのネタバレあり
管理人はこのスレ見てからもう一度見ようと思いました。
かなりレス番いじくって引用してます。
2008/09/03 21:30追加更新:
497氏からメールにてコメントを頂いたので記事末尾に掲載いたしました、興味ある方はご覧ください。
30 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 21:11:06 ID:gI67iKAK
ポニョ見てガクガク震えた俺がきましたよ。
この映画はすげえよ。神かは知らんがすげえよ。
間違いなく宮崎駿の集大成だ。
ここでチラ裏させてくれ。
俺の知識は一夜漬けレベルなので詳しい人は補完たのんます。
宮崎監督は神話の要素を毎回出してくるけど今回もてんこ盛りだったな。
自分の考えをまとめるために、一応書き出してみると、
・トンネル: 別世界への通路。人じゃないモノ(死者や精霊)に会えたりする。
・言霊: 名前。約束。問いかけと返答。
・食べ物: 命を分ける。食べた人の存在が変わる(千と千尋の両親とか)。
今までの映画でもよく出てきたのはこの辺か。
33 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 21:37:44 ID:gI67iKAK
これに加えて、ポニョであからさまだったのは数字の「3」。
これについてはちょっとウンチクたれます。
ウザいだろうけど我慢してほしい。
神話の世界では、3はちょっと特別な数なんですよ。
3回、とか。3日、とか。3兄弟、とか。
イザナギが黄泉の国から逃げるときに使った道具は3種類、とか。
3匹のこぶた、とか。
34 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 21:49:23 ID:gI67iKAK
で、何かに3回トライして、
3回ともクリアーしたらすごく良いことがおきて、
1回でもミスしたら自分の身にかよくないことが起きる。
何でか知らないけどそういうもんなんだからしょうがない。
例えば、イザナギは3回とも成功してこの世に帰ってこれたけど、
3匹のこぶたを襲った狼は3回目に失敗して死んでしまう。
神話の中で「3」でなにかしようとするのは
ハイリスクハイリターンな賭けに出ることだ、って言えると思う。
35 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 22:18:32 ID:gI67iKAK
あと、「境界」。
宮崎映画で違う世界が出てくると
死後の世界だーとか言ってる奴らが多いけど
必ずしもそうじゃないぞ。
境界はもっと、あれだ、どこにでもある。
36 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 22:25:48 ID:gI67iKAK
火、水、土なんかが向こう側の世界の入り口だ。
トンネルを通ったり、
灰を使ったり、泥を身体に塗ったり、
扉を開けたり、なぞなぞを解いたりすると、
向こう側にいける。
37 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 22:41:24 ID:gI67iKAK
境界を越えやすい特性っていうのもある。。
子供。女。
まっすぐ歩けない人(片足になんか起こるケースが多い。シンデレラ)。
なんか二つ以上の生き物がくっついちゃったようなやつ。
フジモトがわざわざカニ除けの結界を張らなきゃいけなかったのは、
カニがまっすぐ歩けない=境界を越えやすい生き物だからだろう。
水陸両用なのも境界を越えやすい体質って言える。
半魚人とかモロ。
38 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 22:45:06 ID:gI67iKAK
そんなんで境界を越えるのは結構簡単。
でも向こう側で長くとどまると危険。
世界のバランスが崩れて、ほころびが生じる。らしい。
自分が死ぬだけじゃ済まなくなる。
アルマゲドン並みの悪いことが起こってしまう。
何でか知らないけど神話ではそういう決まりらしい。
39 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 22:47:57 ID:gI67iKAK
じゃあどうすればいいかというと、いくつか方法があって、
・すぐに戻ってくる(トトロ)
・向こう側の特性(食べ物・名前)を得て、別の存在に変質する(千と千尋)
・世界のほころびを閉じられるほどの大きな挑戦をし、成功させる。
…他にもあるけれど、
ポニョを考える上ではこれさえ踏まえればOK。
40 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 22:58:43 ID:gI67iKAK
あ、あと、神話の中では、物事の順番はそんなに重要じゃない。
たとえばシンデレラで片方の靴をなくす場面は最後の方で出てくるけど、
シンデレラが境界を越えて不思議な力を手に入れるのは物語のはじめの方。
モチーフが出てきたことだけが重要。
ポニョもモチーフ詰め込みまくってるけど
順番は考えなくていい。
41 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 23:02:43 ID:gI67iKAK
だらだら書いてすまん。まとめるの下手なんだ、俺。
さて、本題だ。
俺の個人的な結論を書く。
「崖の上のポニョ」は、宮崎映画史上、初めて
境 界 を 決 定 的 に 越 え る 物語だ。
42 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 23:08:31 ID:Id8Z4VKh
ほー
43 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 23:14:21 ID:gI67iKAK
宮崎作品で描かれるのは、いつも、境界の向こう側とこっち側が重なったときに起こる話だ。
主人公は境界を行ったり来たりするけど、今までは絶対に「帰ってきた」。
アシタカははっきりと別々に暮らすことを宣言するし、
ハクは「振り返らずに行け」と送り出して、
千尋は手を振って決別する。
「ジブリ映画には『元の世界には戻れないかもしれない』というスリルが足りない」
と言われていたくらいだ。
44 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 23:20:31 ID:Id8Z4VKh
ふむふむ
45 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 23:22:05 ID:gI67iKAK
今までは頑なに守ってきた
絶対に戻れない一線を越えて、
宗介(宮崎)はとうとうあちら側に行くことを「選んで」しまった。
しかも、周りの人全てと、母も道連れにして。
この点で、ポニョは他の作品と決定的に違う。
・・・で、ここからは映画の実際のシーンで検証していこうと思う。
絵コンテ集ゲットしたぜー。
57 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:04:09 ID:LbQ/vEhB
>>45
なるほどな
おもしれぇ
47 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 23:28:46 ID:gI67iKAK
モチーフが多すぎて何から書けばいいかわからん・・・。
一番みんなが引っかかってるところから行こう。
結局、婆さんたちが立会人になってやったことは何だったのか。
俺は、「神からの問いかけに3回正しく答えられるか」という試練だったのだと解釈している。
49 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 23:34:19 ID:gI67iKAK
この場合、質問形式じゃなくてもコール&レスポンスすればいいので、
グランマンマーレの言葉に3回反応すればクリア。
「あなたはポニョがお魚だったのを知っていますか?」
「うん」
「ポニョはあなたの血をなめて半漁人になったんです」
「そっかぁ(略。喜ぶ宗介)」
「ポニョの正体が半魚人でもいいですか?」
「うん」
はいクリアー。
50 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 23:36:00 ID:Id8Z4VKh
そんなんでいいんだ・・
51 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 23:44:53 ID:gI67iKAK
>>50の気持ちはわかる。
映画の中で宗介の気持ちを追っかけてきたうちらには当然の受け答えだよな。
でも考えてみろ。
冷静に考えれば相手は化け物だ。
人間に変わったポニョだけじゃなくて、
あの気持ち悪い鳥と魚のキメラみたいな姿も含めて
「好きだ」と心から言わないとだめなんだよ。
ちょっとでも迷ったらアウト。超瀬戸際。
宮崎監督以外だったらものすごい盛り上げるシーンだと思う。
そうは見せないのが宮崎クオリティ。
55 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:01:41 ID:Id8Z4VKh
>51
「ちょっとでも迷ったらアウト」か。
人生迷いまくりの俺にはとてもむずかしい世界なんだな
52 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 23:55:40 ID:gI67iKAK
グランマンマーレが「ふるーい魔法」って言ってるのも、
宗介とグラン母の問いかけのことだと思う。
で、グラン母はこうも言っている。
「ポニョは人間になりたくて魔法のふたを開けてしまいました」
こっちの魔法はなにかっていうのがいまいち分かんないんだけど、
時系列無視でいけば一つ思いつく。
「3回生まれ変わること」だ。
この辺から絵コンテみながら書くのでコメントが遅くなります・・・
56 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:01:50 ID:oGsfp2+u
生まれ変わるモチーフは3回出てくる。
透明な円いもの(卵のモチーフ)を割って、中から出てくるシーンだ。
1回目: ビン
2回目: フジモトに泡の中に閉じこめられ、妹たちに食い破ってもらう
3回目: ラストのキスシーン
58 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:08:13 ID:oGsfp2+u
生まれ変わるためには、一度死ななければならない。
死のモチーフは「眠ること」だ。
フジモトがあれだけポニョが眠るかどうかを気にしていたのは、
眠らなければ魔法が成立しないからだったのだと思う。
54 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 23:58:54 ID:tdnE6vgj
>>51
> 宮崎監督以外だったらものすごい盛り上げるシーンだと思う。
> そうは見せないのが宮崎クオリティ。
51が言うところの「そうは見せないのが宮崎クォリティ」を
過去の宮崎作品で例示してもらえると、わかりやすくてありがたいんだが。
59 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:14:37 ID:oGsfp2+u
>>54 過去の例、今、思いつかないんだよなぁ。
ハウルなんかに隠れてそうだけど。
鈴木プロデューサーが「仕事道楽」って本で
「宮さんはサービス精神が足りない」って言ってるし、
客受けをねらわなきゃいけなかった今までは
周りに説得されてわかりやすく変えてるところもあると思う。
60 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:17:00 ID:AmeZh4tx
千尋やハウルあたりに隠れていそうだね
63 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:28:46 ID:7/ttP1mo
>>59
THX
他の作家:神話的要素を要所に引用して話を引き立てる
パヤオ:神話的要素をごく当たり前のものとして引用して、神話的な世界観を組み立てる
という認識でよいのだろうか。
65 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:32:34 ID:oGsfp2+u
>>63
そうそうそう!!
頭いいなあぁ。
俺そういうことが言いたかった。
61 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:18:03 ID:oGsfp2+u
そのかわり、ポニョでは宮崎クオリティが満載だぞ。
と、俺は勝手に思っているぞ。
顕著なのが、ポニョが人間の女の子になって家に来たシーン。
あそこは、化け物に取られそうになっている息子を守ろうとする
母の戦いのシーンだと俺は思っている。
あそこでリサは、3回の魔法を使って、失敗している。
62 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:22:03 ID:oGsfp2+u
リサは割と最初の方からポニョに対抗しようとしているんだよ。
順番関係なく思いついた順に書いていくね。
幼稚園に行く車の中ではまだ気づいてない。
多分、バケツの中をちゃんと見てないんじゃないかな。
64 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:29:27 ID:oGsfp2+u
最初に異変に気がつくのは、連れ戻されたポニョを追って海に入っていくシーン。
ホラー映画だったら、化け物に魅入られた少年が
幻覚見たまま溺れ死にかけるところだ。
ここで宗介は、リサの呼びかけに「答えない」。
リサは力ずくで連れ戻すけど、帰りの車の中でも宗介の反応は薄い。
宗介の反応が元に戻るのは、リサとソフトクリームを「分けて食べた」あと。
66 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:39:30 ID:oGsfp2+u
ソフトクリームの後は、ちゃんとリサの言霊が宗介に効いてる。
「今日はもう海に降りないでね」
「もうおうちに入りなさい」
67 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:42:44 ID:oGsfp2+u
で、問題の、リサの戦いのシーン。
ポニョが魚だったって息子があれだけ言ってるのに
リサが落ち着きすぎだという批判を聞くけど、こう考えたらどうだ?
リサは、ポニョが宗介を連れて行こうとした化け物だと直感的に気づいている。
ポニョの逆鱗に触れないように、細心の注意を払って会話をしている。と。
69 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:53:04 ID:oGsfp2+u
リサの闘いっぷり。
・ 非常用ランタンでポニョの両手を封じる
・ タオルで水を奪う
・ 明かりをかざさせることで常に自分の近くにポニョを置く
で、3つの魔法。文明の利器を3つ復活させればOK。
「水がでるかな?」→ついた
「ガスはつくかな?」→ついた
電気 → 失敗。
70 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:55:29 ID:oGsfp2+u
電気はポニョが復活させるけど、
おまじないは最後までひとりでやらないと効果がないっていうのは大前提だから。
ポニョが手を出しちゃった時点でアウトー。
71 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:57:11 ID:AmeZh4tx
そんな見えぬ戦いが・・
72 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:58:52 ID:oGsfp2+u
最後の手段。
食べ物。
こっちの食べ物代表、チキンラーメン。
ポニョの世界はこっちと結構リンクしてるから、
決定的にこちら側の食べ物って言うためには
「火を通してある」ことが大前提。
生のハムと蜂蜜ドリンクはポニョの世界にもあるものという設定だと思う。
さて、よく思い出してほしい。
ポニョは、熱の通ったハムを、飲み込んだか?
94 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:13:46 ID:p5ySi/lE
考察すごいコワイけど面白いね。ゾクゾクする。
ポニョはこれまでの宮崎作品の締めくくりというか、答えのような気はしてる。
>>72
疑問。ハムって、製造過程で火を通すっていうか、燻煙するし、こっちの(陸上の)食べ物だよね。
でも、蜂蜜ドリンクのほか、3種類食べなきゃダメとかなら納得。
96 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:24:00 ID:oGsfp2+u
>>94
それもそうなんだよなぁ・・・。
そこは実は俺もよくわからない。
蜂蜜ドリンクだって、お湯入ってるからこっちの食べ物じゃーんとも思うし。
ただ、小道具として「ベーコン」じゃなくて「ハム」を選んだあたりに
監督の意図があるんじゃないかと勝手に思っているんだ。
73 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:00:59 ID:7/ttP1mo
>>65
65 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 00:32:34 ID:oGsfp2+u
>>63
そうそうそう!!
頭いいなあぁ。
俺そういうことが言いたかった。
そうかそうか。
あとこれはよく言われてるけど、宮崎作品って作品の引き出しのパターンが少ない。
いわば同じ引き出しを何度も開け閉めしているみたいな。
今解説してもらっている、ポニョの3回メソッドなんかまさにそれ。
ポニョがわかりづらいって批判される所は、
前述の宮崎メソッドの取っ掛かりが乏しくて仕掛けに気づかないところと、
メソッドのバリエーションが少ないところ。
だがそれが良いと評価するヲタと、
そんなことには目をつぶってポニョを褒めろと言ってる信者がいるのが面白い。
74 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:15:07 ID:oGsfp2+u
>>73
宮崎作品の一番の特徴だよな。
俺はどうしても穿った見方をしようとする中二病患者だからなぁ。
一つ言えるのは、俺のような映画の見方は、宮崎監督は絶対に評価しないだろうってことだな。
わざと分かりにくい仕掛けにしてあるのは
何も考えずにありのままを楽しんでほしいという監督の強い意志でしょう。
・・・なんかほんと、汚れちまったんだな、俺。と、思うよ。
75 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:25:00 ID:oGsfp2+u
気を取り直してチキンラーメンに戻ろう。
あれ、麺も飲み込んだかどうか怪しいと俺は思っている。
卵に至っては手もつけてない。
リサはことごとく失敗した。
で、ここで白状すると、
リサのこの後の行動が俺にはさっぱりわからんのよ。
誰か補完してほしい。
・ 山の道から信号を送ったのは誰なのか?
・ あんなに二人から離れなかったリサがひとりで出発したのはなぜか?
疑問は残ったままだけど、俺の考えでは、
これがリサと宗介のこの世で最後のお別れ。
76 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:26:24 ID:AmeZh4tx
怖すぎる
80 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:37:44 ID:jfo7HSzu
山の道からの信号コワイヨ-
81 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:39:33 ID:WFgbKaiH
この映画の公開直後は
「何だか解らないけど怖かった」
って感想が続出してて「はぁ?」って感じだったが
その人達は何と無く裏設定に触れちゃったんだろうね
表向きは可愛い映画だし
77 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:29:40 ID:AmeZh4tx
ちょっと待ってくれ 先日のNHKSPの中でふれられたように
駿の母はもう20年以上も前に亡くなっている
もし宗介=駿 なら
リサっていったいだれだ?
78 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:37:04 ID:oGsfp2+u
>>77
そこだ。
NHKSPでは散々意地悪婆さんが母親だって言ってたよな。
あと、決定的な一言があるんだよ。
「母に再会できるなら一番可愛かった頃に会いたい」(うろおぼえ)
俺の仮説はこうだ。
リサ: 病気前の可愛かった頃の母。女盛りだから「お母さん」とは呼ばない。
トキ: 病気後の母。
83 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:43:11 ID:AmeZh4tx
>78
そりゃいくらなんでも・・。 まるであのNHKSPが映画の一部って感じじゃないか。
>>83
それどころか。俺は今までの宮崎映画全部ひっくるめてみないと
ポニョは考えられないと思っているよ。
85 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:47:21 ID:MGmC+y86
ここの考察怖いんだが
普通に説得力有るし
辞めてくれw
82 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:42:30 ID:oGsfp2+u
リサとトキが宗介の親族(タマシイ的な意味で)だという裏付けがある。
宗介のことを「そうすけ」と呼ぶ人が親族。
「そうちゃん」と呼ぶ人は他人。
今絵コンテで見つけらんないんだけど、
たしかポニョが「そうちゃんじゃない、そうすけだ」とか
言うところあったよね?
84 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:45:24 ID:7/ttP1mo
テーマは(観客が)生まれてきてよかった
かと思いきや、
(パヤオが)生まれてきてよかった
というオチか。
>>84
多分そうだと思う。私小説みたいなもん。
だから俺、宮崎監督は本当にこの映画が最後のつもりなんだなぁと思って泣けてきてさ・・・
もっと見たいよなぁ。
作ってくんねぇかなぁ。
89 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:59:15 ID:7/ttP1mo
宮崎は自身の生い立ちを、
今時の「神経症の時代」に生きる子供達に重ね合わせ共通点があると信じ、
自分を救うための映画は子供の共感を得ると思ったのかもね。
88 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:55:26 ID:AmeZh4tx
駿が来世で元気な母親とくらせたら・・ なんて願望もミックスされた映画だというのか?
>>88
近い。
死んでようが生きていようが多分関係ないんだよ。
境界の向こう側もこっち側も、もうどうでもいいじゃないかと。
みんなが一緒にいられる方法があるなら、
それがどこであろうと、みんなを連れて行けばいい。
そこで試練が待ちかまえているなら、挑んでクリアすればいい。
そういう映画だと思った。
101 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:42:45 ID:A0fY6CFm
これは原作ナウシカの結末に似てる…
102 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:43:34 ID:oGsfp2+u
>>101
ほんとだすげえ。
原点に戻ってきたんだな。
91 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:04:22 ID:oGsfp2+u
もしこの映画が俺の思うようなものなら、
宮崎監督は太古から人間が受け継ぐ神話にすら立ち向かったことになる。
境界を越えちゃいけないっていうのは人間の「知恵」だ。と、神話学では考えている。
境界を越えかけちゃったらどうすればいいか。
境界を越えてきたものにどう対応すればいいか。
神話っていうのは元々そういうもので、つまり人間は「こっちにいなきゃいけない」。
あ、何度も言うけど俺の神話学は一夜漬けレベルだからな。
あんまり信用すんなよ。
92 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:10:44 ID:AmeZh4tx
一夜漬けどころかまったく知識の無いこちらとしてはどうにも混乱するばかりだ
>>92
そうか・・・すまん。
俺ほんと説明下手なんだ。
93 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:12:20 ID:oGsfp2+u
現代社会がどうとか神経症がどうってのは俺はよく分かんないけどさ。
とにかく、現代人は混乱しすぎて境界があることを忘れちゃってるんだろ。
だから、宮崎監督は今までの映画で散々
「境界の向こう側っていうのはあるんだ!!」
と叫んできたわけで。
それに気づいて、共存しろと。
でも何も変わらなかった。
だから、宮崎監督は、全員で境界の向こうに行っちゃおう、
って映画を作っちゃったんだろうな。と。
しつこいようだけど俺個人の考えだからな。
あんまり真に受けるなよ。
98 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:35:31 ID:jfo7HSzu
ラピュタでいうところのバルス
99 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:39:54 ID:oGsfp2+u
結構怖がってる人いるけどちがうよー。
みんなで幸せになろうっていう映画だよー。
おまえが言うなって感じだけどそれは俺の説明が下手だからだよー。
みんなこんな遅くまで俺の話を聞いてくれてありがとう。
考察に戻る。
大事なことはもう全部言っちゃったから、シーンごとの意味を読み解くだけね。
山の道からの信号、仮説を一つ思いついたのでその話から。
100 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:42:35 ID:oGsfp2+u
最初は二人っきりになりたいポニョが邪魔者であるリサを追い出すためかとも考えたんだよ。
でも、そんな小細工はポニョらしくない。
かといってひまわりのおばあちゃんでもなさそう。
あと残るのは、ポニョの両親。
あれ、フジモトじゃね?
105 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:50:58 ID:p5ySi/lE
>>100
あ。自分も見てた時一瞬、フジモトの罠?とか思ったの思い出した。
リサの行動なんか唐突で、誘い出されたようにも思えるよね。
103 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:44:47 ID:p5ySi/lE
>>96
思ったんだけど、蜂蜜ドリンク、ハム、チキンラーメンと、
3種類食べたんじゃないかな? 飲み込んだかよく覚えてないけど。
それでポニョの魔法が弱まって眠くなったとか。
104 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:46:07 ID:oGsfp2+u
グラン母とフジモトがふるーい魔法を使うと決めた後、
グラン母は「今は静かにお休み子供たち」といいながら宗介の家の電気を消してしまう。
宗介の家の明かりは、父を呼び戻すための目印だ。
つまりグラン母はここで、父が家に帰れないようにしてしまった。
106 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:53:14 ID:oGsfp2+u
父を遠ざけることに成功。
あとは母を遠ざけるだけ。
で、フジモトの出番。・・・じゃ、ないかなぁ・・・。
もっといい答えがありそうな気がしてならない。
ただフジモトだって考えれば、
リサがどうやってリサカーのところから海に行けたのかの説明が付くんだよね。
107 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 02:59:42 ID:4ZyBrpE/
>>78
78 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 01:37:04 ID:oGsfp2+u
>>77
そこだ。
NHKSPでは散々意地悪婆さんが母親だって言ってたよな。
あと、決定的な一言があるんだよ。
「母に再会できるなら一番可愛かった頃に会いたい」(うろおぼえ)
俺の仮説はこうだ。
リサ: 病気前の可愛かった頃の母。女盛りだから「お母さん」とは呼ばない。
トキ: 病気後の母。
お前の考察は間違っとり
母親の名前が美子
久しぶりに会いたい
母は本当は優しいんだけど、素直じゃない性格
母親の一番可愛かった頃に会いたい
パヤオは自他共に認めるロリコン
故に、母親役はツン同級生の「久美子」ちゃん
お前のリサ母親根拠説は、どこぞの関係者っぽい奴の発言で否定されとるな
真の母親がトキさんなので、リサを母って呼んだらそれが嘘になっちゃうってな
108 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 03:04:10 ID:4ZyBrpE/
えっとあとトキさんは病気後じゃなく晩年の母親の姿だ。天国にいるな。
病気は割と若い時分(確か40代)から患ってるって話だから。
その天国の母と抱き合いたいっていう願望が
あのソウスケトキ抱擁シーンだ。マザコンここに極まれリだね。
視聴者ポカーンww
109 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 03:11:58 ID:oGsfp2+u
>>107
おおーあの子か。
あの子もポニョに反発してたもんな。
トキさんが子供の頃は久美子ちゃんのようだったのだろう。
ただすまん、おれにはやっぱりリサにも母親を投影しているように思えるんだよ。
ほんと、俺の個人的な解釈な。
正しくないってのはわかってる。
トキさんの抱擁シーンには思うことがある。
その前にまず、水没後の世界の話がしたい。
水ってのは、境界の向こうを表す記号の一つだ。
あの水没した世界は、そのまま、「向こう側」なんじゃないだろうか。
112 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 03:23:33 ID:4ZyBrpE/
>>109
スマン。
だなw誰がどの人像とかこれは何を引用してるとか
本編の面白さと関係なく深読みですらないからな
個人が好き勝手楽しむもんだ
110 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 03:14:34 ID:oGsfp2+u
あの世界で、「こちら側」(宗介がもともといた世界)に
帰る資格を残している人は3人いるんじゃないかと。
・ 宗介
・ トキさん
・ ボートの上の赤ちゃん
これはそのまま、「ポニョにキスされる人」とも言える。
111 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 03:21:55 ID:oGsfp2+u
ポニョは「ブリュンヒルデ」だ。
北欧神話のワルキューレの長姉の名前を持っている。
ワルキューレは死者を天上に連れていく存在だ。
境界の向こうに人を連れて行く能力がポニョには備わっている、と考えていいだろう。
ポニョにキスされた人は、境界の向こう側に住む資格をもらえるんだと思う。
時には強制的に連れて行くこともできるんだろう。
Wikipedia検索ーブリュンヒルデ
113 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 03:28:48 ID:oGsfp2+u
映画のパンフ見たらボートの婦人は大正時代の人とか書いてあってぶったまげた。
現代人と大正の人を意図的に同じ空間に存在させていることになる。
時空が歪んでるのは異空間によくあることだよな。
浦島太郎だって境界を越えたから時間が狂っちゃったんだし。
ということはだ。
だからその・・・
またこういう事書くと怖がる人がいそうだが・・・
いろんな人が指摘してるしいいか。
あのシーン、「あの世」確定。
114 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 03:41:17 ID:oGsfp2+u
トキの話の前に赤ちゃんのシーン話させてな。
宮崎監督はNHKSPで赤ちゃんとポニョのやりとりを
「ポニョが人に何かをあげた、一つ大人になる重要なシーン」と位置づけていた。
ここからは俺の拡大解釈だ。
民俗学に、「贈与」という概念がある。
人に何かを贈ることがコミュニケーションのおおもとなんだという考えだ。多分。
詳しいことはすっ飛ばして、ここでの「贈り物」は、ご飯をあげたりすることはもちろん、
挨拶をすること、笑いかけることなど、他人にアクションを起こすことすべてを意味している。
「相手にとってよくないこと」も贈与にカウントされる。
何かを奪うことも「その人に向けて動いた」から贈与になる。
問題のシーン。
まず、ポニョが赤ちゃんに最初にあげるスープは元の世界に戻る足がかりだと思う。
食べ物は本人が飲み込むことが重要だが、赤ちゃんはそれが出来なかった。
116 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 03:54:15 ID:oGsfp2+u
サンドイッチも同様。
(婦人はもう完全に向こう側の人間なのでちょっと食べたくらいじゃ戻れないのでは。)
ポニョと赤ちゃんが何を話し合ったかはしらんが、ポニョがおでこをぐりぐりくっつけたのは、
赤ちゃんから元の世界に戻る資格を奪って、代わりに完全にあちら側の人間になる資格を
あげるためだったんじゃないかと考えている。
水の上を「三途の川の上」、
本当の天上を「山の上ホテル」とすると、
元の世界にチャネルを残したままの赤ちゃんが一緒にいる限り、
あの夫婦はずっと水の上にいることになる。
ポニョが赤ちゃんにとどめを刺したことで、あの家族は晴れて天上で幸せに暮らせるのではないか。
117 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 04:08:55 ID:oGsfp2+u
で、トキさんとの抱擁シーンだ。
NHK見てた人にはわかると思うけど、宮崎監督はあのシーンを描くときになんかすんげぇ悩んでいた。
今までの映画ではあれだけストレートに愛だの美しいだの結婚しようだの叫んでいた人がだ。
抱きつくだけならドーラの時みたいにあっさり抱擁していると思う。
宮崎監督が迷っていたのは、向こうの世界に母を連れて行くかどうか、だったんじゃないだろうか。
119 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 04:17:48 ID:oGsfp2+u
宗介は最初、母(リサ/トキ)を向こう側に連れて行きたくないと
考えていたような気がする。
老人ホームで折り紙をあげるシーンでは、
他の二人には「ポニョ」をあげて、トキにだけ「船」だったし。
船の意味はわからないけど、ポニョじゃないってだけでも充分でしょ。
121 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 04:22:52 ID:oGsfp2+u
リサとの別れのシーンでも必死にこっち側に引き留めてたし。
でも、宮崎監督は、頭かきむしって歩き回って、
悩んで悩んで・・・
バケツから、ポニョを飛び出させてしまった。
宗介が抱きついたトキは、既に向こう側の住人になってしまっているトキだ。
凄まじいシーンだと思った。
122 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 04:26:59 ID:oGsfp2+u
>>120
船はチンコってより父親のモチーフだろ常考。
乗ってるろうそくは父親の命な。
ポニョが人に贈り物をして大人になったときに、
宗介は父の死に立ち会って大人になっている。
123 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 04:35:29 ID:oGsfp2+u
「父の死」っていうとあれか。
またちょっと行き過ぎか。
耕一が小金井丸と一緒に境界を越えたのは、
グラン母が通り過ぎた瞬間だと思う。
そのあと、止まっていたエンジンが「黒い煙を吐き出して」動き出す。
125 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 04:57:40 ID:oGsfp2+u
ポニョと宗介が乗っている船のろうそくが消える瞬間も、「黒い煙が吹き出す」。
ろうそくが消えるときにはあんな風に煙が出ることはないだろう。
あの瞬間、何かが耕一の船とリンクしているからなのだと思う。
ろうそくが消えたあと、宗介はろうそくの力(父の力)を借りて進むことが出来なくなる。
しかも、陸に近づくにつれ、船が小さくなってしまう。
一緒に、双眼鏡と帽子も小さくなって使えなくなるのは、
父の庇護からの脱却、ひとりの大人になったって事なんだと思うんだ。
そうして一個人になったポニョと宗介の前に、トンネルが試練として出てくるんだよなぁああぁ。
なんか眠すぎて酔っぱらいがクダ巻いてるみたいになってきたんでそろそろやめます。
こんな長いチラ裏に付き合ってくれてありがとうございました。
最後に一言。
この映画、なんにも知らない子供の頃に見たかった・・・・・・。
128 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 06:21:13 ID:z6S5zN+y
自分も映画見て、涙が何回か出た箇所あったよ。
やっぱり子供がそのままの感動で生きてる場面が描かれて良かった。
ポニョが物を食べて嬉しい顔したり。
ポニョと男の子が抱き合ったり。
そういう動作が当たり前のように描かれてて自分の思い出と重なってすごい良かった。
あとは、海の水しぶきが魚のように描かれてたり、そういう随所の世界観がすごいなーと感心した。
ポニョが人間になれたように、人間が人間らしくなるためにはそれなりに順序があって、
今の自分たち大人は子供のために何かを教えなくてはいけないんだろうけど、
その教えることを今の自分たち大人すらも前の大人から教わってきていないんだよね。
そういうことをずっと考えながら見てたら涙がいっぱい出てきてた。
そして一番嫌だったのは、普段生活しててこんなに感動しないのに、
こういう作り物の物語で生きることの意味を教えられてる自分が本当に嫌だった。
本当は普通の生活からこういう仕草のひとつひとつを大切に思わなきゃいけないのに。
今の自分のように幻想の世界に使っている人間社会が本当に嫌だと思う。
だから、すらっと読み流して新しいことを受け入れる映画だと思う。
何度も検証して生きる見本を探すような見方は好きじゃない。
この映画の物語と同じように素晴らしい世界の生活をしているのが今の自分たちなんだから!
それくらい言われなくても分かってるよ。
129 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 06:47:57 ID:Lv8bAqjd
千と千尋で最高点に到達して
ハウル…ソフィの声でアレして
ゲド戦記でトドメ?
宮崎駿は終わったって思いながら付き合いで観に行ったから
ポニョはインパクトが強かったな
ポニョを観た後では今までのジブリ作品全てが薄っぺらく見える
人物造形的にもイメージ的にも
ポニョのせいで全てが薄っぽく安っぽく見える
『崖の上のポニョ』は次元が違う
自分の旧作をゴミにしたのは宮崎駿本人でした!と言う事実で
「宮崎駿」ってのはアニメの枠に収まらない唯一無二の「ジャンル」だと証明した形になったな
130 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 07:42:21 ID:Lv8bAqjd
全部読んだけどなるほどなあ
宮崎駿母がリサとトキに分裂してて
宮崎駿が宗介とポニョに分裂してるって解釈があるのか
1:1対応で考えてたからその発想はなかったわ
俺はあんまり宮崎駿マニアじゃないから思い出せないけど
言われてみればリサの系譜ってモンスリーから始まって最新作ポニョまで
ずっと出演し続けてる気がする
今までの作品できっちり名脇役を務めていたリサ型キャラが
ポニョでは空回りして最後にあきらめたような受諾を見せるのは
マザコン駿の母親への決別を象徴してるのかもしれない
132 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 09:45:27 ID:acO7LmEV
全部読んだけど
このスレおもしれぇぇ
考察説得力有るね
136 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 13:49:49 ID:jfo7HSzu
ポニョポニョソングにつられて、子ども向けか…なんつ-て
軽い気持ちで観に行ったらとんでもない目にあいますた
144 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 18:20:50 ID:acO7LmEV
普通にかわいい感じの映画なのに「何か怖かった」って意見が続出したってのがまた怖いな。
上記の考察を読めば納得できるが・・・
146 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 20:09:55 ID:jUPhj2j+
>oGsfp2+u
考察おもしろかったよ
もっと読みたいからもっと続き書いて
147 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 20:58:34 ID:oGsfp2+u
>>146
ありがとう。
他の褒めてくれた人もありがとう。
ブーイングの嵐を想定してたんですげえうれしい。
調子に乗ってちょっと書いてきます。
148 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 21:07:31 ID:EMO35uwa
自分も続き読みたい。面白かった。
境界を越えた「向こうの世界」の話はよく分かるんだけど、
>>125
> そうして一個人になったポニョと宗介の前に、
>トンネルが試練として出てくるんだよなぁああぁ。
ここからの意味をどう読み解いたのか、聞いてみたい。
149 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 21:09:29 ID:EMO35uwa
あと、境界を越えて「向こう側」に連れていった。これはおk。
その後、宗介が問いかけに3回答えることで、ポニョの魔法が
解けた後の世界。最後のシーンは、どういう世界なの?
最後は「元の世界」とはいえない、けど「あの世」でもない、
そこからもう一度生まれ直した世界かなと自分は思ったんだけど。
150 :147:2008/08/09(土) 21:18:00 ID:oGsfp2+u
>>147です。
オマイラというやつは・・・
いいのかい、ホイホイ褒めちまって。
俺は聞きかじったことだって大げさに言っちまうような人間なんだぜ?
本スレでちょっと言い始めたことがあったんでそっから始めさせていただきます。
なんか舞い上がってきた・・・水飲んでくる。
151 :147:2008/08/09(土) 21:19:36 ID:oGsfp2+u
本スレでちょっと書いたのをまずコピペ。
556 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 20:56:45 ID:oGsfp2+u
宮崎監督が目指すのは神話なんじゃないか、という話の続きを
空気読まずに続けます。
俺の考えの基になっているのは、
神話学とか民俗学とか。あ、一夜漬けね。中2病だから。
そこでは、神話っつうのはギリシャ神話みたいなのだけじゃなくて、
作者不詳のまま伝わっているおはなし全部を指します。
グリム童話とか日本昔話とか、都市伝説なんかもアリ。
作者不詳ってのがちょっとポイント。
566 :497:2008/08/09(土) 21:07:02 ID:oGsfp2+u
ここで頭いい人の言葉を引用。ちょっと長いけど。
_____
ふつうの物語なら、なにか言いたいことがあるわけだ。
話し手の言いたいことがわかれば、それで解決。めでたしめでたし、となる。
つまり、メッセージとして解読すればいい。
ところが、神話の場合、誰が言い出したともわからない昔から、伝承されてきた話だから、
「話し手の言いたいこと」なんてあるのかどうか、はっきりしない。
だから、メッセージとして解読しようとすると、おかしなことになる。
何が言いたい話なのかさっぱり読みとれず、荒唐無稽という印象になる。
そこで、解読をあきらめてしまうか、
例によって「未開人はこれだから困る、彼らは支離滅裂にしか思考できないのだ」
と結論してしまうか、そのあたりが関の山だった。
「はじめての構造主義 (橋爪大三郎 講談社現代新書)」
____
「未開人」って言葉を「宮崎駿」って入れ替えてみてほしい。
・・・どう思う?
153 :497:2008/08/09(土) 21:34:46 ID:oGsfp2+u
荒唐無稽
支離滅裂。
メッセージに一貫性がない。
まんまアンチ宮崎の発言だ。
逆に言えば、信者の曇った目で見ていない分、真実に近いはずだ。
154 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 21:36:38 ID:g3eWigil
神話としては通俗的すぎるのが辛いですなあ。
155 :497:2008/08/09(土) 21:39:27 ID:oGsfp2+u
>>154
いいこと言った!
神話って通俗的なんだよ。
人気がなきゃ廃れちゃうから、
語り継がれていくうちにどんどん通俗的になる。
156 :497:2008/08/09(土) 21:45:26 ID:oGsfp2+u
語り継がれていくうちに、
物語自体はどんどん下世話になっていく。
・おとことおんながいました。
・けっこんしました。
・なんかやなやつがしにました。
みたいな。
そこに、本当に伝えたい「人間の知恵」として織り込まれるのが、数々のモチーフたちだ。
157 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 21:45:49 ID:EMO35uwa
「宮崎駿」自身のことは、詳しくないんでアレなんだけど
あんまり論理的にならずに、自分の無意識に向き合って
イメージを引きずり出して作ってるらしいのは、NHKので感じた。
神話って、その共同体の集合的な無意識を反映させてるんだっけ?
158 :497:2008/08/09(土) 21:57:39 ID:oGsfp2+u
>>157
そうそうそう。
なんか嫌い、とか、なんか好き、とか、
なんかこれはやっちゃいけないんじゃね? とかを
寄せ集め(コラージュ)したのが神話だって考え方があるんだよ。
その考えで行くと、「モチーフさえ提示しておけば何となく伝わる」んだ。
160 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 22:12:18 ID:EMO35uwa
>>158
なるほど。ポニョの感想で不思議だったのが
「なんだか分からないけど涙が止まらなかった」とか、「なんだか怖かった」とか「とにかく癒された」とかいうのが目に付くこと。
論理的に説明できない人が多いみたいで、それがもしかしたら
「なんとなく」伝わったという人の感想なのかもね。
164 :497:2008/08/09(土) 22:19:49 ID:oGsfp2+u
しかも、モチーフは、全世界どこへ行っても通じる。らしい。
少なくとも、未開社会のひと、っていうとアレだな、なんだ、
現代に毒されてない人たちにだったら通じる。らしい。
たとえば、シンデレラを北米インディアンに聞かせてみたら
「あーわかるわかるなるほどねー」ってなったって話がある。
166 :497:2008/08/09(土) 22:34:08 ID:oGsfp2+u
毎度の事ながらうまく説明できないなぁ・・・。
宮崎監督が、自分の作品をモチーフだらけでメッセージ性のない神話として作るのは、
まだあなた達そんなに毒されてないでしょ?
わかるでしょ? って期待を込めているからじゃないかなぁ、
と思いました。
159 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 22:10:32 ID:RHdpbNt9
ポニョはいろんな見方が出てておもしろいね
自分は、ポニョが宗介の家にやってきてからトンネルをくぐるまでは、
単純に結婚式から老衰して死ぬまでの人生の隠喩みたいだなあと思いながら2回目を観た。
ポニョが宗介に抱きついた時に、降り注ぐ金色の水しぶき → ライスシャワー
玄関でリサがポニョと宗介の名前を呼んで確認を行う → 神父から新郎新婦への確認
船で出発 → 文字通り、二人の船出。(上々・宗介燃えてる・楽しい)
小舟の一家との出会い → 出産(さすがにポニョ自身が出産するわけにはいかないのでw)
ロウソクが消えてポニョは寝てしまい、バタ足で進む → 中年期。奥さんはゴロゴロ、ダンナ必死で働く
宗介の足が地面に付いて、船が小さくなる → 定年退職と身体の衰え
空っぽのリサカー発見 → 親の死
ふたり手をつないでよろよろ歩く → 老後
トンネル → 老衰による死
って感じで。
その後のクラゲドームでのポニョママから宗介への質問は、
改めて「病めるときも健やかなるときも汝は以下略」の宣誓の儀式を行っている感じに見えた。
結婚から死までを疑似体験してきた宗介が、それでもなお、ためらいも無くYESと答えたから、
ポニョは「生まれてきてよかった。また人間として生まれたい」、と思った。
そんな話かなあと思いながら観たら、あの不思議でどこか淡々とした後半の展開が
とてもカタルシスのあるものに変わった。
無理矢理かもしんないけど、そんな見方をした人間もいるよってことで書いてみたよ。
161 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 22:13:47 ID:vHZSdZNT
>>159
これもsugeeeeeee!
167 :497:2008/08/09(土) 22:37:00 ID:oGsfp2+u
>>159
すげえ。すげえ。
それ頭に入れてもっかいポニョ見たい。
168 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 22:47:42 ID:RHdpbNt9
>167
あなたの一連の書き込み見て、私もまたポニョ見に行きたくなった
こんなのはじめてだよ
169 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 22:51:12 ID:MAYpHzpz
おまえらの解釈怖くて面白いな
「かごめかごめ」とか「通りゃんせ」における実は怖い意味だったみたいな感じだ
ポニョは佳作だと思ってたが神作品のように思えてきたw
170 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 22:52:12 ID:RHdpbNt9
次はトキさんの存在に注目して観てみたいなあ
トキさんは宮崎監督のお母さんがモデルになってるそうで…
劇場で、終盤のシーンのトキさんの声だけが
画面外から聞こえてくるように設定されてるのも異様な感じだったのが気になる。
なかなか映画の余韻から抜けられない…
173 :497:2008/08/09(土) 23:02:09 ID:oGsfp2+u
あと、神話では、登場人物たちに個性がない。
モチーフに振り回されて、物語を閉じるために無理矢理動いているように見える。
ってか、そのためにしか存在しない。
アンチのひとが
「ってか宗介って何でそんなにポニョ好きなの? おかしくね?」とか、
「こいつら何考えてっかぜんぜんわかんね」って言うたびに、
やっぱポニョは神話なんじゃね?
俺間違ってなくね?
とニヤニヤしてしまうwww 俺ウゼェwww
174 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 23:08:42 ID:RHdpbNt9
トキさんとかフジモトとかリサは結構キャラ立ちしてると思うんだけど、
なんかその神話からはみ出しちゃってるかんじなのかもね
逆に違和感がおもしろいっていうか。
171 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 22:58:02 ID:1X+dt/H3
おお、すげぇこのスレ。
これは監督の意図したことなのか
偶然なのかはさておき、
なんか漠然と違和感感じたところにピタリとピースがはまってくw
違和感と言えば
トキさんが人魚が現れると津波が来るとか言ってたのにも感じたけど
ありゃなんなんだろう?
175 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 23:12:42 ID:EMO35uwa
自分で書いてコワクナッタw
>>171
赤い蝋燭と人魚の話、最後に大嵐がくるんだよ。
「夜が明けると、沖はまっくらで、ものすごい景色でありました。
その夜、難船をした船は、かぞえきれないほどであります。」
あと、最後はこんな風に終わるんだね。久しぶりに見たけど
忘れていた。
「まっ黒な、星も見えない、雨の降る晩に、波の上から、赤いろうそくの
ともしびがただよって、だんだん高くのぼって、いつしか山の上のお宮をさして、
ちらちら動いて行くのを、見た者があります。
いく年もたたずして、そのふもとの村はほろびて、なくなってしまいました。」
177 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 23:36:09 ID:1X+dt/H3
>>175
なるほど、あんがと。
しかし面白いなぁ。
特に小船の麗人が大正時代の人ってパンフに書いてあったってのが衝撃だった。
あれが三途の川だとするとあの赤子のくだりはNHKで監督が言ってた話とまったく別の話になるよな。
確か赤ん坊へのスープを拒否したのはモガ母だった。
その後いきなり赤子がポニョに泣きつくようなしぐさしてたのに違和感感じてたんだが
あれ見捨てないでーっていう懇願だったん????
こええええええええええええええ
こええよポニョw
180 :497:2008/08/10(日) 00:12:30 ID:ieTz5azg
>>171
赤い蝋燭と人魚、読んだことないんだけど、すごそうだな・・・。
「境界を越えるとよくないことが起きますよ」の典型じゃないっすか。
たまに、オリジナル作品なのに神話にすごく近いものを書ける人がいるよな。
神話って言うと物語の形じゃなきゃいけないと思われがちなんだけど、
迷信なんかも民俗学では神話と同じように研究対象になってるんよ。
「人間の知恵」を伝えるためのモチーフの断片って言っていいと思う。
・夜に口笛を吹いてはいけない。
・霊柩車を見たら親指を隠せ
科学的にはハァ?ってかんじだけど、
なんかしら伝えたいことがあるんだと。
人魚は津波を呼ぶよ、っていうのも、こういった迷信の一つで、意味はわからないけど、
海に関わる人たちの間で受け継がれてきた話でしょう。
だから、これを知っているトキさんは、「海の女」なんだと思う。
もしくは、夫が船に乗っている人なんだと思う。
リサみたいに、海の怖さをちゃんとわかっている人だ。
176 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 23:26:49 ID:iVGQQOyt
アンチでも信者でもないんだが、自分もポニョは童話や絵本というよりも神話的な話だと感じた。
北欧神話その他を元にしたワーグナーのワルキューレの騎行もどきの音楽は勿論、
ラヴェルの「ダフニスとクロエ」そっくりな音楽もそれを意識してなのかも。
Wikipediaからの引用だが「ダフニスとクロエ」はこんな話。
>全4巻がほぼ完全な形で現存しており、エーゲ海に浮かぶレスボス島の牧歌的な情景を舞台に、
>少年と少女に芽生えた純真な恋とその成就が、恋敵との諍い・海賊の襲撃・都市国家間の戦争などの
>逸話を絡めて、抒情豊かに描かれている。
181 :497:2008/08/10(日) 00:21:48 ID:ieTz5azg
>>177
177 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 23:36:09 ID:1X+dt/H3
>>175
なるほど、あんがと。
しかし面白いなぁ。
特に小船の麗人が大正時代の人ってパンフに書いてあったってのが衝撃だった。
あれが三途の川だとすると、あの赤子のくだりはNHKで監督が言ってた話とまったく別の話になるよな。
確か赤ん坊へのスープを拒否したのはモガ母だった。
その後いきなり赤子がポニョに泣きつくようなしぐさしてたのに違和感感じてたんだが
あれ見捨てないでーっていう懇願だったん????
こええええええええええええええ
こええよポニョw
もちつけーもちつけー。
こわがんないでー。
たぶん、ポニョの世界では、死ぬことを怖がらなくて大丈夫。
ってか、宮崎監督はそういう風に映画を作ってる。
死んでるかどうかより、一緒にいられるかどうかが重要なんでしょう。
赤ちゃんは、両親と同じ場所に行きたかったんだよ。
ポニョはそれを叶えてあげただけ。
・・・だと思う。
山の上ホテルに向かう船に乗ってる人たちはみんな幸せそうだったっしょ?
184 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 00:38:05 ID:uYnABmXi
>>181
楽しく読ませていただきました。
ありがとう。
なんつかお盆にぴったりw
いや、やっぱり怖いよw
こちらは一夜漬けどころか聞きかじりくらいの知識しかないので
もしかして見当違いのことを言ってるかもしれないけど、
「境界を越えるとよくないことが起きる」というモチーフ(って言い方でいいのかな?)
って、要はユングが言う所の元形のことでしょ?
そりゃ此岸に生きる者としては怖いのが道理ッすよw
ポルコだって怖かったに決まってる!
185 :497:2008/08/10(日) 00:40:41 ID:ieTz5azg
>>184
でも、怖がるの、わかる。
ほんとは怖がらなきゃいけないんだよな。
こわがれーこわがれーって、
俺たち人間は神話を通してずっと伝えてきたんだから。
それなのに宮崎監督は、
ポニョの話で「こわがんなくてもOKOKみんな一緒でみんな幸せー」って
言い切っちゃった。
俺は宮崎駿が怖えぇよ。
186 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 00:43:20 ID:uYnABmXi
>>185
>宮崎駿が怖えぇよ。
同意。
ハウルの時も思ったけど
なんつか監督思いつめてないかね?
183 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 00:34:22 ID:9bUt5pBE
>>173
>神話では、登場人物たちに個性がない
その認識には異論があるな。
キャラクターの描写が派手な娯楽作品と比較してそう感じるだけだと思う。
神話には宗教性がつきまとうから、信心深い文士が書くと
神秘性を重視して、生々しい表現を避けるようになるんだろう。
とはいえ、神話のなかには、吟遊詩人に脚色されまくって
人間くさい神々が暴れ回るドタバタ喜劇みたいなストーリーもあったりするが。
187 :497:2008/08/10(日) 00:49:56 ID:ieTz5azg
>>183
おお、トリックスターってやつだな。
でさ、俺思うんだけど、派手なやつって脇役だけで、
ほんとに話の真ん中にいる主役ほど没個性になる、
って思ってるんだけど、どうかな?
神話を料理するのが(良くも悪くも)上手なディズニーでも、
お姫様と王子様は似たり寄ったりで
個性はうまくつけられてない気がするんだなぁ。
188 :497:2008/08/10(日) 01:04:42 ID:ieTz5azg
>>183
あっごめ、
今質問読み返して気づいた。
ちょっとずれてる事書いてた。
俺が言う神話は、宗教よりもっと前からある「おはなし」だから、
そこはそんな考えなくてもいいんじゃないかな、って思ってる。
神話って言い方が悪いのかな。
昔話、ならどうだ。
こぶとりじいさんもはなさかじいさんも個性ないっしょ? ってこと。
190 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 01:34:17 ID:PJg3moDB
大漁旗が飾ってあった記憶はないなあ…
画面をよくみるとそういう船があるのだろうか?
あと、小金井丸がやたらに錆びていたのが気になった。
194 :497:2008/08/10(日) 01:45:12 ID:ieTz5azg
>>190
わかんない。なかった気がする。
もしあそこに大漁旗を飾った船(山の上ホテルに向かった船)がなかったら、
あの船に乗ってた人たちとは再会できない、気がする。
ツンデレ園児のクミコちゃん、
宗介の船に乗りたいって言ったのに断っちゃったんだよな・・・
もう会えないんかな、やっぱり。
191 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 01:34:53 ID:tboo8R2d
ハウルも擬似的平和で終結したしな。先を考えるとしょーもない感じ
一見みんな助かってハッピーだけど
ハウルはあのあと人間達の殺し合いに何らかの折り合いを付けて
ソフィーを守って暮らしていかなきゃいけないとしたら人間と同じことだし
ポニョは人間になれたと言ってもあの世かこの世か分からん様な世界で
結局そうすけ達の方が引っ張られてしまったズブズブのエンドじゃね?
192 :497:2008/08/10(日) 01:40:15 ID:ieTz5azg
>>191
やっぱそうだよな。
で、「すっげ不安定だけどいいです俺たち。また試練が出てきたらクリアしますから」
っていうことだよな。
宮崎監督自身、あの二人の行く末を心配するような発言をしてたって
どっかで聞いた気がするし。
すごい人間賛歌だよね。
これからも宗介とポニョは絶対に絶対に大丈夫だ、って
信頼していなきゃこんなラストは書けない。
宮崎監督はすごくすごく人間が好きなんだと思った。
193 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 01:41:09 ID:qOy+wWK8
引っ張られたというより侵略されたという形の
融合エンドだと思う
ポニョはポニョの世界を全て持ってきてしまった
そして宮崎駿はその結論を
大きな○という形で肯定している
195 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 01:48:25 ID:ieTz5azg
ソウスケがポニョを水に三回つけたように思うのだけど、
何か意味あるのかなぁ。
うち一回は失敗して氏にかけてたと思うのだ。
197 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 01:56:40 ID:PJg3moDB
3回目は氏にかけてたけどまた起きて水吐き出したりしてたから、
かろうじて成功したんでないか?
216 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 21:29:20 ID:qDb2kZhP
>>195
真水につけるって、やっぱ意味があるのかもね。
こっちの世界にくる洗礼=境界を越える
ってことかな・・・と、上の話を読んで思った。
200 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 02:26:08 ID:e9KZ/iKS
おもろい解釈だね
203 :497:2008/08/10(日) 02:30:23 ID:ieTz5azg
今日はもう落ちます。
トンネルのこと、もうちょっと考えてみます。
また顔を出したら付き合ってやってください。
204 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 02:32:06 ID:PJg3moDB
乙~
205 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 02:32:54 ID:XtnoLktK
会えなくても良いんぢょ
新世界じゃ最初から居なかった事になってるし
211 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 20:26:52 ID:sg76Pdj0
みんな泡だったから死んでもいいんだよっつうか死ねよ
216 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 21:29:20 ID:qDb2kZhP
>>203
トンネルの話、待ってるよー。
また面白い解釈聞かせてよ。
217 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 21:32:54 ID:e7RLxjqb
解釈って言うな妄想って言え
218 :497:2008/08/10(日) 21:37:48 ID:ieTz5azg
>>217
そうだそうだー。
みんな褒めすぎです。だまされすぎっす。
俺が言ってるのは全部俺ひとりの妄想だって事を忘れんな。
ただいま。
219 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 21:39:14 ID:qDb2kZhP
妄想でおk。おかえりー。
189 :497:2008/08/10(日) 01:26:58 ID:ieTz5azg
>>149
149 :名無シネマ@上映中:2008/08/09(土) 21:09:29 ID:EMO35uwa
あと、境界を越えて「向こう側」に連れていった。これはおk。
その後、宗介が問いかけに3回答えることで、ポニョの魔法が
解けた後の世界。最後のシーンは、どういう世界なの?
最後は「元の世界」とはいえない、けど「あの世」でもない、
そこからもう一度生まれ直した世界かなと自分は思ったんだけど。
夜遅くなっちゃったけど、まだいてくれてるかな。
ずっと考えてたんだけど、やっぱ分かんない。
どう受け止めればいいんだろう?
クラゲのドームも卵のモチーフととれる。
そこからみんなで出てきたってから、
全員一緒に生まれ変わったことになるんだと思う。
文明だらけでどこも元の世界と変わらないように思えるけど、
ばあちゃんたちが歩ける(身体から解放されてる?)から、ちがう。
俺の一番の疑問。
最後の世界は、山の上ホテルの世界とつながってるのかなぁ。
大漁旗を飾っていた船の人たちと、最後の世界で再会できるんだろうか?
最後のシーン、漁船が大漁旗を飾ってたかどうか覚えてる人いる?
210 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 20:23:08 ID:w+KCQX5K
>>189
ごめん昨日は睡魔に負けましたw
> クラゲのドームも卵のモチーフととれる。
> そこからみんなで出てきたってから、
> 全員一緒に生まれ変わったことになるんだと思う。
> 文明だらけでどこも元の世界と変わらないように思えるけど、
> ばあちゃんたちが歩ける(身体から解放されてる?)から、ちがう。
そうそう、そうなんだよね。
生まれ直すために、あの世にいかなきゃらならなかった。
これは神話ではよくある話だよね?
でも、何のためだろう?
元の世界と変わってないようにも思えるけど、やっぱり違う・・・
あれ? なんかメイたちの「夢だけど、夢じゃなかった!」っていうの思い出すな。
でも、ドングリの芽が出たことよりもっとはっきり、この世界を動かしちゃったんだよね。
「山の上ホテル」のことは分かんないけど、大漁旗を飾っていた船の人たちも全員「奇跡的に」無事だったらいいなと思う。
でもこれは希望的観測で、やっぱり「山の上ホテル」まで着いちゃったら、戻って来れないかもしれないけど・・・
220 :497:2008/08/10(日) 22:05:27 ID:ieTz5azg
>>210
>ドングリの芽が出たことよりもっとはっきり、
>この世界を動かしちゃったんだよね。
うん、たぶんそう。でもそれってさ、
「生まれ変わるためには一度死ななければいけない」からさ、
元の世界での「死」を象徴的に意味するんだよ。
今までは「生きろ。(ただし、元の世界でね)」だったのが、
ポニョでは
>>211が言ってるみたいに
「みんな泡だったから死んでもいいんだよ」
って境地にたどり着いてる。
そこに、宮崎監督の並々ならぬ決意を感じてしまうんですよ。
226 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 22:31:00 ID:qDb2kZhP
>>220
>「みんな泡だったから死んでもいいんだよ」
> って境地にたどり着いてる。
こういう境地は、理念としては前からあったよね。
でも今回、そこを実際に「越えさせて」みせた。
(津波はやっぱり起きている)
で、さらにそこを越えた場所≒元の世界で
逞しく「生きる」ってとこに行き着いてるのが、
すごいかなぁと思ってみた。
実はしっかりおいてけぼりくらってたけどね、自分w
221 :497:2008/08/10(日) 22:10:51 ID:ieTz5azg
そういえばリサカーのナンバープレートって
「333」なんだってな。
ってことはやっぱキーワードが「3」って合ってるんじゃね?
やっべえすげえうれしい。
222 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 22:15:51 ID:qDb2kZhP
>>221
え、そっから「3」の話してるかと思ってたよw
本人気がつかないことってあるんだねー
292 :名無シネマ@上映中:2008/08/11(月) 00:25:18 ID:d3+BTAZR
天使の数字って知ってる?(神秘術の数字でもいいけど)
333って、アセンデッドマスター(超越した人間とその霊魂)を示す数字なのだそうです。
333の車のナンバーには、人間の霊魂を期限とする神に近い存在が
守ってますよっていう意味もあるかも。
294 :名無シネマ@上映中:2008/08/11(月) 00:28:37 ID:d3+BTAZR
天使の数字(ゾロメ) 参考ページ
運命数<3>の解説
「僕は3の説明をするときに、よく「子供」に例えます。
3は子供が持つ良さ、特徴をそのまま持っているからです。」
「何も得なくても良い、何も達成しなくても良い、何も努力しなくてもよい。
今のままの人生を、100%楽しめるとしたら、どんなものにも勝る幸福実現法ですよね。
それが「人生を楽しむこと」であり、その才能を持っているのが子供、特に小学校に入るまでの幼児です。
子供たちの姿を見ていると、ないたり笑ったり、怒ったり哀しんだりと、感情を100%感じながら、目いっぱい人生を楽しんでいます。
そこには、人生に対する憂うつ、不安、無気力、絶望は微塵も感じられません。
子供は人生を楽しむ達人といってもいいでしょう。」
まさにリサとこの映画
225 :497:2008/08/10(日) 22:30:29 ID:ieTz5azg
よし。いきます。
なんか本腰いれて書き始めるときは緊張するなぁ。
みなさんの書き込み見てると、
いまさら神話だのモチーフだの理屈つけなくても
俺がトンネルについて言いたいことはもう何となくわかってもらえてるような気がする。
宮崎監督がなんの説明もしないのは、その「何となく」の感覚を大切にしてほしいからだとも思っている。
228 :497:2008/08/10(日) 22:40:55 ID:ieTz5azg
人間の知恵としてのモチーフは、説明不要の全世界共通語みたいなものだ。
俺たちはちゃんと「覚えてる」。
たとえば、ポニョが宗介の血を舐めたら半魚人になったって話。
心から「ハァ?なんでだよ?」ってなった人、少ないんじゃないか?
229 :名無シネマ@上映中:2008/08/10(日) 22:41:02 ID:5yJtDljB
信者スレか・・・
230 :497:2008/08/10(日) 22:43:43 ID:ieTz5azg
>>229
信者スレっす。
加えて今日は一歩間違うとオカルトチックな話になるので要注意。
いつも心に「これはただの一個人の妄想」ってのを念頭にいれておいてね。
232 :497:2008/08/10(日) 22:46:13 ID:ieTz5azg
たとえば、やくざ映画でおっさん同士がお互いの血をなめ合って
「これからは兄弟じゃああああ!」とか言うとき、あーはいはい、ってなるっしょ?
この「お約束」が、神話で言うところのモチーフね。
神話学では神話素とか言うらしいよ。
243 :497:2008/08/10(日) 23:08:03 ID:ieTz5azg
神話素を使って人間性のおおもとに迫ろうとすると、
どうしたってオカルトチックになってしまう。
そうは誤解してほしくないので、
俺の意見は一歩引いた目で読んでもらうくらいがちょうどいい。
290 :497:2008/08/11(月) 00:18:52 ID:v2sOGyoS
トンネルの前。
立っているのは、父の庇護から卒業して大人になった宗介と、
人にものをあげることを覚えて大人になったポニョだ。
境界を越えやすい体質に、「女・子供」であることが挙げられる。
子供から脱却している時点で、境界を越える「試練」はハードルが一つあがってる。
293 :497:2008/08/11(月) 00:27:55 ID:v2sOGyoS
ここで、ポニョが「ここキライ」と言う。
いろんな人が引っかかってるセリフだと思う。
例によって宮崎監督の説明はない。
観客が何となくわかってくれることを信じているからだ。
何でキライなのか? そこがトンネルだからだ。
トンネルってのはそういうものなんだからしょうがない。
297 :497:2008/08/11(月) 00:34:12 ID:v2sOGyoS
で、好き勝手に妄想できる立場の俺は、トンネルがモチーフとして呼び起こす感覚を
もっとはっきりオマイラにわかってもらいたいと思う。
これさえわかれば、俺がどうポニョを楽しんだか理解してもらえると思うので。
トンネルは、「血を飲むこと」と同じくらい現代人の俺たちもまだ色濃く覚えている神話素だから、共有できるはずだ。たぶん。
無意識に、なんか引っかかる「場所」でしょ?
怪談の舞台によく使われてたりするじゃん。
300 :497:2008/08/11(月) 00:43:08 ID:v2sOGyoS
オレンジ色の明かりのともる高速道路を走っているとき。
地下鉄の窓から外を見て、ぽっかりと続く線路を見たとき。
大きな不安と、ちょっぴりワクワクする感じ。
みぞおちのあたりがざわざわするあの感覚を、俺たちは知っているはずだ。
ぽにょは、トンネルの前で「ここキライ」って言った。
なんでだ?
トンネルだからだ。
そういうものだ。
理屈抜きで、わかってもらえただろうか。
301 :名無シネマ@上映中:2008/08/11(月) 00:44:51 ID:4CFVTwA3
>>300
わかるお( ^ω^)
302 :497:2008/08/11(月) 01:01:50 ID:v2sOGyoS
>>301
ありがと。
いやほんと、こうして書いてると宮崎監督の凄さがよくわかるわ。
俺、まだ、「やっぱわかってもらえないんじゃね?」
って思っちゃってるもん。
宮崎監督が観客を見下してるとか言う人いるけど絶対嘘だよ。
人を信じてなきゃつくれない、こんなの。
304 :名無シネマ@上映中:2008/08/11(月) 01:20:25 ID:SPMLBrCz
ここのスレには初めて書き込む。
ID:v2sOGyoS、おまいの妄想、読み物として面白いぞ。
おまいは空気を読むいい椰子だから気にするかも知れないが、
ときどき荒れるのは気にしなくていいぞ。お仕事でやっている人たちだから。
おまいさんの書くキワモノ的妄想には「価値」がある。
信者でも安置でも、その「価値」をジャミングしようとは、普通は思わない。
取り敢えず最後までは語らせるのが当たり前だ。
続けれ。
306 :497:2008/08/11(月) 01:27:46 ID:v2sOGyoS
>>304
ありがと。
いや実は、>>300を書いた時点で相当消耗した・・・
続き書こうと思ってるんだが筆が進まぬ。しばし待て。
こんなに長く文章書くの初めてなんよ。
自分の気持ちを本気で表現するのって疲れるんだなぁ。
たかが2ちゃんのチラ裏でこの有様じゃ、
本職のクリエイターさんたちはどんなだか。尊敬するわ。
307 :497:2008/08/11(月) 01:53:32 ID:v2sOGyoS
トンネルの感じをつかんでもらった後では蛇足でしかないが、
一応解説を加えておく。
トンネル、というか、筒状の通り道は、産道・女性の膣のメタファーだ。
そこを通り抜けることは、
・ 生まれること、新しいところに行くこと
・ 生まれる前に戻ること、さかのぼること
を意味する。
あちら側に行くことと、戻ってくる事を同時に表現する意味の広いモチーフだ。
310 :497:2008/08/11(月) 02:26:55 ID:v2sOGyoS
トンネルは通り抜けることそれ自体が試練だ。
トンネルを通るものは、その途中で、今までいた世界で与えられたもの全て剥奪されて、
真っ裸の存在としてその場にさらされる。
ポニョは未完成の魔法で人間の姿をしているだけだから、
トンネルを通るうちに魔法が解け、元の半魚人の姿になってしまう。
311 :名無シネマ@上映中:2008/08/11(月) 02:29:13 ID:d3+BTAZR
>>310
>ポニョは未完成の魔法で人間の姿をしているだけだから、
>トンネルを通るうちに魔法が解け
生命の水により得た魔力が時間切れで効力失ったとかじゃないんだ?
ってか、その両方か?
>>311
ここで俺の言う魔法は、「3回生まれ変わりを疑似体験すること」なので。
ポニョはこの時点ではまだ2回しかできてないから、
未完成なの。
313 :497:2008/08/11(月) 02:32:00 ID:v2sOGyoS
ここで二つ、トンネルを使った試練の話が出てくる
本物の神話をご紹介。
千と千尋の神隠しの時にも元ネタと指摘されていたし、知っている人も多いかもしれない。
まず、ギリシャ神話に出てくるご夫婦から。wikipediaから引用。
__
オルペウスの妻エウリュディケーが毒蛇にかまれて死んだとき、オルペウスは妻を取り戻すために冥府に入った。
彼の弾く竪琴の哀切な音色の前に、ステュクスの渡し守カローンも、
冥界の番犬ケルベロスもおとなしくなり、冥界の人々は魅了され聴き入った。
ついにオルペウスは冥界の王ハーデースの前に立ち、竪琴を奏でてエウリュディケーの返還を求めた。
オルペウスの音楽に心を揺さぶられたハーデースは、
「冥界から抜け出すまでの間、決して後ろを振り返ってはならない」
という条件を付け、エウリュディケーをオルペウスの後ろに従わせて送った。
目の前に光が見え、冥界からあと少しで抜け出すというところで、
不安に駆られたオルペウスは後ろを振り向き、妻の姿を見たが、それが最後の別れとなった。
__
317 :497:2008/08/11(月) 02:39:53 ID:v2sOGyoS
次。古事記のご夫婦代表、イザナギ・イザナミさん。
イザナミさんは難産を煩って死んじゃいます。
__
イザナギは、イザナミを取り戻そうとして、黄泉国へと赴いた。
黄泉に着いたイザナギは戸越しに、
イザナミに「あなたと一緒に創った国土はまだ完成していません。帰りましょう。」と言ったが、
イザナミは「黄泉の国の食べ物を食べてしまったので、生き返ることはできません」と答えた。
(注:黄泉の国のものを食べると、黄泉の住人になると考えられていた。
これを「よもつへぐい」と言う。)
さらにイザナミは
「黄泉神と相談しましょう。お願いですから、私の姿は見ないで下さいね。」
と言い、家の奥に入っていった。
イザナギは、なかなか戻ってこないイザナミに痺れを切らし、
自分の左の角髪(みずら)につけていた湯津津間櫛(ゆつつなくし)という
櫛の端の歯を折って、火をともして、中を覗き込んだ。
すると、イザナミは、すでに美しきイザナミではなく、
体は腐って蛆がたかり、声はむせびふさがっており、
体には8柱の雷神(八雷神)がまとわりついていた。
(中略)
318 :497:2008/08/11(月) 02:41:12 ID:v2sOGyoS
(続き)
これにおののいたイザナギは逃げ帰ろうとしたが、
イザナミは自分の醜い姿を見られたことを恥じて、
黄泉醜女(よもつしこめ)に命じて、イザナギを追わせた。
イザナギは、蔓草(つるくさ)を輪にして頭の上に載せていたものを投げ捨てた。
すると、葡萄の実がなり、黄泉醜女がそれを食べている間、逃げた。
しかし、まだ追いかけてくるので、右の角髪(みずら)につけていた
湯津津間櫛(ゆつつなくし)という竹の櫛を投げた。
すると、たちまちタケノコが生え、黄泉醜女がそれを食べている間、逃げた。
だが、またさらに、イザナミは先ほどの8柱の雷神と黄泉の国の兵士達(黄泉軍)に
イザナギを追わせた。イザナギは、十拳剣で振り払いながら逃げたが、それでも追ってきた。
ようやく黄泉の国と地上の境である黄泉比良坂(よもつひらさか)の坂本に着いた時、
坂本にあった桃の実を3つ投げたところ、追ってきた黄泉の国の悪霊たちは逃げ帰っていった。
ここで、イザナギは、桃に「人々が困っている時に助けてくれ」と言って、
意富加牟豆美命(おほかむずみのみこと)と名づけた。
最後に、イザナミ本人が追いかけてきたので、
イザナギは、千人がかりでなければと動かないような大岩で
黄泉比良坂をふさぎ、悪霊が出ないようにした。
その岩をはさんで対面して、この夫婦は別れることとなる。
この時、イザナミは「私はこれから毎日、一日に千人ずつ殺そう」と言い、
これに対しイザナギは
「それなら私は人間が決して滅びないよう、一日に千五百人生ませよう」と言った。
これは、人間の生死の由来を表している。
__
315 :名無シネマ@上映中:2008/08/11(月) 02:34:45 ID:Ay3j7IiE
フジモトは陸嫌いなのに取りに行って平謝り?
うかトンネル内の出来事把握とな?
フジモトにとってはトンネルは存在しない?
フジモトはソスケがトンネルはいる前にひまわりに居るし
320 :497:2008/08/11(月) 02:54:34 ID:v2sOGyoS
>>315
たとえ同じ「場所」でも、常に境界が出現するとは限らないんよ。
メイがトトロに会いに行けた通路も、クスノキの所に通じたのはたまたま境界が出現しただけだったっしょ。
フジモトがどうやって船を取りにいったのかはわからないけど、俺の考えでは船は「父」の象徴。
最後のシーンは、ポニョの父親が宗介に「父」を手渡して男同士で握手するんだよ。
手と手を触れさせる場面はかなり意識して作られていると思うので、
うまくいえないけど、まぁ、そういうことなんだと思う。よ。
316 :名無シネマ@上映中:2008/08/11(月) 02:39:18 ID:SPMLBrCz
しかし眠そうだが、大丈夫か?
スレはいつでもあるんだし、元気のある時に続けてくれ。
無責任にせっついて悪かった。
321 :497:2008/08/11(月) 03:10:02 ID:v2sOGyoS
>>316
ありがと。お言葉に甘えて、今日はちょっと落ちさせてもらいます。
3時までに何とかまとめたかったんだが
まとまらんかった・・・。
339 :名無シネマ@上映中:2008/08/11(月) 10:09:20 ID:zodhZeEe
予告編でネタバレしやがって!って怒ってたけど俺が間違ってた
CM作ってる奴はストーリーの起伏に富んだとこを使ってるけど
どの場面を切り取ってもコマーシャルに使えそうだ
395 :名無シネマ@上映中:2008/08/11(月) 22:41:06 ID:OrsZbou8
イザナギの冥界下りとも共通するテーマだが、宮崎がアニメ作家に
なった一つのきっかけである「白蛇伝」は女性に姿を変えた白蛇が
夫に正体を知られたために退治されるという話だよね。
ここで夫が正体を知っても愛を貫き通したらどうであったか、という
答えのようでもある。
399 :名無シネマ@上映中:2008/08/11(月) 22:44:36 ID:/dZ2CoWg
>>395
ほえーすごい。そうだったんだ。本気で原点回帰して自分なりの
答えを出したっていう感じだね。
他の作品についても、あちこちモチーフがだぶってるから、いろんな見方ができそうだね。
450 :名無シネマ@上映中:2008/08/12(火) 13:13:36 ID:ZeVeT+Jr
>>399さんが言われるように他作品のモチーフがてんこ盛りで、いろいろな見方ができる
そこで一つの作品との関係について話をしたい
宮崎駿さんを考察する上で重要な物語が一つある
神話の構造についてこのスレで考察している人がいたが、それにも分類される「ゲド戦記」
モチーフ、原点回帰という意味でも最重要の物語
なぜかと言うと、駿さんはゲド戦記を肌身離さず持ち歩き作品を作る上で行き詰まった時に
何度も何度も読み返し、ナウシカだけでなくその物語の根幹にモチーフとして、或いは思想
として用いて来た
ぜひアニメーションにしたいと原作者に何度も連絡を取ったが、その当時は原作者側に断る
理由があり成立しなかった
知っての通り前回の息子によるゲド戦記が作られたのは、原作者が宮崎駿さんならという事で
気が変わってなかったら作ってくださいという打診から制作の話が始まった
駿さんとしては愛読してきた物語を自分の過去作品にちりばめてきたし、新たにゲド戦記として
作る事は不可能だったのだろう、断った
そこで鈴木Pが息子を担ぎだした
当然アニメも何もわかってない息子がやる事に猛烈に反対したが、結局息子によって制作される
ことになった
その結果やコメントは前回のプロフェッショナルなども見ていれば皆承知しているだろう
今回のポニョを語る上でゲド戦記に重要なファクターがある事について、神作品になっている
理由でもあるので分割して投稿したいと思う
451 :名無シネマ@上映中:2008/08/12(火) 13:14:39 ID:ZeVeT+Jr
(つづき)
原作ゲド戦記がどのような物語かについて、物語が膨大なので簡単に2つの要点だけ説明する
基本的に哲学であり神話にも成りうる物語で、哲学とは人間と世界について考察するもの
ユング的な心理学も取り入れられているが、1つは自分自身と向き合い克服する事で大人になる
成長物語、もう1つはかつて一つだった人間と竜は分離され分かれて生きているが、最終的に
竜の旅立ちにより人間だけが残されるという結末を迎える
竜とは何か?という考察は難しいが、物語の中で人間の姿を取る竜も出てくる
2つの点については宮崎駿作品ではなじみのものだろう
物語でも今までの宮崎駿作品でも結論は一つだった
人間は様々な事を受容し共にあるものと共存し生きていく
子供が大人になる上で試練や痛みをともなう
一足飛びにポニョの話を語る前に息子が作ったゲド戦記を考察する必要がある
452 :名無シネマ@上映中:2008/08/12(火) 13:15:50 ID:ZeVeT+Jr
(つづき)
原作ゲド戦記と息子作のゲド戦記の違いを簡単に説明する為に、光や闇や影について比較する
原作には要素として4つ、構図として2つの別のものが存在する
闇の中に存在する光、実体が光を受けると影が生じる、実体が闇の中を歩む時受けた光が強い程影は色濃いものになる
子供から大人になる時に闇の中を進むことになり、その時光が存在した時影を見い出す事が
可能となるが、その影を理解し認めた時に大人へと導かれる
闇も光も影も大人になる上で必要不可欠なもの
息子作のゲド戦記は、影を光と解釈し、実体が原作的な影となっていた
ストーリー上は原作的な光は周囲の人々の優しさであり、本人は逃げるだけでまともに(原作
とは意味あいの違う)影とも向き合わず、他人に運んでもらうという他力本願なものになった
本質的に原作で語られる大人になる段階を全くふんでいない
この作品を見た原作を熟知している駿さんが「大人になってない」とたった一言コメント
したのも無理はない
息子に対して言ったものではあるんだろうが、実は作中人物についても同じことが言える
453 :名無シネマ@上映中:2008/08/12(火) 13:16:52 ID:ZeVeT+Jr
(つづき)
もう少しポニョに引き寄せて考察していきたい
息子作のゲド戦記の構図を別の言い方で言うと、周囲に暖かく見守られ全く試練が存在しない
他人から与えられた優しさ(のようなもの)によって自己肯定し、何か変化した解決したような
気になるが、実際は本人も世界も何も変わっていないという話
どういうつもりで作ったにせよ、ゲド戦記の名を冠するならこのように一刀両断されても仕方ない
実際やんわりとだが原作者に厳しく別物である事を指摘されている
ポニョと息子作ゲド戦記は背景含めてかぶっている
世界の危機、その解決、試練が存在するようで存在しない
息子作を見た駿さんがその条件を正統に満たすものとして作ったものがポニョとも言える
この事だけでもポニョは恐ろしい作品だ
454 :名無シネマ@上映中:2008/08/12(火) 13:17:45 ID:ZeVeT+Jr
(つづき)
もう一方で、息子作のゲド戦記は間違ったゲド戦記になっていたが、ある種の願望を備えていた
とも言える
その願望の1つが、(共に生きられない)竜と共に生きること
原作の最終巻を読み終わると前向きではあっても哀しみを感じることになる
竜という存在と切り離されて生きていく人間、いろいろなものを支えにして生きていく人間の姿
それらは今までの宮崎駿作品で描かれていたものでもある
そして、今回のポニョは、海の者であるポニョが自ら人間のところへやってきて人間になる!
という物語
原作ゲド戦記はアースシーの物語というのが原題で、分離した人間は土と水、竜は風と火と共に
生きる者
息子作の根底にある弱さや甘さは、かろうじてがんばり続ける人間にとってもなじみ深いものだが
それを認めた上で進むこととは意味あいは違う
竜と共に生きることはできず、見捨てられてしまったようなものだが、孤独ながんばり続ける人間達に
宮崎駿さんが呼び出してくれたのは、おさかなの子ポニョの物語だった
子供も将来大人になって大人の仲間入りをする
子供達に向けて、観客に向けて、この作品とポニョを祝福をもってプレゼントしてくれたと思う
希望の光を見いだす元気の素が詰め込まれた、まだ作品上誰も到達できなかった境地を表現しきれた
史上初のこの作品は、迷い無く傑作と断言できる物語だと思う
455 :名無シネマ@上映中:2008/08/12(火) 13:18:31 ID:ZeVeT+Jr
補足として、原作ゲド戦記からポニョを読み解くとおもしろいんで紹介しておく
息子作でも使われた第3巻で原作では主人公アレンがゲドと共に世界の混乱の原因を求めて旅をする
魔法でこの世とあの世の境に穴を開けた死を恐れるクモという魔法使いの存在を知る
クモを追って死の世界へ行き、穴を閉じたゲドは死にかかりアレンが帰り道となるこの世へ戻る崖を
意識不明のゲドを背負って進むことになる
3巻までで書き残した事を年月を経て原作者が4,5巻、外伝で物語る
そこでは3巻まで常識とされていた事に間違いがあったという事が判明し、死の世界と思われていた
のは・・・という話が出てくる
そこへ旅をする為に死者に呼ばれる夢を見る男を水先案内人として、同行する者は眠った状態で行く
ことになる
少しまた違った角度でポニョを堪能できるかもしれないし、宮崎駿さんと切り離せない物語の一つ
でもあるんで、興味のある人にはお勧めしておきます
456 :名無シネマ@上映中:2008/08/12(火) 13:27:08 ID:ZeVeT+Jr
もう一つ補足
第3巻でゲドとアレンはゲドの長年の友とも言える邦訳「はてみ丸」という船で境界を超えて
行く手前の海岸まで長い船旅をする
いろいろ重ね合わせるとゲド戦記原作読者にとってポニョはなじみ深く感慨深い物語になって
います
495 :497:2008/08/13(水) 12:36:47 ID:9IHuzTO6
謝らせてください。
「贈与」は民俗学だけじゃなくていろんな学問で使われてる言葉らしいですごめんなさい。
>>313->>318、明らかに蛇足でしたいらなかったですごめんなさい。
てきとうに書くと駄目だな。やっぱ。
だからトンネルの話はちゃんとしようと思って下書きしたんだけど、
どうにも陳腐になっちゃうので、やめます。待っててくれた人ごめんなさい。
質問くれた人もごめんなさい。なんか上手く答えられそうにないですごめんなさい。
496 :名無シネマ@上映中:2008/08/13(水) 12:44:14 ID:wrYhDqqn
497タソおかえりー。いやいや、自然体の語りがかえって良かったよ。
またなんか思いついたら気楽に書き込んでよ。
499 :497:2008/08/13(水) 12:50:29 ID:9IHuzTO6
>>496ありがと。
俺がポニョを見てから1週間たつんだけど、
見てる最中から今まで、熱にうかされっぱなしです。
こんな映画初めてだ。
興奮した勢いでここに書き込みはじめました。
皆さんが俺の妄想を受け入れてくれたり、
「自分はこう思った」って教えてくれるの、嬉しかったです。
もっともっと教えてください。
500 :名無シネマ@上映中:2008/08/13(水) 12:52:20 ID:detucfzN
劇中「ずっと幼いままなら無垢でいられたものを」
とかいうセリフがあってゾッとした
501 :名無シネマ@上映中:2008/08/13(水) 12:53:33 ID:VQJj14U6
ハヤオの願望そのものだな
502 :名無シネマ@上映中:2008/08/13(水) 12:54:10 ID:detucfzN
パヤオはマザコンでありロリコン
ポニョの執拗な幼女描写と人妻描写は異常
503 :497:2008/08/13(水) 12:54:26 ID:9IHuzTO6
俺は、これはすごい! っておはなしに出会ったとき、
緻密に織られたタペストリーとか、高齢の巨木を前にしたような気分になる。
ポニョに感じたのも、なんかそういう物言わぬどでかい存在に対する畏怖だった。
映画に限らず、なにかの作品の感想を言うときは、作品について話しているつもりで
結局最後に浮き彫りになるのは話している本人だったりする。
ポニョについて、どこで引っかかって、何を思ったか話すことで、俺たちは俺たちについて話すことができる。
監督はメッセージも説明もポニョに盛り込んでいないから、見るひとごとにどう思ったか違ってもいい。
ポニョは巨大な作品だ。
俺たちがどんなに自分の人生をぶつけても、物語の芯の部分はびくともしない。
俺はいろんな人の感想を聞いてみたい。
それが、宮崎駿という巨人と同じ時代に生まれてきた幸運に浴する俺たちの、
最高に贅沢な遊びのような気がしている。
504 :497:2008/08/13(水) 13:01:18 ID:9IHuzTO6
それから、現代思想に詳しい方たちに、お礼とお願いを。
俺がこのスレでやってみたのは構造分析の稚拙な猿真似だってことに、あなたがたは既にお気づきだと思います。
突っ込みドコロ満載だろうに黙って見守ってくださったうえ、
時には合いの手を入れて助けてくださったヌクモリティに感謝します。
俺のように一夜漬けでない、しっかりした知識を持った人が
どうポニョを読み解いたのか、興味があります。
皆さんの考えもぜひ教えてください。
識者の批評を見つけたときも、紹介してくださると嬉しいです。
>>450さん、すっげえ面白いっす。
ゲドは「女性」の扱い方の点でも宮崎作品と深く関わっている気がしています。
ゲドもっかい読もう…。
505 :名無シネマ@上映中:2008/08/13(水) 13:05:40 ID:65tM8RJi
やっぱポニョって、物凄く前向きで呑気なエヴァだよな
506 :497:2008/08/13(水) 13:12:34 ID:9IHuzTO6
>>505
ああーやっぱエヴァっぽいんだ?
俺がエヴァファンだって指摘も多いし、面白いなーと思ったんだよ。
俺は、エヴァはリアルタイムで一度見たんだけど、
その時はピンと来なかったんよ。実は。
長いからもう一度見る気にもなれなくて。
なんかもったいないことしてる気がしてきた。ちゃんと見ないといかんなぁ。
俺はといえば、ただの昔話マニアです。
原点は カーチャンJ( 'ー`)し が読み聞かせてくれた童話です。
好きな言葉はヌクモリティです。
気になってる男性はレヴィ=ストロースさんです☆キャー言っちゃったーヾ(≧▽≦)/
そろそろナナシに戻ります。
連投しまくりすまんでした。では。
515 :名無シネマ@上映中:2008/08/13(水) 19:43:47 ID:9Dp9U+7c
作曲家の久石譲さん
「死後の世界、輪廻(りんね)、魂の不滅など哲学的なテーマを投げかけている。
でも、子供の目からは、冒険物語の一部として、自然に受け入れられる。
この二重構造をどう音楽で表現するか。そこからが大変でした」
ちゃんと、答え書いてあったんだなーと・・・
520 :名無シネマ@上映中:2008/08/13(水) 20:48:30 ID:4c8K3aId
>>515
うわーっ
497氏当たってるぞ、おい
521 :名無シネマ@上映中:2008/08/13(水) 20:58:22 ID:ARmRcazx
パヤオ67歳
スクリーン上であの世を出現させることに成功
528 :名無シネマ@上映中:2008/08/13(水) 23:29:29 ID:sK05p1fe
なんちゅー恐ろしい映画創るんだよパヤオは・・・。
それを完璧に考察してた人神過ぎる。
567 :名無シネマ@上映中:2008/08/15(金) 02:44:09 ID:0VWzDDWx
もう5回見に行ってる俺
見る度に新発見があるのがすごいわ
578 :名無シネマ@上映中:2008/08/15(金) 12:05:58 ID:qJSWvQ9f
いまスレ全部読んだ。お腹痛くなった。
ポニョ観て「なんか怖ぇ~」って感じが、497の考察で補完されたよ。
で、ひとつ言いたい。
観客で遠目に眺めてるぶんには、怖ぇ~、パヤオ神、とか言いたい放題だが、
漏れたち劇中では、津波に沈められちゃってるんだぜ。
俺は沈みたくないんだが、いったいどうしろと…。駿的だと、リアルに死ねばいいの?
581 :名無シネマ@上映中:2008/08/15(金) 12:18:04 ID:WgDmsqVg
地球の生態系には人間は居ない方が良い
ってのは宮崎駿がずっと言ってる事だしね
しかし今回の作品は露骨に恐ろしすぎる
幼児向けの皮を被せてる所がまた・・・
崖の上のポニョ (監督 宮崎駿)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000OLG608/2log0d-22/ref=nosim/
2008/09/03 21:30更新
スレ内497さん(青文字)からメールにてコメントを頂きましたのでここに掲載させて頂きます。
> 青文字です。管理人様、取り上げてくださってありがとうございます。
> ※246さん、※500さん、この解釈、大好きです。幸せで。
> こんな解釈が聞けて嬉しい。すっごいすっごいうれしいです。
>
> 「あの世」や「三途の川」という言葉を使ってしまったことで、
> 「ポニョは実はホラー」という偏った認識を広めてしまったのが辛いです。
> ※133さんの「異界」という言葉のほうがしっくり来ると思います。
> この辺、知識の浅さが痛いです。自分は神話学専門でもなんでもない(専門は畜産学でした)ので、確固とした裏づけはないと思っていただければありがたいです。
> ※512さんの指摘にもある通り、ミスリードもありますし。
>
> 青文字の妄想は私個人のものですし、
> そもそも解釈や批評を『信じる/信じない』、『正しい/正しくない』という議論は、
> それほど重要ではないと思っています。
> 人の思考は変化するものですから、5歳児には5歳児の、大人には大人の解釈のしかたがあるし、考えるたびに解釈はころころ変わるはずです。
> 実際、自分も、今「ポニョ」に思うことは青文字のときとは変わってきています。
>
> ポニョは特に、解釈の自由度が異常に高い。
> 『どうとでも解釈できる』のが、
> まさに「ポニョ」という映画の真価だと思っています。
> だからこそ、たくさんの人に
> 「俺はこう思ったけど、お前、どうだった?」って聞きたい。
> そのために2chという場所を選びました。
> 青文字なんか、叩き台にしてください。
> 皆さんの「ポニョ」の感想を読みたいです。
>
> あと、※501さんの話のような「ミもフタもない話」が実は自分は大好きです。
>その偶然性に「集合的無意識」が隠されていると思うので。神話っぷりがあがるというか。
>映画の面白いところだと思います。他にも知ってたら教えていただきたく。
>
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コメント一覧
オレも見に行こうかな?
ポニョかわいい
無敵モードに入ってるだけじゃん
ホントうらやましいわ。楽だろうな、映画作るの。
だれか手短にまとめてくれよwww
なんかわからんけどこのスレは、俺はやばいものを見てしまった
おれ、いつでも見返せるぞ
製作者冥利に尽きるだろうw
読んでて冷や汗掻いてた・・・
おめでてー頭持ってるわねぇ
そもそもそんなに面白くなかったしなポニョ
興味も持てないや
ちょっと映画館行って来る
良くも悪くも
神話の物語的構造ってよく聞くから飽きたよ。わざわざたとえをやるときに、神話だけに固執するから浅く見える。
パクってるのが丸わかりだ。
何度もいってるパヤオが、子供のために作ると
宣言して作った作品にそんなテーマを盛り込むか?
相変わらず凄いなー
本人も解釈であり妄想だって言ってるだろ。
ガタガタ言う前にちゃんと読めよ。
友人は何が怖いのかわからず、首をかしげていた
考えたら終わりだ…て思ってた。
だから、無理やり何も考えないようにして見てた。
考えればいろんな見方ができる。
でも、考えずにそのまま受け入れたかった。
その結果、なんだかもやもやした正体不明の気持ちが残るんだけどね。
それでもなんとなく、宮崎側としては考えて欲しくないとおもってるんじゃないかと。
でも、気づいてほしいという気持ちもあっただろうから、このスレはGJ.
ぱやおが「子供に楽しんでもらいたい」とか言ってたような。
ぼけたか。
って考えてたがこれ見てたらなんか見たくなってきたな…
考えないと見れないのが大人
この境界もはっきり出来てるよな・・・。
でも今日見てきた俺が言えるのはひとつ。
すんごいよかった。ととろより好き。
ナウシカ、ラピュタ、もののけの次に
面白いと思う。
ここまで妄想が広がるなんてオタクはすごいね
ドラマでも映画でも“3回(3個)”ってのは演出でよくある手法だよ
ハリウッド映画でもよくある
それを神話に結び付けられても・・・
って思えたけど
ポニョは「あの世」の匂いがプンプンしすぎててこういう考察も無視できない
真剣に自分の人生と向き合え
今までは、パヤオはこの世界に絶望しつつも「まだ希望はある」と考えてこっちに留まり続けていたが、ここへ来てついにこの世界に見切りをつけて向こう側へ行くことを選んでしまった
ということですね。
聖書の悪魔とイエスの問答と同じ。
バットマンの最新作も似たようなテーマだな。
バットマンはこっちの世界に残ったけど。
誰か青文字を産業で頼む
創ってるのか・・・・・
見る目変わってきた
このスレ読んで納得、というか自分なりだけどもとっかかりが掴めた
>>1 ㌧クス
こういうサイトもある
どちらの意見も興味深い。
まあコメ欄の反応を見るとなんかすごいことだけは分かった
訳の分からない内容でも、「今までの作風から、こういうことなんだ」って適当に解釈する。
要は権威主義。
作品の素晴らしさではなく、芸術家の名前で素晴らしいかどうか決める。作品を「作品としての価値」で判断しない。
絵画なんかその傾向が顕著だけど、映画でもその傾向はある。
どうしても、俺の目には行き過ぎた考察を無理矢理こじつけてる様にしか見えない。
いつの日かポニョを見ることがあれば、その後読みに来るかな。
深読みしすぎ。そういう描写の無い部分での
映画の見方は、映画に限らず
自分の考えに閉じこもるようになるからよくない。
「かわいい金魚」 「半魚人」
宗助はポニョを何だと思ったのか、また他の人は
何と言っていたか。
生死の境界線なんて話じゃなくて
キャラクターが言ったやった事の中に
テーマがないと、物語は成立しないんです。
「ええ~これどこが金魚?」と
思った人もそうでない人も
それ自体がパヤオがポニョに仕掛けた
テーマみたいなものでもあるとおもう。
宮崎信者はどうもこの傾向が抜けんな
「誰か産業でまとめてくれw」
「自分の理論をこじつけてるだけじゃん」
それは、報告しなくていいです
って娘に言われてこのスレ見たら…
特に読んでないのに、深読みが嫌いだの、こじつけが嫌いだの。
別にお前らの好き嫌いなんてきいてねーし。
自分はジブリものではポニョが一番好きだったんだけど、友人からは総すかんだw
鳥肌がおさまらないww
これは生命あるものにだけ作用する。
故に街並みはそのままだったが、過去の海の生物がいた
もしこのコメント見たら是非教えてくれw
モチーフの使い方、出し方があまりに露骨過ぎて趣が無い。
標語とかポスターの様。
それならよっぽど踊るマハラジャとかのほうがよい。
説明が下手だからという言い訳
オカルトを信じさせようとする詐欺師っぽい
読んでて気持ち悪くなった
合ってる合ってないはともかく見てて面白い
もっとやれ
確かに死後の世界みたいだったもんなあ
編集おかしいとか確認できないぐらい
のめりこんで読んだ!すごいな!
もう一回みてくる!
管理人乙!ありがとうー!
俺も今度から見方を変えよう
ポニョが好きかの問いかけが重要だったのも
わかる。
ただ、大部分は思い込みが強すぎて引きまくりwww
身の周りのことでこんだけ考えてる人がそばにいたら怖いだろうな。
境界があるわw
ポニョ敬遠してたけど観にいってみようかなぁ。
プロフェッショナル 仕事の流儀 動画 「宮崎駿の世界~「ポニョ」密着300日 ~」
ttp://veohdownload.blog37.fc2.com/blog-entry-689.html
ポニョはトトロやナウシカほどの作品じゃなかったとか思ったが実は深い気がしてきた
自己満でいいからここまで考察できるようになりたいわw
山の灯りとトンネルの件は気になってたんだ。
モールスわかる人は理解できるとかないの?
幼稚園の裏にある抜け穴、あそこを通ったのも3回だっけ?
かなり透きとおってるのに、カンブリア紀の生き物たちにはまったく触れない人々。これは向こう側の人達だからか?
他にも色々気になる点があるけど、そんな事考えなくてもポニョは面白いから、ぜひ見て欲しい作品
早くレンタルとか始まらないかなぁ、面白かったら買っちゃいそうだ。
ポニョは
神話を基にした
ホラー映画(?)
忙しい奴は>515・521・を581読めばまぁおk。
話はそれからだ
偉そうに講釈たれて知ったかするくせに「おれの厨二妄想だ気にするな」とか予防線張ってるのがまじ厨二
言ってることはまぁまぁ面白いのにこいつのキャラがうざ過ぎて最後まで読めねぇ
異種婚礼譚をモチーフにしてるって答えてた。
そして、私達島国には異種婚礼譚が多く存在するとも。
駿がポニョを1の解釈と同じような想定をして作ったかは不明だが、単純なビジュアル映画では無いことは、信者、アンチ、中立問わず感じてるんじゃないかな。
とくに深く考えない人間にとっても、違和感やぼんやりとした不安感みたいなものでこの作品に練りこまれたものを感じ取ってるんじゃないかなと思う。
とりあえず見に行ってみるかな
読んでて体が熱くなってきた。
ポニョ見たいと思った。
ジブリ作品がそんなに深い話だとは考えたことなかった。
だからたくさんの大人も魅了されてきた訳か。
とりあえず神話読んでみるわ。
知識が無さすぎる僕には考察さえできない。
逆じゃね?
神話(みんなが何となく共有してるもの)からドラマや映画が取ったんじゃないの?
久石譲の言葉からあたってるってのがすげー
また見に行こうかな
どんなに深いメッセージ込めてても伝えきれなきゃ意味が無いわけで
結局ポニョはトミノに言わせりゃ「伝えきれなかった。失敗作です。」みたいな作品だと思うよ
コマーシャルでは敢えて幼稚な雰囲気をかもし出し、先入観を無くさせようとしていたのかな。。
アメリカアニメと違い、多くの伏線を消化させなかった所に美学を感じるな~
機会あったら
もう一回見よ
後でもっかい読みかえそ。
暗示を見つけていくのも面白いんだけど、暗示が多い上、深く難しいから実際、話の流れそのものがつかめなかったなぁ。
だからつまらないという印象しかない
子供や女が境界を越えやすいのは好奇心が旺盛なので知らぬ間に境界の近くまで足を運んでしまう。
だから、ハヤオは年に何回も作品を見るなというわけだし。
お前ら気をつけろよ
映画見た人に言わせれば
ゲド戦記における考察も見てみたいね
深く考えなければそりゃ面白いなんてお世辞にも言えない(子供向けでない)作品だったが
ただあれは原作があるのがどうなんだろ…
ポニョ見て、心底すっげぇすっげぇって思ったんだは何がどうすごいのか自分でわからなくてモンモンしてたんだ。考察見てスッキリした。
もう一回ジブリ作品全部見直すわ。
いあ いあ くとぅるふ ふたぐん
でおk?
なるほど、千と千尋に神隠しのルールが色々取り入れたれてるのは知ってたけど、それだけじゃないという見方はすばらしい。
ちょっとキバヤシ風味で面白かった
ハウルは原作パヤオじゃないし、
ゲドはそもそも監督パヤオじゃない。
原作監督は千と千尋やったあと、ポニョだから。
つまり、パヤオは一回もおちてない。
あれか、団子三兄弟も神話にちなんでるってか?
>>1のへりくだりが気持ち悪い
実際に見てる時のバラバラの違和感がカチリとハマっていく感じ。
キモ
起承転結もなんにもない。だらだら進んでいったらハッピーエンドでしたみたいな。
工作員乙としか
こんな難しく考えて見てて楽しいのかな
ちょっと哀れ
こういう考察・討論は結構好きだw
作者の意図するところをはるかに超越して神格化しちゃう奴
物語に、たとえ無意識であれ解釈を盛り込ませようとすることはよくあること。
そして、宮崎駿はそれに富んでいたんだろうね。
ただ、物語を一次的にしか見れない奴には、その物語の半分もわかってないだろ。
これは、壮大なスケールで”楽しむ”要素であるわけだから、こういう解釈を進んでやりたがる人は、物語を本当に楽しんでいる人だと思うんだ。
これを読んでポニョを観たらそれに近い何かがあるかもしれないなぁ。
パヤオってすごすぎる。
でもあのAAg(ry
「神経症の時代」に生きる子供達に
伝えたかったことって何なの?
エロゲで申し訳ないが、踏み越える云々の話で
「越えてゆけ 越えてゆけ 黒の切符を手にしたものは 黒い列車に 乗ってゆけ 七つの橋のその向こう 旅の終わりのその先に、みはてぬのぞみがあらわれる 」ってフレーズ思い出した。
あの、ポニョの妹→波の怪物→フジモトの道具→あっさり殺される。
あたりがなんか生命の分化を感じさせて怖かった。
・・・・ほら、一方は食べる側に回るが、
一方は、家畜にされ殺されるために生きる・・・みたいなな。
本来は同じ生物だったのに食べて食べられてやってるとか・・・。
なんか本当に神話だった。
条件反射かなんか知らんが一言だけこじつけ乙とバッサリ言ってる奴が妙に多いけど、この考察してる人は何度も自分で妄想でいいとか勝手な考察だって断ってるし、それでも俺は読んでておもしろかったから別にいいと思う。
本当の事かどうかわからないから考察なんだよ。
本当の事はパヤオにしかわからん…。
一種の宗教なようなものだから。
邦楽で歌詞の意味についての解釈ですら云万通りあるのに映画なんて2時間以上の代物なんだから
いくらでも都合のいいように解釈できる。
背景を捉え間違えて捕らえる事のほうが恐ろしいとパヤォは伝えたかったんじゃないかな。
こんな捕らえ方だって出来る。
スピルバーグも然り 名物に旨いものなし
で、三段論法になってる感が否めない
そもそも、ポニョは子供向けに作ったという話が本人からあったはず
それを照らし合わせるならば、どう考えても予備知識が多数必要になりそうな解釈は道理に合わない
むしろ、直接心に訴えかけるものでなければならないはず
そうでなければ、パヤオはこのような解釈の思考を持って作ったのかは疑問
また、仮にこのような解釈で作ったとして、それを子供向けに作ったと言い張るなら、そちらもまた甚だ疑問である
解釈は面白いし、知識の深さをうかがわさせるものがあったが、それでパヤオ万歳はひとりよがりだろう
作品は見た側が感じ取るものであって
製作側が価値観を押し付けるものではないすw
それだけが残念
おれ的には、
・自分の信じるものを信じ続けることの大切さ
・しかしその一念が報われるのは、この世ではない。あの世でのことだ。
・自分が信じて作り上げてきたものたちが、半ば、恩返しのように、そうすけを殺してゆく。殺すことでそうすけを救済する。
そういう感じで、パヤオ自身の魂を浄化するために作られた物語のように思えたけどね。
それまでの人生というものが出る
つまり美しいと感銘を受けたものがその人の、感性を刺激する存在として、その人を形作っていく
だからその集大成は自然その人が受けてきた感銘が無意識であれ、琴線に響くものとして発露する
それがその人の築き上げてきた様式美
受け手もまた、製作者の明確な意図を超越しておのおのの築き上げてきた様式美に触れた、何か、に対して感銘を受ける
その理由を意識の上での、理解にまで昇華するしないは別として
だから延々と語り継がれた神話や、それに順ずるお約束とも言える、型ともいうべきものが
最大公約数的な様式となり、最大公約数的に感銘を与える価値基準、様式美になる
それは絵画、音楽をはじめとする芸術や文学等、あらゆるものに通ずる継承された感性、美意識
それを見続けてきた人に、その美しさが理解できる絵画を思えば良い
理解とは言語化の有無ではなく、研ぎ澄まされた感性そのものである
或いは惹き付けられる絵とは見る人のこれまでの人生に触れる何かがあればこそ
それを象る教養や、理解する感性は誰にも否定されるべきものではない
教養なき者に芸術は理解できないと謂われる所以である
>境 界 を 決 定 的 に 越 え る 物語だ。
おいおい、ハウルも決定的に越えてるだろ・・・忘れないでやってくれよ。
やっぱ見るべきか
つ 「崖っぷちのエガ」
なぜ考察は遊びだということが理解できないのか
つかエヴァ考察とかだと食いつくクセに。
一番違和感感じたのはあの世界で魔法や人魚が当たり前になってることだなあ。
人間が魔法を使えない・文化が現実世界と変わらないし、
他に魔法が使える生き物が出てこないっていうのがどうも腑に落ちない。
少なくともVIPで腐ってる俺達よりはね。
青文字に感化されて拙い持論語っちゃう派
俺の感じた違和感の正体はこれだったんだ派
あなたはどれ派?
要するに自分の見たい情報だけつまんで誇示付けてんだよな
>>15で良い事書いてたのに載せとけよ
まあ同人活動と一応書思ってる(本心か知らんが)ぽいから
きもいとか責めるのは可哀想だぜ。
ジブリではないとしか思わなかったんだよなあ。
随分いつもより閉ざされた感じがして、
なんかいやな感じがした。
でもこれ見て納得がいったよ。
境界越えになれない身には
説明もなく受け入れるのは難しいものね。
自分が沈められてたら尚更だ。
ううむ、また映画見てみたくなった。
この人ジブリのまわしものかねw
宣伝うまいなあ。
遺作でエヴァ厨を再来させてしまうとは
パヤも不本意であろう、まだ「子供向け」って予防線貼ってるからここまでのキティは超少数だが
水の中に入ったものは影が掛かるというか、薄い青紫の影が付くってのは当たり前と思ってたから違和感があったんだ。
視聴者の解釈が入り混じるからなんとも言いがたい。
でも宮崎駿の最大の願いは恐らく
子供に純粋に喜んでもらえる作品が作りたかったという事かと。
作品解釈に良く起こる現象の一つであり、パヤオはそこに誘導する作品を作るのが上手いというわけだ。
俺はポニョがディープワンかクトゥルフの眷属だとばかり思っていたが。
俺自身そんなに深く考えて見てないし
見ることもできないから青字を尊敬できる
でもそれは青字がすごいだけであって
ポニョという作品がすごいようには俺には見えない
少なくとも俺にはパヤオのオナニーにしか見えなかった
根柢が弱い稀ガス。
火を通した食べ物を云々 というのがあって
蜂蜜ドリンクはお湯が・・・って書かれてたけど
水は火を通しても、ほっときゃまた水に戻るんだよ。
ハムとかの、火を通した食べ物
はどんなことしても生肉には戻らないんだよ。
体内に入る、火を通しても元に戻すことができる飲食物はただひとつ
水だけなんだよな。
そこに気づいて改めて考察してほしいな。
他だと、
ブレイブストーリーは陰陽の話を混ぜ込んでるしな。
日本人的だよな
おれもだwww
あれ好きなんだ・・・宮崎アニメに・・・無理か・・・少女出てこないし・・。
1000円の日にでも行こうかな
何処が「子供向けに仕上げました」だよ
この感じはエヴァよりラーゼフォンじゃね?
ファンが勝手に入り組んだ考察してて、うんまあそうだよ……みたいな
まあ楽しめたんならとてもいいことだと思うけどさ
そこに空想上の物語の類似性を示してもなぁ。
「それがどうした」としか言いようがない。
※59
>ドラマでも映画でも“3回(3個)”ってのは演出でよくある手法だよ ハリウッド映画でもよくある
>それを神話に結び付けられても・・・
いや、それって3が普遍的イメージ(ユングの言うところの元型?)=神話だってことで、スレの説の補足になっちゃうんだけど。。。
とか書いてる人は
いったい何がしたいんだ?
あほかと。
神話の世界では3はちょっと特別な数だからだろ
1の妄想全開の解釈がいいね。こういう妄想ってのはもっと大事にするべきだと思う。
1はんなもんどーとでも解釈できるだろみたいなところの寄せ集めで作品に勝手なイメージを付けて楽しんでるだけだけど、それって芸術作品の真の楽しみかただもんな。最近はなんか現実とか事実ばっか重要視されて困る。作者の意思なんてどうでも良いんだ、観客がどう感じるかだ。
あー、1みたいな人がどんどん増えるといいなあ。
きっとこの1の説が気に入らない人は純粋にパヤオが嫌いってだけだと思うな。まあそれはそれで良いし。
一番的外れなのは、1を批判するやつを批判してるやつになるだろう
ポニョ観てないけど観てみる気になった
ここに書かれてることが真実かどうかは別として
宮崎作品は理解し難いところがあるから
こうやってなんとなくでも解説してくれる人は貴重だよ
この考察が正しかったらハヤオはもう映画は作らなくていいんじゃねーかな
産業で、とか言ってるやつはなぜここにいる?
読む気が無いならハム速に居る意味も無いだろう。帰れ。
スタッフロールが始まったときに
左後ろから女の子の声で
「これで終わり?」
というのが聞こえた。
妻と今の声は観客の声なのか、本編の声なのか論争になったが、
館内の観客は笑っていたからたぶん演出なんだろうと思ってる
2回目は見てない
駿自信に興味ない人にはどうでもいい
俺が駿作品が好きじゃないのはそこ
なんだ、この長いスレは。
俺は107まで読んだけど、長い・・・
でもそこだけで凄いというのはわかった。
今から、3回目のポニョ見てくるwww
「ポニョ、宗介、好き!」
何故かここだけが頭の中で繰り返されるw
ポーニョポーニョポニョさかなの こ↑
ただ観るだけでなく自分からいろいろ考えるからこそこういう物語って面白いんだろうな
最近はそういう考えさせられるのが少なくなってきて
俺自身も自分から物語を考察しなくなってたかも知れない
もう1回ポニョ観てみる
あの海面上昇後のシーンから、
カタルシスに襲われ続ける。
その理由がわからなかったが、
このスレ読んだらすっきりした。
あてはめて読んでたけどやっぱりちょっと無理があった
近いうちに見ようと思った
批判ならこれくらい考察された批判を読んでみたい
そうなんだよな
神話なんて結局人間の想像力が創り上げた物語なんだから
それと類似してるからすごいってわけじゃないのに。
これも一つの解釈ってことでいいんでないか?
「考えすぎて気持ち悪い」とか
「考えてない奴は半分も理解できない」とか
言ってる奴は
1はポニョについて考察してるんだから
他人のことよりポニョについて書けよ
って言いたいわ
いちいち人を見下せないと自分の意見すら言えないのかね
流石に1の妄想の長文は読む気しないだけなんだけど
それにすら文句を言うやつはそんなにこれに感銘受けたの?
子供向けなのに、とか、こういうことしか考えられないのが哀れ、とか一方的に言ってる奴がいるけど、この人はこういうことを考えるのが好きなんだよ。
ただ観るだけが映画の楽しみじゃないんじゃないか。
なんか違うなあと思ったらVIPじゃなくて映画板だったんだな。
VIPのノリでああだこうだ言ってる奴はそこも考慮しろよ。
さんざん2chとかでこき下ろされてたからひどいんだろうなーと思ってたら
自分的には割と面白かったから拍子抜けした
この解釈もそれはこじつけ過ぎだろってとこ多いけど、1つの考え方としては十分に面白い
この解釈通りでないにしろ、やっぱりいろんなとこに何かの暗喩とかあったとは思うし
監督としては子供に難しいこと考えずに楽しんでほしい映画なんだろうけどね
気持ち悪い
製作者はそこまで深く考えてない
知りませんでした。
そういう隠された何かがあったのだとしても、それを伝えたいんじゃなくて、ただ子供に見てもらって、面白いって思ってほしいんじゃないのかね
もっと簡略化してくれりゃぁ・・・
冒頭の音楽とか、あのワルキューレの騎行のオマージュも、ドイツ味の抜けたふにゃふにゃした新古典主義風オーケストレーションであることからも伺える。
あと、暗喩、隠喩関係はほとんどニーベルングの指輪の話をベースに説明できると思う。
三匹の子豚って神話じゃなくね?
ポニョがインマウスだって本当?
信者乙
もう一回見てこようかなぽにょ
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E4%B8%96%E3%81%AE%E5%9B%BD
3の事だけど、トレーニングでもセット数で3回するのが人間工学的にいいと言われる。
つまりは都合にしか過ぎないよw
朝昼晩
衣食住
食う寝る遊ぶ
ってなw
ゲドはまんま境界線の話しだしな。
ポニョ見てないが寒気がした。
これだけの事を感じ取れる知識、感受性は誰にでもあるもんじゃない。それが合ってるかどうかは別にしてだ。
>>1が羨ましい。
真の意味での鑑賞ってこういう事なんだな。
497さんの感想で、おれの見方は違うな~と特に思ったのは、リサとポニョが戦ってるというくだりかな。
リサは確かにナウシカのクシャナ殿下の如く文明代表として自然に飲み込まれまいと最前線で戦うのだけど、あくまでポニョは素直に宗介が好きで、今までの宮崎作品では圧倒的対立構造だった自然と文明を仲立ちする存在(愛)として表現されているのだと思った。
だからリサの3回目のトライは、ポニョの助けで成功した、と見たんだよね。
リサも、ポニョをあくまで人間として扱って、文明の中に受け入れようとしたのだと思う。
それが、リサが去ることで物語り全体が、急激に自然の力に呑み込まれていってしまう。
こんな感じで、あくまでポニョは「人間になりたい」存在なんだという文脈で見たよ。
(それでも自然の呑み込む力は強大で、世界が水没してしまうのを止めたりとか、そういうのはそもそも覆せない流れで・・・その中でポニョと宗介が強い思いであきらめず世界の再生までもっていく、みたいな感じ)
見た後このスレ見たらまた見たくなった
生死とか全く分からなかったからだと思うが、最後に
「おいおい、気軽に身元引受人になんてなっちゃって、将来いい女見っけたら後悔するぞ」とか思ったくらいだった。
隠された世界観に気づかなかったという点で子供目線なのかもしれないけど
だとしたら子供があまり反応よくなかったってのもうなずける。
みんなが「怖い」って言ってるのも理解できない…
何が怖いの?どうして? 自分に宮崎アニメは向かないんだなぁ。
まだポニョは見てないけど、イメージ的には
みせましょう、宮崎駿の宮沢賢治の銀河鉄道の夜っていう感じなんだろうか?
ただたんにこじつけと言う人の
思考力の違いを感じる
あちこちになんか不思議な気分になるモチーフがちりばめられてるんだよね。折り紙とか大正時代のお母さんとかトンネルとか
こういうのは、何が正解っていうよりも考えたり予想する事自体が楽しみ方の1つだと思う
それすら否定する※の人たちはなんなの
まで読んだ
この解釈は凄い面白かったわ
と言うぐらいしか思いつかないな。これを利用して物語を作ろうとしても作れるものでもないだろうし。
深読みするのが好きヤツからすれば神映画なんだな
でもこれさ
子供向けなんだよね?
楽しめないんだ…へ~
ハヤオやポニョよりこいつが怖いよ
とりあえず「崖の上のポニョが神過ぎた件」ってそのまんまな信者スレ内の話なんだからアンチはもうちょっと大目に見ろよ。
エヴァっぽいなと思ってたが、やっぱ近いものがあるようだな
押井守のがまだ見れる
岸田劉生の麗子像があるけど、
あの人も時代に流されず、自分の感覚を信じていた人なんだよな
青空文庫に著作もあるし薀蓄好きなら知っていてもいいかも
技術面をいう評論家も必要だが、こういうタイプも欲しいな。
今じゃプロの中でも批判してりゃいいやっていう、カット割りすらも知らないハイエナ評論家ばかりだから困る
まあ金のない奴はみんな名指しの批判評論に走らないと生きていけないわけなんだが……
彼はあっちの住人になることに不完全ながら成功しているのだから
そうすけとポニョが一生懸命あれこれやるのも
いまひとつ盛り上がらない
大きなテーマとしての見解としてはわかりやすくて面白かった
でもやっぱり詰め込みすぎで消化不良感はあるな
作品を、視聴者がそれぞれの解釈によって別のもの、又はより進化したものに昇華させてるような気がします。
スレ主さん?って言い方でいいのかな??の解釈と、それを書き込んでいる姿勢を見て、「あぁ、ポニョ見てみよう。」なんて思いましたよww
ちなみに、僕はJOJOも宮崎作品も大好きです☆
いってる奴ってよほど頭の悪い奴なんだろうな。
批判すら自分の頭で考えられないのかよww言葉の意味(ニュアンス)、使い方すら間違ってるし。
自分語りするな!オナニーかよ!って
それはお前のことだよww
前観に行った時はツマンネって思ってたのに…
大人になっても、5歳と同じ楽しみ方しかできないんじゃ情けない脳みそだな。
知識も教養も遊びもなく一生ただのバカで死んでいくんだろうな。
子供だって単純じゃねぇよww思考力が低いだけで色々考えている。
お前が何も考えず生きてきただけ
って言っていたから、それ以上でもそれ以下でもないだろ……
トトロの前例があるだけに、深読み乙で終わるだけの気がする
今日じゃねーかw さっき観て来たよ。
で、この考察見て2度楽しめた。
パヤオの意図がどうかはもちろんおいといて、こういう妄想やメタファー探し
は面白いよね
本文読んでないんだろ
言葉の説明臭い部分はアホ以外はイラッとしたはず。逆にアホはそれがあってもよくわからないから普通につまらない。
わかりやすくする方向を少し間違ったな。子供に見てもらいたいなら尚更、説明はいらないだろうに。
傑作には違いないが・・・・・・
こーゆー考え方もあるなーって
素直に楽しめないのかねー
地球上に人類が必要ないと言うならまず自分が道を示すべきだと思うんだが
のうのうと生きてるやつにそんなこという資格はないと思われる
後にわか神話スキーの意見だけどワルキューレってのは人間界の猛者を殺してその魂を神界に連れて行き、戦士にするのが仕事のはず
つまり神々の私利私欲ために人間を殺してしまう自分勝手なやつらでもある
俺もポニョを見に行ったが、確かに所々違和感を感じる部分はあった。
こういう物の見方で映画を楽しむのも良いなw
もう一回見たくなったわ
芸術作品を楽しむ上で絶望的だと思うんだけど。
しかし>>1の言う意味でポニョが子供
向けというのは分かったけど子供に期待通り「なんとなく」感受されているかはちょっと微妙かもしれないなぁ、意味わかんなくてポカーンってなった子も多かったのではないかと思うよ。
それどころではなかったのか。
「影がないから死んでる」みたいないい加減なのは嫌いだけど。
これほど読んで見たくなった事は初めて
宮崎駿はこういうことを観客に全部理解しろとは全く思っていないんだろうけど。
他の作品は深読みするのは好きじゃないが、ポニョは明らかにただの明るいだけの話じゃないからな。
「なんだこれ」
パヤオの言葉を真に受けちゃ駄目だよ
パヤオはあえて言わずに隠す。
まあ、ホントのことをインタビューで言ったら映画見る意味がないのもあるんだけどな
まで呼んだ
産業で
それはNHKのドキュメントで駿の製作過程の一シーンにて、映画内に盛り込もうとしていた説明シーンを
「小難しいこという大人はどうでもいい」とか言ってバッサリとストーリーから切り捨てたように、
説明を省いているだけであって物語自体を子供向けのものとして作ったのではなく子供の感性に訴えかける作品にしたかったのだろう
死後の世界、輪廻(りんね)、魂の不滅など哲学的なテーマを投げかけている
って書いてあんだろうがよく読めや
神話って書くと大げさすぎるな
人々に好まれやすい設定やお約束程度の意味だと思われ
そういうのは大抵の話に入ってるので、こじつけようと思えばどうとでもなるという
騎士は竜を倒しお姫様を救いました
めでたしめでたし
みたいなね
ポニョ見てから見る事にするか
正直パヤオ好きが楽しんでるだけだし……
3の数字云々までしか読んでないwwwww
読んでてゾクっときた。
ポニョは神映画だ。
そして再度ぽにょを見るべきだな
悲しいかな一緒に行く人いないお(´;ω;`)
パヤオ「興行収入のために、子供から大人までみんなに受ける映画を作りました。」
パヤオ「演出重視にしたので、キャラクターはキモくてすみません」
パヤオ「2年の突貫工事なので、つながりとか深いところは考慮し忘れました^^;」
以上
なるほど、そういう捉え方もあるなぁと
そのくらいでいいと思う
もっと宮崎駿のコメントしたポニョ関係本は色々でてるからそれ読んでまた書くといいかもしれない。
個人的には、ポニョが波の上走ってくるシーンのドキドキ感、二人でおもちゃの船で床上浸水の中進むワクワク感、途中で出会う自然の美しさにただただ感動など何も考えずとも面白かったが。
ポニョ見たくなっちまった。
最初の方に「あっちの世界の食べ物」を食べるとその世界に同化する・・・みたいな話あるじゃん?
ふと思い出したんだけどさ、夢の中で物を食べちゃ駄目だって話を前に聞いたことがあってさ・・・
もしかして・・・戻れなくなるのか?
こういう視点で観るのも楽しいだろうな
しかしこんな考えができる人ってやっぱり尊敬してしまう
関係ないがスレを読んでたら「汚れなき悪戯」って映画を思い出した
ポニョまた見に行くか
パヤオ自身もそれ系の話が大好きなんだろう
あながちこの考察は間違ってはいないのではないかと思う
そこに乗り込んでくる盲目信者どもの人格攻撃や煽りが酷いんで
隔離用として俺が立てた
そんなに言うならお前ら褒め所を存分に語れよと
結果は案の上、賞賛スレはほぼなく、
誰かさんの知識自慢で終わったわけで
現行も二番煎じで頑張ってるが過疎スレだ
要するに、褒めるには妄想や誇示付けに逃げるしかないのがこの映画だと
純粋に映画に感動できるなら、そんな必要ないからな
宮崎駿の映画は凄い、つまらなく思ってしまったら俺はつまらない人間なんだ
と強迫観念で無理矢理良いものと自分を偽れる人か
純粋に宮崎信者(宮崎って冠なら何でもおk)な人のみが
楽しめる映画というのが露呈したわけだ
あとこれは古い時期の情報なので、インタビューで否定されてる部分が多々ある
(ほぼと言っても差し支えない)
再評価だとか見ようと思った浅はかな人は考えなおせ
金をどぶに捨てるようなものだ
それがよくわかるスレだな
それも一人ではなく最終的には副数人を交えての論議、面白かった。
スレやコメ見てて印象に残ったのが
考察や「あの世」に対して怖いと感じる人や面白いと感じる人などがいたなというところか
ちゃんと結局は自分の妄想だって付け加えてるわけだし
いいんじゃないか?
誰だって自分の意見を述べるときは主観的になるわけだし それを斜めから構えて深読みきめえww
とか言ってるほうがどうかとおもうな
一人個人の意見としてとても面白いモノだと思う
判断するのは読み手でいいわけだし
全人間の無意識に存在するものって考えはとても面白かったな
あとトキさんの抱擁でなぜか涙がこらえ切れなかったのも納得。1は現人神だぜ。
境界を越える=異界から戻れない。
どう考えてもSIRENです。本当にありがとうございました。
ラピュタは地上と(こちら側)と空(あちら側)?
トトロは人間界(こちら側)と幻想界(あちら側)?
宅急便は魔法が使えるか使えないか?
もののけはアシタカ(こちら側)とサン(あちら側)?
ん~、なんとでも解釈できそうだな
1に感謝したい。このスレは9月のおすすめスレに載るんじゃないか?
良い映画は観る年齢によって違った解釈・楽しみ方ができるというが
宮崎作品も間違いなくその類のものだと思う。
宮崎駿作品は現代における枕草子や徒然草のように、
100年、500年、1000年経っても色褪せることはない。
となりの山田くんで説明してくれ
押井にしろ庵野にしろ宮崎にしろさ。
だから今アンチ真っ盛りの人も、時間をおいて考えてみると
『アレ、これって意外といけてね? 信者うるさかったけど、今見るとまあまあ……』
って思える作品が、何個かある(これから出てくる)と思うんだ。
そうして残っていくんだよ、名作っていうのは、多分。
日常をごまかして生きている俺がまさにそうだ。
それを神話や民俗学を用いてそれっぽく説明してるのは蛇足かもしれないから批判する人が居るんだろうけど、そこはキバヤシ的な楽しさがあっていいじゃんww
見に行くか
この>>1は必要な事を書いている訳だから、全部読まないと理解できないと思う。手短にまとめても、理解した気になるだけで、それだけで理解できるほど駿の作品は浅くないと思う
信者でサーセン
初めから読む気がない(または他力本願)なら、このスレは無視したほうがいいんじゃね?
残念だがもういい。
宮崎駿監督。
ありがとうございました。
497自身がスレに書いてたやつのコピペ
この後の参考文献紹介合戦も面白かった
管理人さん、本文に載っけてくれないかな
興味ある人多いと思うし
818 :名無シネマ@上映中:2008/08/21(木) 01:43:14 ID:H/EjLwiV
>>811
俺は、レヴィ・ストロースさんの「神話と意味」とか、「サンタクロースの秘密」とか、
中沢新一さんの「カイエ・ソバージュ」というシリーズとかから入りました。
柳田国男さん、折口信夫さん、南方熊楠さん関連の民俗学の本もいくつか読みました。
>>812のフレイザーさんとか、本スレでちらっと出たことがあるジョセフ・キャンベルさんとかは、
この業界じゃ押さえとけーという感じらしいです。俺は読んだことないんですけど。
キャンベルさんは「キャンベル スター・ウォーズ」で検索するといろいろ面白いです。
レヴィさんは構造主義という学問と関わりが深いらしいので、
構造主義や現代思想の入門書も読みました。が、ぶっちゃけよくわかってないです。
わかってないんですけど内田樹さんの「映画の構造分析」って本を読んだらすんげえ面白かったので、
真似っ子したくなってヤっちゃったのが例の妄想です。
うわあなんかこれすげえ恥ずかしい。なんだこれ。
超初心者なんでほんとすいません。
>>812さん、>>814さん、何かいい本あったら教えてください。
出来れば簡単なやつを。いきなり金枝篇はムリっす・・・。
「ハウル」では、女の子に戻ったけど(魔法の無い)通常の世界には戻ってないが?どうか?
「しかし・・・彼はパヤオなのだよ」
もう見れねぇ
だからこれは妄想じゃなくてパクリだろ。
パクった上で一般化しようとしてるから詐欺師なんだよ。
あれの映画が面白かったのは
もののけ姫までだな
殆ど劇場で見てるが、
ハウルと千尋だけは金の無駄だったなぁ
確かにぱやおっていわゆる「向こう側」の存在をこっち側にいる人間のすぐ近くに、凄く自然に描くよね。
俺の一番好きな紅の豚のポルコもこう考えると「向こう側」に行(逝?)きかけてる人間なのかもしれないな。
親友たちを失ってこの世から心が離れ、臨死体験(こんな俗っぽい言い方嫌いだが他に言い方も思いつかないので)に遭い、その後人の姿を失う。ポルコの場合自分から向こう側に行こうとしてるのか。
一緒に食事をしたり、ことあるごとにポルコに生きろと訴え続けるジーナは「ポニョ」で言うリサに当たるのかなあ。
でも最後は「こっち側」の女の子、フィオのキスで戻ってくるよな。その辺りはスレ主の言うとおり、今までの作品では主人公は必ず帰ってきたってことだよな。
あと、映画初めて観た時からちょっと気になってたんだ。ヒトの姿になったポニョが宗助に飛びついたシーン。
リサが怒ったような顔で二人を引っぺがして脇に抱えて薄暗い(停電のせいだが)家の中にせかせか引っ張り込んだろ?
何で再会を喜ぶ二人をそのままそっとしといてやらなかったのか?大体何よりまずポニョに聞くことがあるんじゃないのか?って思ってたんだが・・・
スレ主の言葉どおりに解釈すると、海から息子を化け物が取りに来たことを直感的に理解して、化け物とその眷属(つまり海)から大急ぎで息子を引き離してたってことでおk?
うーん・・・スレ主に直接聞いてみたい・・・。
どうしてくれるんだ・・・
ぁ~~~今夜ねれねぇよ!!!
トンネルって確かに怖いよな。
それまで景色にうっとりしてたのに、なんとなく外見れなくなる。
ポニョもっかい見ようかな
ウソです。
不思議の国のアリス症候群が発症した。
画面の中に入り込んでて変な感じ。
それだけの何かがあった、と言う事実だけ伝えておきます・・・
世界に神話を入れてるのではなく神話に世界をいれてるってのも納得できるわ
ウソです。
確か其処に紅の豚を指して「あんな作品を作ってはいけなかった」と書いてあったと思う。
そうであるなら、深読みも強ち間違っては無いんじゃないだろうか。
同じ本にもののけ姫にメッセージ性は無い、って書いてあったけれどそっちは怪しいな。
余りに露骨過ぎるのに。
子供の可愛さと無邪気さに釘付けでEDまで所ジョージにすら気がつかなかった。
まさにそう思う。
皮を剥いでみたらよく分からないものが入ってた。
もやもやではっきりしないけど、
それを怖いと思った人、
または懐かしいって感じた人、
神様みたいなものだと思った人、
やっぱり何だかよくわからないと思った人。
観た人一人一人見えた姿が変わる。
…そうゆうのってこの映画だけのことではないと思うけど、ポニョは中でも顕著に思う。
納得のいくシーンが得られる事は確かだし、凄い考察だと思うよ。
妄想には違いないが限りなく答に近い妄想だと思う。
やっぱり知識があるとレベルが違うな
いつか神話を読もうという気になった
ところで、「宗助は吾郎だ」というような監督の発言を確かに聞いたことがあるんだが、
その視点からの解釈をあまり見たことないな。
誰か考え知らないだろうか。
ウソです。
意地悪な言い方をすれば
『どうとでも解釈できる』
ジブリブランドで広告しても外れる時は外れると言うことを確かめたかったんじゃないかな。
当たったものは価値があると。
ホラーゲームのSIRENの1思いだした。あれにも似たワードが出てくるし
例挙げると
・村人が飢饉で神を食べてしまいアッチの世界になった(食による変質)
・屍人に一度も触られなかった女の子は無事に生還できた
(屍人は善意で襲ってくるわけだから「贈与」にモロ被りする)
・巻き込まれるのは何らかの方法で境界を越えて迷い込んだ人間(境界)
そう考えるとそれのポニョの考察も案外間違った考察ではないかもね
あくまで妄想の域をでることはないだろうけど
あと海還りによる生まれ変わりもモロ被りだな(海)(生まれ変わり)
ポニョにはオカルトマニアじゃ有名なメタファーが散りばめられているのは確かだ
週末にもう一度観るか
リアル神狩屋を見た気分だ
ちょっとこの>>1に「なでしこ」を読ませて解釈を聞いてみたい
ついでに断章のグリムを最新刊まで全部
兎も角、その巧拙、意識の有無はあっても、特別なものではなく、モチーフ云々言い出したら当てはまらない物語なんて無くなってしまう。
しかし上でも書かれてるけど純粋な「娯楽」として失敗作である、というのは事実だろうなー
波の上を爽快に走ったり
おもちゃの船で出かける
観ているだけで楽しくなる映画だった。
まさに「アニメ」だと思う。
劇場では何回見ても理解できそうにないなorz
家で一時停止しながら見ようと思う。
ところでパンフによるとポンポン船で出会った
小船の夫婦は大正時代の人と上のレスで見たが
今確認したらソースケの知り合いじゃないかYO!
ファッションが大正チックってことか?
794 :名無シネマ@上映中:2008/08/19(火) 22:23:39 ID:QbMZ6zrk
>>791
パンフレット、夫人の声の柊留美のコメントから。
「監督から大正時代の落ち着いたお母さんだけど、生活感がない感じで
いいと言われ、安心して演じることができました」
生活感がない感じって、演出意図なかったとは言わないよね
まったくパヤオは…ブツブツ
結局人魚姫じゃんって感想だったんだが・・・
まじこええ
言われてみると確かに納得がいくところがある
津波の後出会った親子が大正の人だとかまじぞくっときた
劇場でやってるうちにあと5回くらいみたい。
ttp://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_ponyo_20080731a.htm
何か気にかかる部分が多い映画だったけど…
ここまでは全然読みきれなかった。
映画見た後に読んでよかったまとめだわ。
まぁ、物語の受け取り方は千差万別だから、アンチの意見も正しいかも、と思う所もあったし、擁護派の言ってる事も事実に近いんじゃないかと思った所もあった。
何はともあれ、※含め人の考え方を観察できたという事はなかなか良い体験になったんだぜ。
↓長いんで少し略してます
――千尋の電車シーン見てに押井さんも言ってましたけど、あれは死のイメージですよね?
パヤ「鈴木さんもよく言うけど、それは賢しらですよ。生と死はいつも同居してるもんであって
描こうと思ってやってはいません。
今回も最後のひまわりの家シーンを見て「これはもうあの世ですね」なんて言ってたけど。
死は匂ってもその中には、自分たちの描きたいキラキラしたものがあるから、
あんまり生と死という言葉を使いたくないですね。」
『Cut』9月号インタビューより
「エコもディズニーも、もう通用しないよ。」って話だと思った。
しかしこういう考察を漫画版ナウシカでやったらまた凄い事になりそうだ
人の考察を聞くだけってそんなに楽しいか?
結局は洪水も元に戻らないまま話が終わったし、完全に『別の世界』のままの終了だったよ。
そう思うとちょっとゾッとしたw
答え知っても知らなくても面白い映画ってすごいな。
アンチは映画すら見てないんでしょ、もったいない。
劇場でやってるうちにあと5回くらいみたい。
「わかりずらい映画をつくる」
二転三転させても答えが見つからないように映画をつくろうとするだよな
このスレを見て多少は考えが変わったかも知れないね
・ポニョはソウスケに名前・血・食べ物を貰ってソウスケの世界の住人になった(キリスト教の洗礼と類似)
・ポニョは人間の姿でソウスケに会いたかったが、ソウスケの世界では魔法が使えず人間の姿になれない。だから津波を起こして自分の世界とソウスケの世界を混ぜた
・ポニョはソウスケによる生まれ変わりの儀式「ビン(卵)>トンネル(産道)>キス(誕生)」によって人間に生まれ変わった
リサあたりはうがちすぎな気がする
これは見に行きたくなったぜw
最初の方の3回の~って辺りまでは面白かった、よくあの内容でここまで考察できるな
ポニョは人によって意見が分かれる映画だと思う、こういう解釈とか見方も含めて
俺は嫌いな映画だけど
んで、パヤオおわただな~って思った。
なんでかって言うと「あまり面白くない」って感じたから。
トトロの時のような、共感できる所があまりにもないと思ったから。
でも、なんだか印象に残るような。懐かしいような苦しいような。そんな感じだったんだ。
まぁ、何が言いたいかっていうと自分はまだ半端に子供なんだな。って認識できた、ってこと。
このまとめ見てあんな感覚だったのがやっと理解できた。
なぜつまらないのか考えると、豚まではその物語自体にロマンがあり、主人公にも夢や希望など、目的としたものがはっきりしていてスガスガシイ
それ以降の物語的には降って沸いたような、回りの事象に必死に対応していくといったストーリー展開
ハウルやポニョに至っては現実感がなく
そういうものだといった展開、>>1の言ったような
神話のモチーフが裏のテーマが表に出すぎて物語自体を壊してる感じがした
そういうシーンを見るたび好きな人に振られるような、説明しない大人に無力感を感じるような気分になる
>>1のように考察して楽しむことも見方のひとつだし、おもしろいと感じる人達がいるのもわかるけど、個人的には今の作品は物語としてはつまらないと思う
また、終りが近づくのがさびしいような作品がみたい・・・
衒学的。滑稽。共感してる奴らも間抜けに見えるわ。
隠喩とかの考察は映画観たりしたら自分もするけど、ここまで情報引っ張ってきて考えるなんてしない。
ポニョ見て色々と考えてしまったっていうレスもあったから、自分も観にいってみようと思う。
その棒がキャラクターなんだと言うのに
いい知識が得れたよ、管理人ありがとう。
そんなん考えてるわけねーよwww
って一蹴するのも勿体無いと思うけどね
既に1000万人以上見てこれだけ賛否が分かれてるんだからそれだけすごいパワーを持った作品だってのは間違いないでしょ?
青字の人のもののけ姫と千尋とハウルの考察もぜひ読みたい
理屈ふっ飛ばすほど静かで穏やかなシーンがあるから宮崎アニメ好きだわ。
千と千尋の電車のシーンとか、倍音でまくり。
結構前半から涙がダァダァ流れて
自分でも良くわかんなくて笑った。
友達は何で泣いてんのか不思議がってた。
観もしないでバカにしてた
DVD出たら観て見よう
他の作品も見返したくなてきたよ
こじつけに過ぎないように思われる部分は確かに考察の2~3割を占めるけど、概ねオーソドックスなまともな見解に思える。
深読みと貶す向きがあるが、そもそも深読みはただの浅読みより確実に意義がある(そこから議論を発展させる取っ掛かりを多く提示できる点で)。深読みだの信者だの言う前に自分の頭で納得できない箇所への反論を試みるべきではないのか?
本人も少し気にしてたようだけど、「神話」じゃなくて「寓話」というのが正しいな。
パヤオは童話をつくりたかっただけ
ネタ元にした話など考察すること自体は悪いことではない
ここまでの妄想をさも真実のように語るのは正直むかつくだけだな。
要所要所で『個人の考え!』とは言ってるものの口調などからそんな気持ちが微塵も感じないw
何がってわけじゃないけど、物凄く怖い。
あと俗だがなつみステップ思い出した。
考察が当たっているなら確かにこの映画は「凄い」だろうがそれは=「面白い」なのか?
ポニョが神だろうと、面白い理由にはなっていない。
とかキモいとかいう人って大学で何して
たの?行ってないの?ちょっと驚いた。
批判するのも楽しめばいいのに。
そういう人ってもしかして分析抜きで子
供のときな感覚で感動できる映画を求
めてさまよっての?それでいろんな映
画をつまんないとかいってんのか?‥
アダルトビデオをお勧めします。
まぁいいや。ポニョ見に行くか。
ぱやおが人生の中で見てきた物語とか神話とかお話が自然に出て組み上がってったんだろうなぁというか。描きたかったのはそれこそ異種婚と、ぱやお実母への思いと、「手書きアニメの根性と真髄を見せたるわ!」な意地ぐらいじゃね?
あれだ、民話や神話や伝説を語り継いでる人の一人っつーか、昔の吟遊詩人そのままって感じ?伝え聞いたものを、自分の趣味で脚色はするけど深くモチーフの意味とかは考えてないっていうか。
で、>>1みたいなのは、今の民話の研究者みたいな立場なのね。「これにはこんなモチーフが!昔話(=ぱやお)すげー」みたいな。でも語り継いでる方はそんな意識はないと。そんな意識がない、それが普通だったってのがすごいんだろうけど。
だから>>1みたいに深く考えてもいいし、そんなの気にせず「ポニョかわいかったねー」で終わったっていいわけで。
研究者が深く考えようが、酒場でおっちゃん等がおもしろおかしく聞いてようが、お話はなんも変わらんってことですよ。
「死後の世界、輪廻(りんね)、魂の不滅など哲学的なテーマを投げかけている。
でも、子供の目からは、冒険物語の一部として、自然に受け入れられる。
この二重構造をどう音楽で表現するか。そこからが大変でした」
がこういってる以上ぱやおが死後の世界とかをぽにょにいれてきてるのはまじなんだな・・・
楽しい映画だと思ってたのにもう見れないよーw
エヴァの解釈本を思い出す。
結局エヴァンゲリオン2のゲームで明かされた設定考えると的外れなもん多かったよなw
そう思いつつ米欄に飛んで先に感想チェックと思ったら
>429
読んで一気に読む気なくした。
大学持ち出すやつってどうせ三流で自分に自身がないから他人を貶めて自分を保ってるんだろ・・。
あほくさ。
管理人乙。
もう一度スレを読み返さないといけな
人。
子供向けとしてのポニョが成功してるかは別だよ。
ポニョが魔法を発動してからトンネルくぐるまで
フジモトとか「元の世界の人」にあってないよな
場面展開でなんとなくフジモトと女神の邂逅もポニョたちの傍で行なわれてた気になってたけど
別の世界を創出して女神にも触れられない状態だったんだな多分
読む人によって難易度が変わる映画ってのはいい映画だと思うわ
それはね、まず映画の第一義として
「何も考えずに楽しめる」ということが成立した上で、「深読み」が楽しめるのよ
初めから謎かけみたいなことされても、それは興ざめだよね
ポニョにはそういったバランスが欠けている
俺はいろんな人の感想を聞いてみたい。
それが、宮崎駿という巨人と同じ時代に生まれてきた幸運に浴する俺たちの、
最高に贅沢な遊びのような気がしている。
ここにしびれた。
この人、ここの米欄読んだら喜ぶだろうな
2chなんてするなよ、2chに毒される。
どうせ承認制だからマンセーもしくは逆に叩くコメントしかでないこんな場所じゃあ言っても無駄か
面白かったじぇー
ポニョはガキが出来てからもう一回見る事をオヌヌメする
この話が「子供が大人になる過程」と「つまらない大人の世界でそれでも生きる為に必要なモノは何か」っていう事を言いたいのか?って視点で見れるよ
まぁ後者は、寸詰まりというか急ぎ過ぎたのか、わかりにくい仕上がりにはなってるが。
納得できる部分もある。
特に水浸しの世界というか
空間は古めかしい生き物が
海を平気で泳いでいたり
それだけじゃなくて
でっかいトカゲみたいなのが
木の上を蠢いたりしてて、
何か奇妙だなぁと思ったけど
黄泉といわれて納得できたわ。
あと船の上の人の赴きが
なんとなく古めいてたのも気になってたし。
そういう意味ですごく楽しめた、
ありがとうございました。
こういう考察もあってもいいと思う
久石譲の言葉からみてあながち考え杉とも思えない
ただ子供がこの映画好きかって言ったら別問題
ポニョかわいいしか感想聞かない
単純に楽しめる作品ではない
クオリアのレベルが一定してないから、評としての流れはあっても全体として破綻してる
・神話や昔話、あるいは寓話・童話に近い
・3回連続で何かして成功すると、目的達成に近付く
・ポニョとリサが宗介を取り合ってる
…3番目、「リサは失敗続きで、遂に宗介を失ってしまう」てのも追加した方がいいかな。
これだけ押さえて見るだけでも、違ってくると思う。
だから信者はキモイ。
製作者はそこまで深くは考えていません
「こういったのを入れたらどうだろう?」ぐらい。
逆にこういった拡大解釈は、トトロのメイは死んでいたって言うアホ理論と同じほど、不快に感じる。
ひどい
こういう偏屈な解釈して俺SUGEEE見たいな奴増えたね
考察は個人の自由だが、それをどういうかたちで否定しようとも自由なのだからしょうがない。
俺はおもしろかったよ。こういう妄想自由好き。
火が付くといいんだけど… だよ。
子供たちには問いかけていない。
発電機についても、子供たちには問いかけていないよ。
自分の邪気眼時代を思い出したわw
でも、1はちゃんとした「批評」になってるところが
立派だと思う。
あの世=死じゃねえよ
「神話」のあげ足とってるやつはスレ読め
※429に禿同
すごいですね!
たぶん宮崎さんは、無意識に映画作ったんだと思う。
何も考えてない、じゃなくって
何も考えなくても、勝手に感性があふれてくる、という感じ?
彼が今までに感じたこと、知ったこと、考えたことが、もう言葉でなく感覚みたいな感じで会得されているのではないでしょうか。
だから、ジブリ作品は
おもしろい解釈ができたり
何故か泣けたり、
言葉にできないけど、何かが残ったり
「なんかわからんけど、もう一回観たい」と思ったり
するんじゃないかなーと、私は思います。
私は、難しいことを考えるのが苦手なので
よくわからないけど胸がさわぐ という感じを大切に
ジブリ作品を愛していきたいと思います。
大人になってから「こういう意味じゃないのか?」って考える作品なんじゃないかな、ポニョは
んでパヤヲも相当元弟子に毒されているな
シンジは土壇場で引き返したけどな
でも見て面白かったんだろ?どうせお前らみたいな一般人はそう言うんだもんな?誰もがお前らみたいなのと同じだと思うなよ
大体作品っていうのは言いたいことが全部伝わるもんじゃない。10言って1伝わるかどうかなんだよ。それをなんだ、お前らは。分からないんじゃない、考えたくないんだ。ほんの少し考えるだけだ?ふざけやがって。てめえは何も考えてねえよ、お前が何を考えたんだよ、言った事をそのまま聞いてるだけじゃねえか!
だからお前らは騙されるんだよ、観客に分からなくても感情が伝わればそれで良い、なんて製作者は思ってるんだぞ?それをお前らは!良い子の為の映画だとか抜かして!見に来てるのか!何描いてるかも見ようとしないくせに!
何が「面白い」だ、そんなんだからお前らは!ジブリ観にいくんだよ!バカかお前ら?宮崎が何やってるかなんて考えもしないから金獅子賞までもらった男の作品が子供向けなんていうんだよ!お前らは面白さなんか分かってねえよ!
都合の良い映画を探してるだけじゃねえか!
半漁人形態キモ過ぎる
俺は楽しめたけど
読んでから見てよかった、と思いました。
何の予備知識も無く見たら、きっと頭の中(???)だったと思う。
しかし、このスレを読んだ後に見たら、すごく楽しめた。
いつの間にか「境界線を越えた世界」になっていると思ったら、戦慄した。
ドラクエ6の裏の世界(夢の世界)みたいな感じかな?
船出のあと、他の船と出会うあたりからは、予備知識が無ければ脈絡がなさすぎて反応できないと思った。
もしくは、この脈絡の無さは、そこが「夢の世界、もしくはあの世」ということを暗示していたのかな?
とにかく、この作品はこのスレにおける考察を予備知識として持った上で見た方が楽しめるという、特殊な作品だと感じました。
ブクマが急速に増えてもうすぐ1000超えるところからも、多くの人がこのスレの価値を感じているのがわかる。
ちなみにこのスレのタイトル「神過ぎる」は、「崖の上のポニョ」が神話的な裏設定を使いすぎているという意味と、単純に神クラスの作品であるという意味のダブルミーニング?とふと思いました。
「自分は何も考えずに作ってるのに周りが、もののけ姫は環境問題についてだとか色々なメッセージが含まれているだとか難しく推測する」
って言ってたのを思い出した
考えるのをやめた。
今は金を選ぶかな
俺等
3桁でまとめました。
や大塚栄志の脚本術の考察の発展系だな
シナリオライターならこれがこじつけとはほど遠い、ちゃんとした分析であることがわかる。
(トトロで二人は死んだとか)
もちろんそういうメッセージを監督が盛り込んだ可能性はあるし、
神話からネタを持ってきてるかもしれない。
ポニョの場合は深読みする以前に不自然な描写が多くて
メッセージ性が高いように感じる。
というより(表面的には)中身がすっからかんで何がしたかったか分からないから深読みせざるを得ない。
でも普通の人は映画見ながら深読みしようなんて思わないから
「つまんない作品」として受け取られるんのがオチな気がする。
千と千尋とかトトロみたいなやり方の方が大衆受けするんだろうな
来なきゃいいだけなのに。
ポニョがキスするのは3回だったけど
そのうち2回は妹達だったなぁ。
で、最後の最後で宗介。
3という数字に気を配ってみるだけでも
全然違うのな…すげぇわ…。
Ω ΩΩ<な、なんだってー!!
っていう展開を脇から見て楽しむスレ。
当時半人半豚とかスーパーモスキートとかリアルで怖いって思ってた人間がいるか?
ようはそれといっしょ。
信じるも信じないもあなた次第。
原作ナウシカに並ぶ話っぽくて見たくなったw
ただ、向こう側にいったとしてもいいって考え方にはまだ賛同できない。
だって若者ですからw
神話の世界観を入れているというとこまでは
俺も気づいたけど、これだけ考察したのは素直に
すげーわw
ポニョは何というか人間くさいというか恐ろしさ、気味悪さを感じる作品だったな。面白いけど、素直に認めたくないというか・・・。これを受け入れていいのかという感じ。
監督の考えるあっちの世界って、村上氏の描いた「世界の終わり」みたいな世界なんじゃないかな。
影をつけないことにしたのは彩色担当の人だよ。
番組でやってた。
理由は単純にポニョに影付けると画面で映えないからってだけ。
この人はトトロでも同じようなことしていて、
家の前で遊ぶメイの服の色の赤みと、
トトロの巣でのメイの服の色の赤みを背景に合うよう
(陰影とは別に)それぞれ変えてたりする。
これから2回目を見てくるわ。
3匹の子豚は日本の話じゃないです。
でも、ジブリ映画はスレ中にもあったように、「心で感じて何となく伝わればいい」ぐらいでいいと思う。たぶん駿さんもそうかなぁと思う。
ま、駿の息子はそこに気づかず、「人の心を真にうとうと思って作った映画」だったからあまり良い評判では無かったのかもしれない。
ル・グウィンの逆鱗に触れるぞ。
宮崎氏は『ポニョ』を「不安と神経症の時代に立ち向かうための作品」としているそうです。
だから「あちら」の世界は無意識や集合無意識の世界なのかなと思いました。
497氏が語ったのと同じテーマを心理学的視点で考察したものを私も書いみたので、ご興味おありでしたらどうぞ・・・
ttp://aya-shumi.cocolog-nifty.com/heya/2008/08/post_36b0.html
こんな見事な批評なかなか無いぞ。頼むから院に行け。
ジブリの絵にはどこかホッとさせられるよな。
そこにこんな深い話がこめられてるなんて驚きだわ。
いや大学が分析作業抜きには過ごせない空間だってことを言いたいだけだろ
大学に反応しすぎw
フジモトはなにがしたかったの?
俺はパヤオの頭がおかしくなった、
ってことで納得してる。
どれほどの生みの苦しみなのだろうか・・・
想像できない。
あと、うちの地元はエンドロールが流れたら、客ほとんど帰るのが普通なのに、ポニョはほぼ全員客が残ってた。ほんと珍しいことです。
ポニョの歌のせいもあると思うけど、夜中なので子供もほとんどいない。大人だけ。歌を聴くために残るとは思えない。
いろんな意味で特殊な映画だと思った。
これ多分映画観たら吐くな俺
ロリでかわいい女の子を好きなだけ描いてくださいって言っとけば、また面白い映画作ってくれるんじゃないかね・・・
読んでもさっぱりわからなかったが
この映画と神話は奥が深いということだけわかった
黒澤明と同じテーマだと思う。
すなわち生命力。
あらゆる事象には生命が宿っている。
それを日本人よ、忘れるなよ、と。
僕にはそう強く訴えかけられているきがするなあ。
通常時の、あの乱暴きわまりない運転もだけど
津波が押し寄せてきているのに
港の通路を渡ることに異様なまでに固執し
波に呑まれながらも運転し続けるところに
「ソウスケじゃなくリサが何かに取り憑かれているのでは」と寒気がした…。
五歳の子供を深夜の自宅に投げ出して出て行ったり。
台風の時に田んぼを見に行って溺死する老人のようだ。
ああいう時って、なんかこう、モノノケに魅入られていたりするのかな。
リサという存在を
親と子を引き離す、恋人達を邪魔する『魔』として表現しているような気がしたよ。
パヤオはそれを狙ってたのね
すげえなあ。もう一回見てくるわ
拡大解釈とか無理に裏を読もうとしてみたり。
それをすること自体は否定しないが、もっと素直に見ても十分面白かったと思うわ。
無意識的なことをよくここまで言葉にできるな。
だけど、興味深いな。
ポニョまだ見てないから見に行こう
そう考えると腑に落ちるものがあるな
「おもしろかった。」
「つまらなかった。」
だけで終わっている人は子供だっていうことだ。
>あそこは、化け物に取られそうになっている息子を守ろうとする
>母の戦いのシーンだと俺は思っている。
ここはポニョを「宗介を連れて行こうとする化け物」として忌避しているのではなく、それこそ神話や伝説に頻出する「力競べ」じゃないかと。
発電機の作動により、「母の力」と「ポニョの魔法の力」との競争のケリが(ポニョの勝利として)ついた、そのため母は折れてポニョ(の力)を受け容れた。
自分たちとは無関係かもしれない山の灯りを見て母が2人を残して行ってしまうのは、ポニョの魔力に信を置き宗介を委ねたと考えると繋がるような。
良く考えて文章にまとめたなあ、考えている間は、さぞかし楽しかったんだろうなあ、と思うけど、ここまで一つのさもありなんていうテーマのために、映画の全てをスキなくギチギチに拘束すると、何だか逆に想像の余地が狭くなって息苦しい感じがするなあ。
信じるも信じないもあなたしだい、とか、あくまで仮説、とか言いながら、あとになって作り手側から話の種明かし、例えば、ポニョがハムを好きなのは、スタッフの子供の誰かが好物で、ラーメンを食べる時のしぐさもその子がモデル、とかいうミもフタもない話を聞くと、
「あとからとってつけたようであざとい」とか、
「パヤオは真のメッセージが、深く読み解こうとする意思のある相手にしかわからないように、フェイクの情報をわざと流した。」とか言って自説に都合の悪い情報を閉め出したりするんだよ
どうしても今まで見聞きして来た神話とか童話の影響を受けてしまうのは仕方がないかもな
日常と非日常の境界線ってのは宮崎アニメにいちいち出てくるな
『崖の上のポニョ』という作品から、「クトゥルー神話」や「ニーベルンゲンの歌」などの影響を読み取る人がいます。たぶんそれは正しいです。どれかひとつが正しいということはなく、たぶん全部が正しいのだと思います。『崖の上のポニョ』は、そうした影響のもろもろが全部融合したカオスが、そのまま宮崎監督のフィルターを通って映画になったものなのでしょう。
管理人さんここに乗せてくれてありがとう
こうやって拾われてなかったら絶対スレの存在しらなかったものw
ポニョを単純に面白かったと評する人は子供向けの面を子供と同じ目線で見た人。
これも映画の見方だと思う。
1は裏側の面を気持ち悪いくらいの考察力で見たある意味可愛そうな人。
「子供の時に見たかった」と1も言ってるし、ある意味ではポニョをあまり楽しめなかった人に思う。
一緒に見た俺の彼女はポニョが喋っただけでうれしそうだった。うらやましいくらい。
確かにあそこまでアニメで子供の可愛らしさを魅せる映画はなかなか無いと思う。
俺のポニョの感想としては「なんだかよくわからない夢」って感じだった。目が覚めたあと、どんな夢だったか覚えてないけど、幸せだったり、悲しかったり色んな気持ちが交錯して、でもどんな夢なのか覚えてないから、自分で解釈できなくて気持ち悪い感じ。ポニョにも同じようなことを感じた。人によるだろうけどね、そういう映画だから。
あと大して1の文章は長くないと思うんだがw
他のやつのレスめちゃカットしてあるし。
ポニョは活字離れの深刻さを俺に教えてくれたw
明らかにそんなこと織り交ぜる人じゃないのわかるのに。
映画みても楽しいのかな?オナニー的満足感はあるだろうけど、純粋に楽しめなくなるんじゃないかな。
パヤオ「自分は何も考えずに作ってるのに周りが、もののけ姫は環境問題についてだとか色々なメッセージが含まれているだとか難しく推測する」
そこを掘り下げちゃいけない。
パンフレット見るとわかるんだけど、
荒らしの夜に信号が送られてきた所って、
老人ホームの向かいの丘の上にある東屋なんだよ。
位置を考えると藤本の罠とか、なんか怖い光とかじゃなくて、
「老人ホームの職員が助けを求めてる」一択になると思う。
あと、大正時代の婦人云々。
あれ、監督が柊に「そんな感じのおっとりお母さんで」
っていう、演技の指針を示しただけ。※388の指摘通りだと思う。
境界云々も、そもそも世界観的に「パンダコパンダ」3話のリライト臭が凄くして、
宗介の日常が既にファンタジーだったようにも思える。
もっと演出論的に個々の描写の説明をすべき
鈴木さんと押井さんの対談でも言ってたけど
今回の映画においては高畑さんの影響が少ないので理論的には弱みが多い
ほぼ間違いなく神話云々は関係ない深読み
桃太郎とかグリム童話を無茶苦茶に解釈するのが昔はやったけど,それと同レベル
だから映画自体は何も考えずに観たほうがいいと思うけど、その後色々と思索するのは大いに意義があるかと。
あと宮崎監督のいう「子供向き~」ってのはポーズだと勝手に思ってるけど
海とかトンネルとかの描写には、自分が子供時代に感じていたイメージ(恐怖・不思議)に近いものがあった。
ポニョやソウスケくらいの歳の子供なら、2人の行く末とか余計なことを考えることも無い。
『ポニョ』で得た不思議な感覚を後々まで持ち続けるんじゃないかな(俺の世代だと『ファンタジア』みたいに)。
そういう意味では「子供向け」ってのも間違いではないと思える。
スレで突っ込みがあると俺も良く分からないでお茶を濁すし
論理的かつ学術的な考察というには甚だおそまつと言わざるを得ない
深い考察をするためには何十回も作品を見直して
一夜漬けなんかではない幅広く深い知識を基に論理展開をしなければ相手にされません
by文学部
宮崎映画に哲学的要素があるなんてわかりきってること
もちろん哲学なんて曖昧なもん、穿ってみればどんなものにもある
ただそれを気づくのか、気づかないのか
もしくは気づいたことにするのか、気づかないことにするのかが違うだけ
気づくことが高尚なわけでもないし気づかないことが卑俗でもない
楽しければいいんでない、どっちでも
それってすごく楽しめてるだろうと思えて素直に羨ましい
俺は最初映画を見ても何も感じなかった
でもこれを見て、見返してみれば楽しめるかもしれないと思った
結局俺は二度目見てもやっぱりさほど楽しめなかったんだけど。(考察と照らし合わせる楽しみはあった)
スレ主の言ってることの正しい正しくない抜きにして全力で楽しめるのっていいことだね
それに影響されて楽しめる人が少しでも増えればいいと思うわ
だが、子供向けではないな、結局
子供を満足させるものはつくれないんだよジブリは
dvdが早く買いたいけど境界が曖昧になりそうで恐ろしい・・san値0になりそうだし。
うちも含めてかなりの幼児もち世帯がdvdを買うでしょうから
世界の境界が曖昧になるのが加速されそうですね。
宮崎監督の慈悲に溢れた引導かともやもやするのは穿ちすぎでしょうか。
果てしない物語的な「何らかの形で選ばれた子供が終わりかけの世界を破壊して再建する」
というわかりやすい形でないところが宮崎監督のすごいところですね。
ハウルに出てくるみたいに「みんな連れて行っちゃう」んですねえ。
マトリックスのような「リロード」とはまたニュアンスが違って
八百万の神々が坐す日本らしさが醸しだされていていうことなしです(笑)。
「崖の上の家」って異種婚とか新たなる世界への入り口とか
何か元ネタがあるのでしょうか。
・ブラックジャック:黒男とピノコ
・ハリポタ最終巻:狼男に噛まれて容貌が多少変化した魔法使いと
妖精を祖母に持つ美少女魔女の新婚生活のための家(名称 白い貝殻の家)
映画では気がつかなかったけど、パンフのイラストには崖の海岸に近い部分に
鳥居が描かれていて、伏線があるんだよー気づいた?って感じがしたもので。
更新を楽しみにしてます。
色んなオナニーの方法があるのと一緒で楽しみ方は自由でよくね
ちょっと世間ずれしすぎてねーか
同じように大正時代に水難にあった人が生き返ってたんじゃないかな
町は洗濯物も干しっぱなしで水没してたから町の皆は逃げる間もなく死んじゃってから
すぐに海の魔法で生き返った
そう考えると皆生きているから怖くないよ
皆が生き返った後の世界が海の魔法の世界か
それとも魔法が収まって元に戻った世界か、それは語られていない
後者なら主人公の成長はあるが元の世界に帰って日常に戻ることになるから
結局あちら側には行ってないと思う
今までの駿作品との違いはそれを示す後日談みたいなくだりがないところなんじゃないかな
帰ったのか逝ったのかを示してないという魔法が、スレ主をあちらに連れて行ってしまった
後日談がエンドロールの背景で語られてたのかどうか、もう一度確認したいな
息子が家出少女を連れてきた。結婚したいとか言ってる。
↓
家出少女の両親は変な宗教っぽいものにはまってて、結婚の条件にわけのわからん謎かけをしてきた。
↓
息子はバカだから全部イエスって答えやがった。
↓
ハッピーエンド
子供と大人が見たときの感想の違い。
子供:迷わず突き進むと良いことがある
大人:真っ直ぐすぎる子供はひょっとしたら危ない。育て方に気を遣おう
前山公園のあずま屋で繰り広げられた、トキさんとフジモトの攻防は、常識的な大人の行動と思える。
音もなく水の中に沈められた様に水中で干されてる様に見えたので
これはすごい。
あの「怖い」をメディアはポニョが可愛くないとか気持ち悪いからだと取り立ててたけど、ホントは、話の内容が「なんとなく怖かった」だけなのかもしれないなぁ。
リサが作ったコノ世の食べ物だから、
水没したあの世からこの世へ「生まれてきなさい」って意味だと思う
>>1とは違う解釈。
それを信者は深読みしまくって神作に変えてしまうのは凄いと思うわ
正直、そこまで深い話じゃないし冷静に見たら面白くないよ
でも、ポニョの鑑賞後はそういう具体的な感想が出て来なかったんだ。
このスレ見て、真っ白な頭で観てもザワザワと感じたものの正体が解った。
そんで面白さが解った。ポニョ萌え~だけで済ます事にならなくて良かったと思うw
DVD買う事に決めた。>>1ありがとう。
ちなみに俺は全映画の中でトトロが1番好きな幼児脳の持ち主だ。
宮崎監督がミスターのファンだからじゃないの?
俺の親父もミスターファンで333ってのを付けてた。
>>1のせいだぞ、このやろう(笑)
>面白い考察だけど、こんな難しいこと考えながら
>映画みても楽しいのかな?
君には難しいというだけでしょ?
497氏にとっては普段の感性なんだから。
ざっと読んだが「深読みし過ぎ」とか
意味のわからん批判はどうにかならんのか。
仮にそうであるならば深読みに対する単純解釈を述べるべき。
否定だけでは議論にすらならないし、
それは497氏も望んではいないだろう。
見えない。そもそも途中から金儲けの方に
走って製作してるからつまらなく思える。
普通にただ観て楽しむじゃ駄目なんだろうか
こういう考察ってのも面白いね
母にでも見せてくるわwwwww
どうなるのかというシュミレーションをした
海外番組を紹介するってのがあったな。
みるみる緑が溢れ、地球が再生していく様子を
見て、ゲストがシーンとしてしまったのを
思い出したよ。
ゼントを断られて化け物になった。
で、千尋に団子食わされて元にもどったりしてたよ。
そのまま丸ごと感じたことを理屈をつけずに自分の中に置いておくのが一番良い。
穿った見方をするようなやつにとって解釈がいくらでも広がるような作品になっただけだと思う
映画じゃなくても何か物事に対してこんなに深く考えたりしないな…
途中であーもうメンドイって放り投げちゃうw
斜に構えて批判してるだけの感想見るよりずっと面白かったよ。
Missingなんて境界ネタで帰ってこれないとか自ら行っちゃったとか留まれた一般人がてんこもりだ
自分はネタにしろ何にしろ、こういう深読み妄想な考察が大好きなもんで、楽しめた
>>1ありがとう
駿「あ、ごめんそんな深く考えてない・・・」
忘れたころにテレビ放映ででも見るとしよう…
レベル100の奴にはレベル100が理解できる広範囲な引き出しを持つ作品つーことだなぁ。
「霊界物語」かよw
たとえ考え過ぎだとしてもよりその作品を楽しめるようになるって点で、こういう考察があるってのはいいなぁと思うよ
をきちんとモールス符号とかで表現してるなら
なぞの発光信号もきちんと復号できそうな
気がするんだけど。
それで、誰が発した発光信号なのかが
わかるんじゃね?
515を見ようか。
便箋かなんかにその映画の意図するものを
書いて渡してるのをなんかのドキュメンタリーで
見たよ。515見ると今回も何かしら説明してる
感じだな。
ポニョは 『妊婦』 の象徴じゃないか?と思っています。
♪ ふくらんだ まんまるおなかの おんなのこ ♪
女に対して「腹が出ている」とは、なんと失礼な主題歌かと思っていたんだけれど
ポニョが妊婦ならば納得がいきます。
ポニョは半魚人なんですよね。
つまりそれはキメラな訳であり
キメラというとファンタジーな存在っぽく聞こえるけれど
この世には、妊婦という名のキメラが多数存在しています。
妊婦って、母と子の合体した生命体でしょ?
ひとつの命をふたつで分け合う、絶対的に安定した、離別不能な存在。
ポニョは、孕んだ母であり、生まれる子でもある
どちらのモティーフでもある究極のキメラなんじゃないかと。
異界はサイレンのイメージが強すぎるのでもっとホラーだ。
おもしろい
パヤオは深く考えていないよ派は
深く考えていない合理的な説明を一切していないな。このままでは俺は497の説明の方に説得されちゃうよ。
例えば、こういうテーマだと考えるとストーリの全てが過不足無く繋がるから他意は無いよ。とか497のこの部分の考察はこういう考えだともっと単純に解釈できるよとか、何か判断材料が欲しい。
一つの作品にこめられたメッセージを読み解こうとすることによって、これだけ楽しくオナニーできる人間がいることに嫉妬。
で、頼んでもいないのにオナニーを公開するための場所まで来て、批判してる人間って何なの?
長すぎ→お前に読むだけの能力がないだけ
こんなこと考えながら見なきゃいけないの?→命令もお願いもしてません
考えすぎ気持ち悪い→お前と同じ楽しみ方を強要するな
ただの信者のオナニー→タイトル見て気づけ。見たくないなら最初から来るな
ポニョつまらん→ジブリに文句言えよ
その他の批判→クソして寝ろ
「崖の上のポニョ」を最も別れのイメージを遠ざけている作品だと思うのだが・・・
様々な時代を背景にしている作品に対し水を主とした作品だからだろうが・・・。
ともかく、ここからあくまで妄想だが、
宮崎駿は今回の作品には生死より
自分が他人に対する母性と抱擁(水の表現)だけで
留めたかったんじゃないかと、思う。
だからそういう作品は明確な答えがでないし、逆にいえば視聴者側が答えを探す権利を与えられてるって思うよ。
ただ論理的でないから、気持ち悪いから、とかいう理由で批判するやつは見てて可哀そう。
できればもっと小さい頃に観たかったなー
20代半ばに入りつつあるのに未だ紅豚に
地中海ステキフライト浪漫活劇以上の意味を見出せない俺の為に
ポルコがアメリカ野郎と対決するのはフィオ(お姫様)を賭けた決闘だったり、
ラストにフィオ(お姫様)のキスで人間に戻ったりで、
今にして思えばモチーフっつぅか、観客の中に
無意識的に存在する御約束がちりばめられてたりする訳か
ハヤオのマスターベーションを見せられてる感じ。
正直「金かえせ!」って思った。
たった5年しか生きていない子供にその後の一生を決断させるなんて、無責任な大人たち!
5歳児はそのときは真剣だろうが、成長していくにつれて考えも変わっていく。
なのに宗介はもうポニョから逃れることが出来ない。可哀相過ぎる。
無謀運転を繰り返す母、親なのに名前を呼び捨て。
親としての責任を放棄してるようにしか見えない。
二度と見たくない映画だと思った。
いろんな意味でハヤオは無責任すぎる。
ポニョは神話(昔話)的な性質をもった作品であり
神話的プロットやモチーフを多分に意図的に使用することによってそれを成し遂げた
神話(昔話)的作品は子供にとって単純に楽しめるものであり、そのために宮崎監督は「子供向けの作品」と語った
しかし大人にとってもそういった作品は倫理的論理的哲学的なことを感性に訴えかけるものであり一概に子供向けとは言い難い
そしてポニョが今までの宮崎作品と決定的に異なる点は
登場人物達が”あちら側の世界”に行って作品が終えられていることである
今までの作品では元の世界に戻ってきていたが今回はそれをしなかった
そして最後に主人公たちが選んだ”あちら側の世界”が新しい希望に満ちた世界なのか
はたまたあの世の冥界なのか明確に提示されていないことから
人それぞれ解釈が可能であり、この作品に恐怖心を抱いてしまう要因である
こんなかんじでおk?
>(専門は畜産学でした)
>(専門は畜産学でした)
...理系...だと......?
美 を分解すると リサとトキが出現。
文学と位置づければ、理解しやすくなる。
もしこの妄想が間違いだったとしてもこうやって細かく見れるってのはすげぇな
「結界が張られている…こんな強力な力を持つまでになっているとは」
とか言う場面がほのぼのしててよかったw
あれ、ポニョが張ったんじゃなくて
フジモトが勝手に結界を感じているだけなんじゃないかな。
娘が彼氏とイチャイチャしてる部屋になんて
父親は入っていけないよねw
考えれば考えるほど頭ん中グルグルしてくるからw
でも初見のとき感じたあの違和感は、少なくとも間違いではなかったんだなぁと今思う
考える=偉い、素晴らしい
考えない=ダメ人間
って意見のやつが湧くからこういうの嫌い。
もしかするとこの物語はポニョという生命力溢れるエネルギーがこの生命希薄な現代にやってきてもっと素晴らしい生き生きとした世界へいざなう物語なのかもしれない
だからハッピーエンドなのかもしれない。
私は前半ずっと号泣していた。
あったよね、らんらん歌ってるとこ。
あそこをメインテーマにしたような作品だとおもた。
見たくなった
なんでもバトル物にしたい男の子(テストステロン)の影響が濃いな
んなわきゃーないだろうに
なんかトトロの都市伝説(トトロ=死神ってやつ)読んでるみたいでドキドキしました。
やっぱり駿監督はそういう綿密な裏設定をほどこしてそれをうまく隠しているから沢山の人に受け入れられやすいんだな感じました。
まあ、僕はこういう裏設定はこういうスレとかでしか気づけないんですが…
僕はまた繰り返し見ても裏の部分のことは忘れて普通に楽しんでしまうと思います。頭ん中子供なんで(笑
何かいてるかわからんようになった。長々と失礼しましたー
>>1はSAN値が0になってしまったことだけは確かです
ポニョは‘オレにとっても’神作品っていうのは安直過ぎると思う。
感想ぐらいは、自分で考えた上で持ちたい。
芸術作品を鑑賞する視点云々ってのも
神話に似ているね、程度だったらいい。
この神話にはこんな意味があって、
作者はこんなことを伝えたいんだという
解釈を‘一般化しようとする’のはナンセンス。
それぞれの人が作品に対して自由な受け止め方をするから、
‘考察に対して’批判が出てくるのも当然だと思う。
正直なところ自由な受け止め方が出来ない作品はつまらないと思うよ。
※ポニョは良作だと思う。
その点に関しては「深読みしすぎ」だろう
しかし製作者がポニョに「わざわざ」ブリュンヒルデという名を付けたことからも
少なからずその意図があることは明らかである
またそれとは別に海底や海岸が妙にゴミだらけだった描写にある種のメッセージ性を感じられた
そうとしか考えられなくなるもの
別の感想や考察を持つのは直感的に感じたものがどんなのかによるだろうな
俺にはもう無理だろう
たぶん宮崎アニメって構造的にはどれもすごく考えてつくられてるんだと思う。でも昔のってそんなの抜きで老若男女楽しめる物語性があるってか、まあ本当にすっげえ面白かった。
考察好きだし当たってんじゃないかとも思ったけど、宮崎駿のエポックメントだからって作品単体を神過ぎとまで評価できないな。
あとやっぱ、「今好きな人と一緒で幸せ、でも引き返せないかもしれない」って怖いよね。実際ポニョ重すぎるし。多くの人長い未来に複数の展望抱えてんのに。
たぶんこれに該当しないのって、対象とされた思春期以下の子供、何の不満もなく心の底から幸せかみしてる人(いないと思うけど)、社会的にまじで崖っぷちの人、そろそろ終りが見えて来た老人、だから、あー監督トシだなーって思った。
しょうもないことばっかり考えていたころが
ありました。
しかも小金井丸は錆びてたんですね?!もう津波の時点でいったん街(世界)は滅びてたということかしら・時空がまぜこぜになった変な感じはありました。戦後の人々をみているような。ほたるの墓の海でお母さんが清太を呼ぶシーンや、ホームスイートホームのレコードのシーンを思い出しました。
結局それが1番正しい気がする
ジブリ作品全般の好き嫌い聞くと大体十人十色の答えが返ってくるし、その作品を理解できるできないがあるんだろう
実際自分も映画館で千と千尋を見たときは千円払った事を後悔したが
数年後にみたらめちゃくちゃ感動してなんで公開されたときに何度も見なかったんだと後悔したw
素直に凄いと思うのはその全ての視点をパヤオが持ってるって事だな
見下してるのが見え隠れしてる。
まあこれだけ考えて映画を、ましてジブリを
見れる人はそうはいないだろうから、それも
当たり前のことなのかも知れないけど。
でもやっぱりこういう文章は単純に読み物として
かなり面白いし、解釈の多様性は映画自体の質
も高くないと有り得ないからね。
マトリックスとかもすごいらしいし
納得したかったのでこういう考察が聞けて嬉しい。
スレと※欄見て考えた自分の意見を言うと、
そうすけとポニョが残るのはあの世じゃなくて新しい世界かも。
太古の生物は甦りよりも創生をイメージしやすいし。
で、ポニョがキメラだという説を採って、あっちとこっちの融合がテーマなのかな。
でも最後のヘリとかの説明は出来ないな。
もういっかい映画行こう。
神話的モチーフをちりばめるのは、
西欧美術なんかでは主流だったし、
むしろシンボリズムからの脱却が現代美術の一テーマだったりするぐらいの手法なので、こういう解釈をひとくくりに、ナンセンスっていうのは違うんでない?
映画ぽにょで我々に訴えかけているメッセージって何よ?
ラピュタやもののけ姫では何となく伝わってきたように思うんだけど。
ただの冒険活劇だと思って深く考えずに観てしまったらダメなんかね?
センチヒも深く考えずにただの冒険活劇だと思ってるんだけど。
ソースケ宅に手をかざして照明を消したシーン。
あの時、画面にはソースケんちしか映っていなかったけれど
もしかしたら、全人類の照明が消されたのかもね。
(つまり、一瞬にして殺された)
柔らかな物腰のスレ主に好感が持てる
所々に"押井"の名前が出てくるのが、押井さん曰く"ポニョ"は「映画になっていない(*1)」のであり、
映画構造として破綻しているのは意図的である事が、宮崎監督自身が語っています(*2)。
この試みは"高畑勲"に対するアンチテーゼである事が指摘されています。
青字さんのように咀嚼解釈が出来るのはすばらしいことだと思います。
今回のテーマの一つに「映画構造の破壊」があったようですので、
それを知らずに観賞モードで見てしまった自分は「映画になっていない」と判断し、
見物モードになってしまい、背景動画すげーなぁ...無駄に金を遣っているな...
シャーペンの線を否定し鉛筆にって話だけど線が細いじゃないかよ...とか、
穿った見方しか出来なくなっていました。
子供が見ると「冒険活劇」であり、子供を連れて来た親から見ると
「子供離れ」に見えるように、ってメッセージがあったのかぁ~程度に受け取ってしまった。
パンフレットなどフィルムから得られる情報のみでしたので、
赤ちゃんの家族が大正時代の人というのもわかりませんでした。
この映画にしては、珍しく"フジモト"が「命の水」についての説明を行っており、
この水が海に流れたため、古代生物が居る海になったんだと解釈してしまいました。
背景美術が絵本な雰囲気を選択したのが不思議で、
"高畑勲"的なリアリティ表現や過去の自分の作品から真っ向勝負した、
野心的な作品であることは判ったのですが。
若いアニメーターを20人くらい雇用するそうなので、次回は(あるのか?)
もう説教は忘れて設定破綻していても勢いでたたみ掛け、カット至上主義な、
「カリオストロの城」を超える娯楽をお願いしたいものです。
(*1,2)
ttp://www.tfm.co.jp/asemamire/index.php?catid=173
1.2008/08/12 崖の上のポニョ VS スカイ・クロラ!
2.2008/07/17 TOKYO FM 独占インタビュー宮崎駿監督 ポニョのことば
2008/07/22 監督・宮崎 駿が「ジブリ汗まみれ」に本格初出演!
その通りだな
>>1は自分で自分はこう思うけど信じるなと言ってるし、子供の頃見たかった言ってる
物語をみる読むなりしてどのように楽しむかは個人の自由
その自由に難癖つけてはいかんよ
裏があると感じて、それを考察する楽しみあってもいいと思うし、純粋に物語を楽しむのも良いと思う
青字さんならわかるかなあ
古典の再評価なんだよね
考えたらダイアナウィンジョーンズがもろにそういう人だった。だからパヤオが映画化したのかな?
予告見て超萎えたけど、同じような思想の人間が映画化したならそこまで駄作にはなってないかも…と思ったよ。ツタヤ行ってくる。
駄作になってたら今まで以上にアンチパヤオになるけどな
あと、こういうのはメッセージの読み取り合戦とか「これはこういうモチーフ、メッセージ」って言ってしまったら終わりなんじゃないのかなあ。
すくなくともジョーンズ作品に関してはそうだったけれど。
読んでる間 何回も鳥肌たっちゃった
何回も読み返します
ありがとう
何らかの形でメッセージは作品に込められているだろうが、深く掬いすぎだと思う
民俗学的な「境界の越境」とか「死と再生」の隠れモチーフをふまえた上で、
「あの世だろうとこの世だろうと愛する人とともにあればそこは楽園」的なもので落ち着くんではないかと思う。
ここで描かれている死の暗喩も「死」そのものではなく、常識や固定概念など我々を縛り付け苦しめている縛め(境界)からの解放、つまり概念としての「境界」の破壊(=死)を意味しているように思えた。
でも大人にとって常識の戒めを破壊することはかなり困難を要するはず。
「大好きなら人なら正体が魚でも半魚人でもいいんです!」とは、大人ならそうそう言えない。
ついでに「実は私の正体は魚だけど愛してね!」とも言いにくい。
大人なら「境界」に阻まれ大きな葛藤が生じる。
そもそも民俗学的な「境界」は「越えてはいけない秩序の範囲」を表しているのだから。
普通我々はこういった秩序に縛られて生きている。
民話じゃないが、恐怖小説「猿の手」では、どんなに望んでも死んだ息子を生き返らせてはいけなかったのだ。(神が作ったとされる)人間界の秩序を守るため。
たとえ実は人を縛り不自由にするだけの秩序であったとしても、だ。
だが、この人間界の秩序の中で、もはや人が幸せにはなれなず滅びしか待っていないとしたら、そんな境界は壊すしかない(しかし、その破壊には困難が伴う)。
しかし、人間としての概念にまだがんじがらめになっていない存在、つまり無垢な子供である宗介(そしてポニョも)にとっては従来の観念を破壊することはさして困難ではない。
無垢な彼らだからこそ、「境界を破壊する者」として適切だったのではないか……などと考えてみる。
考え出したら底が無くて絶対怖い思いするって最初あたりで思ったんだよなぁ
街とか沈んで災害ってレベルじゃねーぞ!とか一生懸命深刻にならないように考えて見てた
ちゃんと考えてる人はすごいわ
見に行けなくてもDVDで見てみたいかも。
千と千尋は見てなくて、ハウルは訳分からなくて
ゲド戦記も見てなくて…
ポニョも見ないだろうと思ってたけど、そういう風に見るとおもしろいかもしれないと思えた。
子供向けだと思っててたが、見に行こうと思う…
>ポニョが赤ちゃんにとどめを刺したことで
とか言っちゃって本当にキモイ
エバンゲリオンでもずーっと考察してればいいのに
ポニョの存在だけを取り出しても、ポニョ=駿という見方も出来ればポニョ=吾郎という見方も出来る。ポニョ=観客やとしても見れるし、ポニョ=ある世界内存在のメタファーとしても見れる
宗介とセットで=人のエゴとしても見れる
ポニョ×宗介のようにカップルがいくつかあってグラン母×フジモトとか宗介両親とか、それも機能的に多重構造になってる
でも、宮崎駿は全て計算して作ってるわけではないと思う
というか、あの作り方で計算しながらできるわけがない
それでも気の向くままに作ってこういうものが作れるというのは自信の作家性に他ならない。それが天才たる所以だよね
計算で作る押井や、思想で構築する武にはこの領域は絶対無理
逆に言えば駿にその領域でものを作るのは無理だろうがね
宮崎万歳したいだけじゃん
ただのカス映画、金の無駄
書き手からしたら噴飯ものだろう
正直映画を見た後は、後味がわるく何日か気持ち悪くなった 宮崎の最後の作品だと感じた
もう作らなくても良いと思えるくらい死臭が漂い始めている… もうあっちの世界を見ているのかなとも思う でもこれは宮崎が5歳の時に見ていた風景なのだと思う もう忘れてしまった幼い日の記憶は霊界に繋がっているって事なのかな
一番印象に残ったシーンは漁村のみんなが横断幕を振りながら非難していくシーンは戦時中の風景に見えた もう忘れ去られようとしている記憶だね
そして世界をひっくり返したように洪水が来て太古の海になったそこからは個人の記憶 が交錯する 5歳くらいまではちゃんとそれは見えていたんだよ ポニョは古い古い人間の過去 祖先でもあるのかもしれないな
映画見たがただ冒険にワクワクして面白かった!って思っただけだから
今度はこの考察を頭にいれて見てみたい。
色んな意見を出し合っていて、とても楽しそうだ。
最近ハマってるものないなあ…
・物語の構造は簡潔に「海=女性原理」「陸=男性原理」
・衰退する小さな港町。男達の船は忙しく行き来しているものの誰もそれを尊敬していない。
・女達も衰えている。海辺でお迎えを待つ老女達。快活だがやり場のない怒りを抱えるリサ。
・ポニョは女性原理の生粋といえる存在。食べる、抱きしめる、追いかける、にためらいなし。
・グランマンマーレはポニョが見事に成長した姿。全ての命の源。多産。一妻多夫。
・5歳の宗助は「男」になりきらない最後の年代。
・彼の課題はポニョの全てを受け入れること。好きになること。守り抜くこと。
・観客は彼の約束をすぐに忘れ去られる類ものと思うかもしれないが、彼には重要な問題。
・フジモトのように理屈の世界に逃げ込むか、耕一のように感情に逃げ出すか。
・しかし宗助は逃げずに真っ直ぐ突破し、全部を受け入れる。ゆえに主人公の資格を持つ。
・宗助の心の強さで世界は新しいバランスがとられる。
・もちろん男性原理が勝ったわけでも女性原理が勝ったわけでもない。
・不安定で先が思いやられる状態で映画は終わる。
・それは21世紀以降の人類が背負った命運で、一遍の映画が決着をつけるべき課題ではない。
「昔のアニメだったら、敵として切り捨てていたかもしれない相手もすべて許容する」 。
「小さな正義・小さな方法論で何かを解決したように錯覚させるドラマはもうやめにして、この世の混沌を認識して、それでも自分の暮らしを生きる話にする」。
「なにこれ駿すげえ!」ってテンションあがっちゃうんだよ。
でも当の宮崎監督はこういう視点の解釈を嫌がるんだね。フィールド先の語り部みたいだ。
彼らも自分たちの「神話(物語)」をこれら学問によって分類・分析・解釈されるのにあまりいい顔しなかった。
「おまえら目線で好き勝手いいやがってキモい」って感じらしい。ごもっとも。
この人が畜産ってのに驚いた。文学くればいいのに。
「なんてしつこい波なの!」って母親が
死神ポニョ?に抵抗する言葉を強く発したら、
ポニョの姿が人間から半漁人になって本性ちょっと出ちゃって波に落ちてて面白い。
カーチャンつえー。
でもポニョ受け入れて抱っこして家に迎えちゃったしオワタ。。
全体的になんか津波とか死が怖いお。
リサカーがポツンとあるとことか、
ひまわりの婆ちゃん達の車椅子が綺麗に並んでるけどシーンとして無人のとことか怖かった。
2chって煽りあい多いけど、へこたれずによくやった。感動した!
はじめはすぐにおっきくしたのに
次は全然おっきくならなかったよな。
した。勢いとフシギな魅力あり。
素朴に、
生命が海から生まれ陸に上がった~
ポニョはその象徴、魚類から両生類、哺乳類へー
ゴーマン人類が地上にのして、それは失敗~?
神様も怒るです…でも、いいとこもあるか~、愛し合うちからとか!
みたいなお話かな?って思った。書いちゃうと、やっぱりちょっと違うな…。
いろいろ細部、謎めかしているし。
>>559
妊婦ってのは?
ちっちゃい女の子は、まだお腹まんまるくて、しかもそれを屈託なく受け入れてる。あともう少し大きくなると、まんまるなんて許せなくなるのよね。
この無邪気さも、失われるともう取り戻せない。
波頭をひたすら駆けるポニョの真っ直ぐな元気も、いつか消えてしまう…。
ていうか音楽の人答え言っちゃったのかいw
うん、面白いスレだ。
「見ねえよあんなもん」から「見ても良いかも」に
ポニョのあつかましさにがまんできなかった
宮崎作品に神話とか境界とかを意識して考察したこと無かったから、青文字には感謝するわ。
紅豚にも確かそんなシーンあったの思い出してちょっと驚いた。ああいうの無意識に受け入れちゃうんだよね。
考察考えながら見れるかなと思ったけど、青文字氏と同じように考えられるわけでもなく…
新しいエッセンスを取り込みつつ、独自の解釈で見れる作品だと思いました。
こういういい評価、悪い評価がぽんぽん出てくる作品ってそうそう無いような気がします。
少なくとも私は好き。
ただのアホな一消費者だってことが
よくよくわかるスレですね。
意図したにせよしないにせよ、それはその作品のものなわけで、
ただただ宮崎監督の偉大さを再認識しました。
この考察見てるとやっぱりそうだったのかと思ってしまう。
ポニョ見終わってなんともいえない違和感を感じたのも
私と宮崎駿の考え方の相違からくるものなのかも。
逆にこの考え方に共感できる人にはポニョは神作でしょうね。
ただ「深読みする=賢いから理解できる/つまんなかった=馬鹿だから理解できてない」といった考え方は間違ってる
この青文字は上から目線じゃないし読みやすかったけど、映画や文学のオタクには「凡人には理解できないことを深読みできる自分スゲエ」って酔った奴多い気がする
一度観た時、なんとなく怖くてなんとなく感動して、すごく癒された気持ちになったけど
その理由がわかった
わからない人にはわからなくていいと思う
そういう人に自分の意見をばかにされても、気にしないことにする、ちょっとカチンとくるけどw
この映画をみてもっと大事なものを得たと思うから
そもそもこの人、大学に漫画研究会がないから児童文学研究会へ行ってる人だよ。
そんで指輪やらはてしない物語(翻訳出たのはだいぶ後だが)やらゲドやら読んじゃってる人だよ。
んでさんざんネタを仕込んだ上で「理屈と膏薬はどこにでもつく」と韜晦しちゃう人だよ。
倍数意外だとあれほど笑えない気がするな
2では早すぎるし4だと間延びする
ここより圧倒的に閉ざされているだろうが、彼に賛同した人達はそれで事足りる筈だし、キモイとか思ってる人達の気持ちも少しはわかる。
恐らく、考察する人間を外から見ている人間は、知性そのものが彼らの信仰の対象になっている様に感じて、それが不気味に見えるんだろう。
このスレもどこにでもある小さな公という境界を越境してしまった訳だ。
船は異世界と自分の世界を橋渡しする道具である。三途の川をわたるのにも船に乗ったりするしな。そういう意味もあるだろ。
トンネルを拒絶するのも、トンネルとは異世界と繋がる場所だったりするから。ポニョが住んでいる異世界と違う世界への入り口だったとしたら拒絶するんじゃないかな?
青文字は物語に潜りすぎて表面のそのままの意味を忘れている感がある。 …まぁ、当てずっぽうだけど。
とりあえず青文字読んで思ったのは、DVD買おうと心に決めたことか。早く出ないかな。
民俗学や神話学について勉強したくなった
余談だけどアメーバニュースでこの記事の事紹介されてたよ
表面が子供向けながら、隠しきれない本音が多いからみんな謎に感じてしまう。
でも答えとして持っていると、非常に深くて良い作品で納得できます。
個人的には3うんぬんや納得できない部分も多かった。
けど間違いなく、ボートの若夫婦→トンネル入り口にかけてのシーンは、民話の怪談の世界でしょう。
あの世以外に解釈はできないと思います。
あとモールス信号早い!
BAKAだけは復号していたけど、他の言葉は復号できませんでした。
山からの信号はモールスじゃないんじゃないかなぁ。
あるとき、ブリュンヒルデはオーディンの命令に反し、異母弟ジークムントを守ろうとし、オーディンの怒りに触れ、ブリュンヒルデは神性を剥奪、炎の岩山で眠りにつかされる
そして時が経ち、ジークムントの息子であるジークフリートの接吻でブリュンヒルデは目覚め、二人は見詰め合った時から恋に落ちることになる
らしい
そうすけ=ジークフリート
フジモトも世界を救うために奔走する原作の役に当てられるみたい。
北欧神話の知識がないのであまり深くはかけないが、ただこのストリーを描いただけではないだろうか。
詳しい方いたら補足を。
できれば個人的な考えは抜きで事実から考察したい。
トトロなんか、非日常を体験して、あっちとこっちをいったりきたりする様が、まさにそう思える。
しかしこの考察は面白いな。
ポニョ見てみっかなぁ。
怖いと思うのと同時に面白いと思った
ポニョ月曜日に見てくる
どうでもいいが、某ネトゲゲームも神話、輪廻転生がモチーフだと聞いたあとにこのまとめ見たからゾクゾクしたw
深読みしすぎなところもあるけど、CUTの監督4万字インタビューとそんなにズレてない。
497が凄いってか恐ろしい。
こういうの好きだ
こんなに考察するところが多いのは
子供向けなのか?
子供には何にも考えさせず見てほしい
「作品ひいては作者自身のことを深く考察・反芻させて今まで以上に心に刻んで欲しい、でも完全に理解されて底の浅い人間だと思われたくない」という成功者の晩年らしい欲が滲み出ていたように思う。
名前を神話からそのまま引用し(神話にてらしあわせてみろとでも言いたげ)、作品中に意味深なモチーフをちりばめ、登場人物に不可解な行動をとらせ、まるで観客に向かって「深読みしろ」って叫んでるみたい。
深読みした人は宮崎駿さんの思惑にまんまと嵌められたのだろう。すっきりできておめでとう。
敢えて考察したくないって人は無意識に監督の希望欲望に反感を覚えているのかも。考えずに観たら幼い子供でもすっきりしないだろうけどね。
開き直った信者ってキモい。
いや逆切れした関係者かなw
感覚的な感想しか残さない上に
批判する人もいるけどそこは流石にお門違いだな
宮崎駿は確かに子供向けの映画、という以上の事をメッセージとしてこめているんだから
純粋に楽しむのは子供に任せて
メッセージを受け取るのが大人の役目
知ろうとするのを放棄するくらいなら
いろいろ自分で考えた方がいい
パヤオが息子ゲドを否定した理由もそこなんだから
青文字は少し、勘ぐり過ぎてると思う。
パヤオはストーリー先行じゃないから、そこまでのバックロジックを捻じ込むのは無理があると思うんだ。
オレはただ、監督の感受性だけで描いた映画だと思うんだよな。その中に生死が垣間見えそうななのは、生死を書こうとしたんじゃなくて、
監督の内面がただ写っちゃっただけのような気がする。
監督はすごい文献も読んでるし、聡明な人だけど、映画に関しては
理屈を隠して入れる
よりも
精神や感受性をストレートに描く
タイプだと思うんだ。
神話とか境界線ってのは、ただ監督の中にあった一つの断片情報でしか無いと思う。
断片的な情報だからこそ、深読みすると辻褄があったり、合わなかったりするのも、
自由に描いたからだと思うんだ。
ポニョはラストって事で、自分の人生の情報を全部入れたんじゃないかな?だから、何かを感じる。
こういう考察俺は好きだ
仮にリアルで自分の周囲にこんな考え持ってる奴がいたら真剣にドン引きすると思う。
この手の連中の奇跡的に符合していく(というか符号させていく)解釈に
原作者が後から乗っかっていく事があるよねえ・・・
「そう実はそれが言いたかったんだよ!」とね。事後予言もいいとこ。
流石にパヤオはそれはせんだろうが。
言葉で読み解くには知恵が必要だけど、気持ちに訴えるならそれは必要ないし。
青文字の自論を鵜呑みにする必要は本人が言うように、ないと思う。
自分なりに解釈して広げたいなら知恵をもって読み解くのがいい。そこで別の意味の面白さとカタルシスで楽しめるし。
ただ映画を楽しみたいなら何も考えずにその世界観やらなんやらにただよえばいいんだと思う。それでつまんないって言うなら好き嫌いだからしょうがないことだし。
漏れ個人的にはどっちも楽しみたい派なので、知恵つけた上でもっかいポニョ観たいよ。
↓
・深読みする人は何か足りない部分を補おうと色々な譲歩を拾って作品を補完する
・駄作だと思って切り捨てた人は足りない部分に文句をつめる
↓
どっちにしろ一番の問題はエンターテイメントとしては「つまらない作品」って事ではないだろうか???
民俗学的要素を隠し味にしてても不思議はないね
製作者の意図は必ずにじみ出るし、それを読み取ろうとする人は必ず現れる。作品が優れていればだけど。
俺もこういった考察、解説したりしたことあるけどほとんど誰も食いついてくれない。
こうやって反応があるだけ羨ましいよ。
女の子がずっと泣いてたよ・・・
自分は馬鹿なんでうまく言葉にはできなかったけど、確かに妙な気分になったな。
何か言いたいけど、何もいえない状態。
でも映画終了直後に、ソースケくらいの年の男の子が
「ポニョー!」って楽しそうに声あげてる姿を見て
「おもしろかった」って言えばいいんだって勝手に解釈して終わらせた。
大人になるってこわいね
そこを浮かぶ舟は男が乗っていて
大津波で混ざりあったあと
二人はリサという道しるべ(へその緒)を無くして
最後のトンネルはここにもあるように産道を抜けて世界に生まれてきた。
そんなことを言いたいのかなぁーとは思ってたけど
うん、面白い
可愛くて楽しい内容だったけど、何か腑に落ちないと言うか、引っかかると言うか・・・・。
妙な「怖さ」を感じたんだよね。
だからこの考察は凄く楽しめた。
何が一番怖かったって、「宗助に合いたい」っていう想いだけで
大津波を起こし街を沈めてしまうポニョのエゴが・・・。
純粋に観れない俺は損をしてるんだろうな。
元気モリモリ舟こいで、笑顔で去っていった大勢の人が全員死者?
宗助は死者の群れとすれ違ってたの?
ぎゃあああああああ
たしかに、あの大きなドームの中で 走れるようになってた婆さんたちが、
外に出てからもその力を失ってなかった点が疑問だったけど
ドームの外も既に死後の世界だったなら納得だ。
ぎゃあああああああ
以下、個人的な感想です。
「好きな人と一緒にいたい」(ポニョと宗助)から
「そのための試練」(船出、リサを探しにいく、トンネルをくぐる)を受ける。
最後にすべてを超越した存在(ポニョのお母さん)から質問を受け、
さかなのこでも、半漁人でもいい、ずっといっしょにいると誓い合う。
そして、困難が起こっても、二人でこえてゆく意思を感じさせる。
端的にいえば、人魚姫に、和と現代の香りを加え、ハッピーエンドにしたお話。
だけどそれだけでなく、さまざまな伏線も張っているように思いました。
全体的に背景に水彩画をたようした幻想的な風景描写なのに、
トンネル入り口だけが真っ暗で、じめじめしたふんいきで、みるからに気持ちが悪かったり。
左側におじぞうさんまであって、廃れた山の中の道といった感じ。
あと、空っぽのリサカーの後部座席に、あるダンボールが風化していたり、落ち葉が入っていたり・・・
あと、山の上ホテルに向かう連中の服装が妙にふるめかしくて、レトロな雰囲気の調度だったり、
ボートの上の夫婦が世間と少しずれていたり
と、
???と思わせることはいっぱいありました。
あと、ボートの赤ちゃんがトキさんに似ていると思ったのは、私だけでしょうか??
声優も、イメージに合っていたし
監督の独特な世界観が、
映画の中に随所に織り込まれていて、
子供が見ても、大人が見ても、
感じるだけで終わっても、
考えることで追求しても、
ひとりひとりが何らかの意味を映画から受け止めて、
それを心の中で留め置いていればいいのではないでしょうか。
駄文失礼しました。
大嵐の中、車で帰宅しようとするリサを、
浸水した踏み切りのところで
「ここはもうだめです」って
必死に制止する警備員?2人がいたよね。
半分水(死)に浸かっていた踏み切りが
あの世とこの世の境界だったなら。
絶対行かせまいとした警備員と、
何が何でも通ろうとしたリサとの遣り取りは、
思い返すと恐ろしい。
このスレ嫌いと感じる人もいると思うけど
1の言葉とか批判してる奴は
自分がその域まで達せなくて
嫉妬で悔しいだけだろ。
すげー面白いスレだったw
気の利いたこと付け加えたいんだろうけど滑ってる。
公に「許可されてる」場所なんだから問題ないよ。
> 仮にリアルで自分の周囲にこんな考え持ってる奴がいたら真剣にドン引きすると思う。
そりゃ単に、反知性主義が横行してるってだけだ。小難しいのが偉いとは言わんが。
おれも「気持ちは分かるが青文字もちつけw」と思う。
自分の持ってる知識と思わぬ所で結びついてくると、嬉しくなって語り出したくなっちゃうんだよなw
でも実際は上で語られてるほどに計算され尽された結果というわけではなく、沢山のモノに触れてきた蓄積が、斜め上を意識したストーリー展開のなかで滲み出てきたというだけの話だろう。
まぁ『もののけ姫』以降、青文字みたいな理屈っぽい仕込みの傾向がより多くみられるようになったのは否定出来ないんと思うけどね・・・
それにしても解釈って恐ろしい。何もないようなところから、とんでもない物を引っ張り出してしまうのだからな。
宗介の行動を大人の誰一人反対することなく受け入れて応援しているところで童話なんだな、と思ったのと、やっぱり大漁旗の一群がみんなニコニコしてホテルに避難するところに薄ぼんやり怖いものを感じた。クレしんの大人帝国で大人が全員ニコニコしてオート三輪に乗って子供たちを置いてきぼりにしてしまう怖さと似てた。
子供たちが「こーんなガキっぽいの」とか言いながらしっかり結末を気にしそうな映画だたと思った。
ちなみに自分はポニョって監督の夢(寝てるとき見るほうの)みたいだ、と思った
つか読みながら、素直に諸星大二郎のマッドメン映画化しちゃえよ、監督ー!! と思ったw
スレでは、「トキが」「リサが」と言っていたけど、個人的には3人とも母親の時代を追った姿のような気がする。
いや、そうするとリサだけ少し性格的に違ってくる気がしなくもないんだが・・・・。
結婚してくれ。
夕飯がインスタントラーメン?って思ったけど、3という数字がポイントだったのか
宗助にわざわざ出来上がるまで3分
だよって言わせてたもんな。
彼女の感情だけが、妙に理解できない。
アッチとコッチの世界の両方に深く関わっているけれど
そのくせして、彼女は何故か一歩遠くに引いている感じ。
崖の上にポニョが来た物語だけれど
あの崖の上から一番逃げたがっていたのはリサのような気がする。
リサにとって、あの崖の上は、この世でもっとも低い、何も見せてもらえない場所なんじゃないだろうか。
「異世界」云々よりも、ホラー的な意味合いの方が個人的には面白いので、その解釈を受け入れることにする。
あと、今作は今までのどの作品よりもキャラクターが魅力的だと思った。リサ最高。
俺がポニョを見たときの違和感や疑問もやっぱり同じように思ってる人がいてちょっとすっきりした
このスレをみたら,もう一回見に行くことにしたよ
一応私もクリエイターなんで、演出面で気になる点を。
前半、現実世界部分では、底引き網にゴミが大量にひっかかる、フナムシ大移動など絵面的に汚いシーンが多い。
対照的に後半、死後の世界と思われるシーンでは、透明な水質、古代の魚類、風景もきれい。
これにはちょっと作為的なものを感じる。死後の世界っていうか、別世界への抵抗感を和らげるためのいつもの宮崎節だと思うけど。
あと、他のサイトとかで結構バッシングされてた母親の危険運転について。
あれって思うに、暴風雨で水没しかけてる道路を警備員の制止を振り切って突破するシーンのための布石じゃないかと。
あの母親は普段からああいうエキセントリックな性格なんですよと。だからあの突破は必然ですよっていう説明に見える。
でも、実際にはあそこで突破してなきゃ他の連中と同様に津波でお陀仏だったんだし、実は状況的にはそこまで切迫していたんだってことは後からわかるわけで。
母親が家を出ていくときの「あなたは灯台」発言からしても、母親には高台に行かなきゃ死ぬかもしれないっていう予感はあったんだろうと思う。
でもそれを匂わすと子供向け作品としては重い。表面的には冒険活劇を気取るための必要な演出として、母親がああいう性格設定になったんじゃないかなぁと思う。考えすぎかもしれんけど。
他にも結構あざといイメージ操作がいっぱいあるし、深読みをさせるための要素がてんこ盛り。
この作品からどんなメッセージを受け取るかなんて人それぞれだろうけど、少なくとも公開当初に言われていた素朴な子供向け映画って評価はどうかと思う。
パヤオは何か常人と違う考え方なんだな
未開人にもなれるしどの考え方でも着いて行けるちょっと特殊な人間なんだと思った
所で批判してる奴等だが
ほぼ製作者の言いたい事は当ってるぞ
それを認めないお前等が一番気持ち悪くてうざいんだ
もう少し視野の広い考え方しろよ、頭の悪さ丸出しだぞ
面白いじゃねぇか、ちくしょう・・・
ポニョ観よう・・・
青文字の言う なんとなく を是非体感したい。
もっかい観たら考察どおりの考え方になっちまって自分なりの意見が頭の隅に追いやられちゃうんだろうなと。
ポニョはまっさらな状態で観て、感じたことをそのままどっかにメモってから考察読むといいかもな。
神話そのものの性質だが、二元論で割り切れない世界を
表現したのかと。そう簡単に決めらんないよと。
善と悪 美と醜 生と死
とかコンピューターの「0、1」やアメリカ映画
ならどっちかに決めつけるとこだが、ポニョ自身も
生と死、美醜、善悪の見方によって変わってくる。
ようは繋ぎ目の無い世界だと言いたいのだと思うのだが
現実社会は、二元論ですぐに答えを決めたがって、子供に
「不思議」とか「わかんない」を許してくれない。
だから神経症になると言いたいのかなと思った。
もう少し、決め付ける前に自分で考える時間を残しといてやれよと。
ただ、リサについてはちょっと考えすぎなんじゃないのかな
読みもしないで短絡的な批判意見は良くないね
確かに長いのは否めないけど批判するときは批判元をしっかり読み解かなきゃ
最低限の礼儀として
神話とかかじった自分にはすごく面白い考察だったよ
まだ観てないけどすごいポニョ観たくなった
497氏ありがとう
あとはやっぱり「神話」より「寓話」と言った方が話の流れや与える印象も含めて良いかもと思った
モチーフの発生理由を考慮せず安易にモチーフに記号的にあてはめて、云わば帰納的に結論を導いてるだけじゃねーか
3が大事とかボーダーの話とかいい線はついてるが、肉付けがいくらなんでもなさすぎ。
「なんかよくわからんがそうなってる」
じゃダメすぎる
そうそう、物語はそうやって作るんだよ、と、なんだか嬉しくなった。
こういうのには気付いてくれないだろうなって寂しくて
自分はいつも半分くらい解説しちゃうんだけど
それじゃいけないのかもしれんね。
なんだか勉強になりました。自分語りすいません。
スラムダンクを3行でまとめると
バスケ部ができました。
全国いけました。
がんばったけど結局負けました
どう?これみて読む気になるのかと・・・
俺は米欄の508だけどすごいなお前。
それこそまさにこの映画が作られた理由だと思う。
実にゆるやかに日々は変化して死に向かっていく。生きていくってことはデジタルではなくてアナログで、だからこそパヤオは完全手書きの世界にこだわったのかもなあ
>何も考えてない、じゃなくって
>何も考えなくても、勝手に感性があふれてくる、という感じ?
大まかなテーマが決まっていて、あとは無意識層から溢れてくるイメージをどんどんつないでいく作風に変わった。神話も含めて豊富な知識が蓄積されており、高度な表現手法を極めたからこそできる境地だと思う。
ポニョはどこからか来てまた帰っていき再び生まれて来る生命への純粋な賛歌がベースで、生きている自分、帰っていった父や母、それらがソウスケやリサや大正夫婦、船のモチーフやポニョにその時その時でのりうつりながら表現されている。
人間社会の細かい決まり事に縛られたままでいるのは勿体ない、「生命を与えられている」という幸せ、大きく普遍的な根源からもう一度自分と世の中をみると、もっと自由になれるよ(それは昔から変わらず伝えられてきた事だよ) ということかな。
トンネルはよく異世界の象徴とか、産道の代わりにされるが、俺は今まで何回もトンネルをくぐったが、一度も生まれ変わったと思った事はない。
メタファーとしてのモチーフは分かる。分かるが、そこには普遍性はない。普遍的でないものを押し広げて解釈するのはどうかと思う。
つまり、ぽにょから非普遍性を排除して、残ったものにこそ意味がある。もしそれが無いのだとしたら、それこそ子供の見るものだ。我々は最早子供ではない。が、それはマイナス要因か?
絶対精神的に言えば、知る事、成長(と呼ばれている事)するという事、しているという事は非常に重要なファクターだ。その意義において、我々は最早神話を卒業する時期に来ているのではないか。
パヤオさんは子供向けに作ったらしいですが・・・。
大人の人が後であれこれ想像(妄想w)するのには楽しい映画やと思います
ちなみに子供はぶっちぎりでカ○フーパ○ダの方が面白かったらしいっすw
1と管理人さん乙!
面白かったし興味深くて一気に読んでしまったけど次から見る時この思考で支配されそうで怖い。
自分は絵とかの方面の人間だから演出の記述が思ったより少なくて少し残念。
でもこれを読んでハヤオの何がすげーって絵とか動きとか・・・そういう所しか見れてない自分にも気付けて良かった。
今日行った本屋で、鈴木敏夫が書いたポップがあったんだが同じようなことが書いてあったよ
67歳になったパヤオが迎えを数えたほうが早いって言って、母に対する感情で作ったとか書かれてたわ
もっと普遍的なところから出てるお話だと思うんですね。
で、やっぱり作者というのは、本当は、最終的には名前をなくしちゃう。
神話が語っている状態を作れたら最高ですよね。
鈴木:最高ですよね。誰が書いたかわからない。
宮さんなんかもう、それにあこがれてますね。
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ
2008/02/17 もののけ民俗学!?作家の中沢新一さん登場!
ttp://www.tfm.co.jp/asemamire/index.php?itemid=10784&catid=168
※19分30秒あたりからの会話
あの長文考察で語っている内容の意味がわかっただけでも、行った価値はあった、とかいうと逆説的か?
かといって、ポニョを傑作とか、何度も見返したいとは思えないけれども。
どんな深遠なるテーマであろうとも、娯楽と結びつけて見せるのが仕事なわけで、物語としてのドラマツルギーは破綻しているわけだから(登場人物が全く地に足がついていない作品の、何に感情移入しろと? まさに「土から離れては生きられないのよ」って感じだべ)、そこで純粋に楽しめない分だけ失敗なような。
オイラと嫁と友人は時間が長く感じ、連れていった3歳の息子が泣いてたのは事実(それでどうこう語る気はないけどさ)。
宮崎監督には、亡くなられる前に、本当に純粋な娯楽作品を作ってほしいっす(カリオストロとか、名探偵ホームズみたいな)。
理由付けは後からどうにでも自由にできる。
想像を膨らませられる。
恐ろしいのはその解釈を知った事により、今までのイメージが変わる事。
こういう推察は話半分で読んだ方が自信の為だよ。
それにしてもパヤオは愛されているなぁ。
おいおい、この二作だって神話モチーフてんこ盛りだぞ。
どちらも光と闇の相克だらけ、グィンやトールキンだらけってのは、
公開当時からマニアが指摘してた。
ラスト手前で、ソウスケを一人前の男と認め、「ポニョをよろしく頼む」、と握手する姿に涙しました。
エンドロール短すぎて、涙を見られないようにするのがつらいくらいに。
フジモト、かっこいいよ。
自分の娘を信頼をもって嫁がせた人間社会を以前のように破壊(再生?)しようとはしないだろうしね。
船に乗った夫婦って、トトロでサツキがメイを探してる途中で接触したトラックに乗った夫婦にそっくりじゃなかった?
トトロが大正時代を背景に描いてたらおもしろいけどw
>実にゆるやかに日々は変化して死に向かっていく。生きていくってことはデジタルではなくてアナログで、だからこそパヤオは完全手書きの世界にこだわったのかもなあ
ココすごくしっくりきたわ。
ゆるやかに前向きに死んでいく映画なんだな。
父親は船の墓場と観音様に遭ったわけだし、
リサカーはなぜか風化していた。
大正時代の婦人は浮いてるし、
宗介は、故人である宮崎母を描いたとされるトキさんに呼ばれ、胸に飛び込む。
そして、誰もいなくなった・・・
なのに誰も悲しくないのは、それが監督の主観であり願いだからなのか。
世界がLCLの海に満たされて人類補完されて再生するエヴァだったんですね、これは。
宮崎ゲンドウとジブリ魂の座。
境界って言葉見てすぐにポストモダンって言葉が浮かんだ。
とにかく今は二項対立と言うか境界線をじゃんじゃん壊してく時代だろ。
結局、少し遅れたが宮崎駿もそう言う考えにたどりついたのかなあ。
>>98が言った、ラピュタで言う所のバルスが核心だと思う。境界破壊ある。
洪水なんかまんまノアの方舟だし。
神の子(ポニョ)が降りて世界に審判をくだす。
選ばれた子(宗助)の選択により、世界の再構築。
神の子とともに以後幸せに暮らしましたみたいな。
呑気なエヴァって意見に激しく同意。
子供向けってパヤオが言ってるんだからどうのって米もあるが
逆にそういう寓話とか御伽噺ってあくまで子供向けじゃん。
「なんかわかんないけど恐い」って感覚って子供の方が優れてる(?)と思う。
例えばトトロだと、サツキが初めてトトロと会ったバス停のシーンでも
メイがお稲荷さんに怯えてたり、いかにも何かが出てきそうな雨の日の夜だったり。
逆にそういうお約束があるからこそ子供は楽しめるのではないかと。
よけいおもしろかったな
観る気になれた。
一般人だと思ってるやつらのコメントなんて気にせずに見るべきだったな
はっきりいって俺には面白さがわからなかったが、1の言いたいことは理解できた
俺の解釈とはだいぶ違うが、こういう妄想を堂々とかけるヤツは大好きだ
もっとやれ
サイレントヒル考察を思い出すなぁ。
こういう考察の余地を残した作品っていいよなぁ。
こじつけだとしても面白い。
この内容を確かめるわけではなくて、単純に観に行ってみようと思った
(米欄にリピーターも多いし)
>>703
>ようは繋ぎ目の無い世界だと言いたいのだと思うのだが
>現実社会は、二元論ですぐに答えを決めたがって、子供に
>「不思議」とか「わかんない」を許してくれない。
>だから神経症になると言いたいのかなと思った。
>もう少し、決め付ける前に自分で考える時間を残しといてやれよと。
ほんとだな。世知辛いよ、まったく。
神話の英雄譚だと日常から境界を越えて試練に打ち勝って最後に日常に帰還しなければならない。それでこそ英雄になれる。
細かくはタイラーやリーチ、ディルケム辺りを読んでほしい。日本人なら波平恵美子とか宮田登とかかな。
さて、神話を多少なりとも齧ってるやつは上記のことは絶対に知っているから、宮崎駿が知らないわけがない。つーか間違いなく知ってる。ジブリの作品における神話的なモチーフ&構造なんていままで腐るほど指摘されてるし。
オレはポニョはまだ見てないけど、スレ主の言うとおり主人公を最終的に日常に回帰させてないのであれば、それは従来のジブリが描いていた神話的物語とはまったく別の価値観を提示しているんじゃないか。
ここにきて新境地開拓とかすごすぎるだろjk。
自分はというと、一部の今のどういう意味?な感覚と、訳の分からない涙を除いて、ただ動いているぽにょがかわいくてニヤニヤしてたw
でもね、自分の感想が低脳だとか幼稚だとか、卑下するつもりは無いよ。青文字を読んで負い目を感じてる人のコメがいくつかあったけど、そんな必要無いと思うんだ。
考察を深めるたくさんの人々に、青文字氏の内容は価値があるかもしれないけれど、自分が今まで生きてきて蓄積した引き出しだけを使って感じたものも、当人にとっては同等、もしくはそれ以上の価値があると思う。
それが肯定的な評価でも、否定的であっても、どちらでなくとも、自分が素直に感じ取ったものを、大切にしていいと思うよ。その後で他人の考察を見て、違った見方で考えるのも自由だし。
前半のポニョがソウスケの家に来るまではワクワクして楽しめたけど、それ以降はまだ終わらないの?って感じだった。
でもそこからが本格的に二重構造に入っていくみたいで、自分は子供視点でも大人視点でも楽しめなかったんだな。
そう思うともったいないけどここ読む前に映画見ておいてよかったとは思う。
なんていうかアニメっていう、エンターテイメントの部分がまるっと抜けてる
ただわくわくする、ただ楽しむってのが無い
啓蒙的になりすぎてそれに酔ってる
パヤオの作品がオナニーなのは今更だが年々酷くなる一方だと思った
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魚の子 !
素直に面白く作ったほうがいいと思うんだけど…
何でだろって考えてみたんだけど、
自分はなんてーか、ポニョがソースケと一緒に居られるってことが、
ただ単純に猛烈に嬉しかったんだ。
それは自分が、別のモノだから、人間じゃなから、違うから、
って理由で分けるっていう考え方が嫌いだからってのもあるんだろうけどね。
まぁそんな訳で、やっぱりポニョは宮崎作品の中で一番好きだと胸を張って言えるぜw
467さん乙!あんたの妄想(敢えて妄想と書こうw)面白かったぜ!
管理人まとめてくれてありがとう!いいスレでした!
途中途中変に涙が出た理由がわかってすっきりした
「ポニョは神話的考察の余地があるから面白い」のか
「面白い上に神話的考察の余地もある」のかどっちなんだろう
大正時代の人とゆうか現世の人ではない事に気付かなかった人はいっぱいいると思う
いつも単純に楽しめればいいやで映画見てるけどそうゆう設定がある以上
青字が全てではないにしろなんらかのメッセージはあるんだよな。深い・・・
読むまで「ポニョはないわwww」と思ってたんだが、今は映画館で見れてよかったと思ってる
>>1ありがとう
まとめてくれた管理人もありがとう
マジで、なぜか理由ないシーンで涙でたのでびびった
変だな、妙だなと感じ取ったら、次はその理由を分かりたい。
だから考える。
その思考がどんなゴールにたどり着いてもそれは自由だ。
そんなもんでいいんだと思う。
そうして感じ取ってくれた皆さんの考えが窺えて楽しかった。ありがとう。
僕が観る前から違和感あったのは
タイトル。
どうして『丘』じゃないの?
僕の感想
「ポニョ」が我々人類全体の暗喩でもあるのかなぁ・・・と。さんざ他所でも既出でしょうかね。それはともかく
497さん、他の方、管理人さん、
優スレをありがとう!
今までかなりの映画を見せているけど、こんなに語ってたのは初めて。
やはり、子どもには子どもなりに相当豊かな解釈の余地がある作品なのでは?
仮に駿が神話的解釈を裏に秘めていたからって、それで「よくわからないけど怖かった」とか「なぜか涙が出た」とか「子供が深く感じ取っていた」とかなったら俺はそっちの方が怖いわ。
お前ら青文字の言う神話の基礎知識もなしに見てそうなったんだろ、生まれながらに体に備わっていたのかよ。
観なきゃ良かったって思ったよ
もう一回本編見て解毒してこよ・・・・
生まれながらってことはないだろ
今まで人生で過ごしてきた経験とかあるし
このスレ読んだらすげぇ見たくなったな
まぁ1回目は深く考えずに見ようと思う
青文字の考察手法が正攻法で驚いた
学術的なことも誰にでもわかるように噛み砕いて説明したのがすごい
キモオタの深読みとはわけが違う
>748
>お前ら青文字の言う神話の基礎知識もなしに見てそうなったんだろ、生まれながらに体に備わっていたのかよ
いやまさにその通りなんだよ
神話や寓話のモチーフが
人類に普遍的に備わっている無意識の表出≒生まれながらに体に備わっているもの
というのは多くの研究者が指摘している
パヤオは無意識的な話を意識的に作った
それが無意識レベルで観客に伝わっている
この映画が凄いのはそういうところなんだろうよ
アスペルガー症候群だな
こう熱っぽい感想文を読むと逆に覚めるな。
ジブリ信者が「サツキとメイは死んでる」というのと同じ深読みをしている様に思える。
神話の世界を体験したければ神話を読めば良いのであって、アニメ作品で神話の真似事を行う必要は無いと思うけど。
全部3をキーワードにしてる(でも反応すればオーケー)、とか境界は女子供が乗り越えやすくて長く留まってると危険、とか食べ物は飲み込まないととか
無意識にせよ一体日常のどこで体験してきたんだよ、それも「小さい子供」が。
仮に意識的に神話を絡めてたとしてもそれが無意識的に伝わってるとは思えません。
まあ俺みたいに別に怖いと思わなかった人は今まで別段神話的機会に触れていなかった、て話かもしれんが。
まだ米752みたいな考えを持つ人が青文字を絶賛してるのは納得いくけどね(悪い意味で)
象徴を弄んで神話と関連付ければ、いかなる作品に対してもそれっぽいことは言える。ドラゴンボールでもサザエさんでも。でも、それにたいして意味があるとは思えないなぁ。
でも感覚ではなく「理解」しようとしたら、そうせざるを得ないだろうな、とも思う。
でもぶっちゃけ映画はつまらなかった。
それにポニョに限った事じゃないけど、ジブリ作品は感覚的なのに強制的というか暗示的な感じがするのがすごく嫌らしい。
むしろ意図的に「観て何かを考えさせる」ってのを狙ってるような作りの作品の方が好感持てる。
好みは人それぞれだけどね。
考察屋(の世界観)がセカイの全てだと(無自覚に)認識してる/浸ってる奴はこえーよ。
例え暇にあました故の一時のノリや感性でもな。
ただし絶対的ないし相対的に「信者以外」を否定、批判、攻撃してる似非信者(間違いなくニート)は微塵も怖くねぇ。
「何も考えずに見る」のが期待されてる見方だと思うよ。
「あのシーンのあの色キレイだったー」とかね、その程度で全然おk。
というか、そういうのが本来駿が求めてる感想だと思う。
それとは別に、オタクの世界には昔から「考察屋」って人種がいるんだ。
作品の意味や構造等々を理解するのが快感で、それに力を注ぐタイプ。
まぁ、エロパロやギャグで同人描いてる奴らと同じようなもん。(実際、考察本とか出したりもする)
ただし、連中には「邪道」や「穿ってる」って自覚持った上で、同じ趣味の人間の間だけで楽しむものって暗黙の理解がある。
「理解できな奴は馬鹿、ゴミ」つったり
神秘主義めいてみたりするのは
なんかノリであてられて、一時おかしなこと口走ってるだけの「非オタ」「非ファン」だから区別してやってくれ。
エンターテイメントとして出したいプロデューサーとそういうのつくりたくないと思う監督
娯楽映画としては…
閲覧者に合わせてつくられるTV慣れしてると自分で考えるの辛い
映画見たあとに読んでよかった
今度はそういうの考えながら見たい
楽しませてもらったありがとう>1
今回:この世界でそれって無理っぽいよね、あっきらーめたー、新しい世界創っちゃえばいいじゃん
一緒にいるためにポニョはブリュンヒルデの名前と魔法を捨てたけど
そうすけは何を失ったんだろう?両親や知り合いは結局連れて来たんだよな
そうすけ一人勝ち?パヤオ一人勝ち?
「この本の95ページには地震という単語が有る、つまり1995年の阪神大震災を意味していたのだ!」みたいな。
そういう解釈がその人なりの楽しむ方法で、そう解釈出来ない人よりその本を楽しめているのだとしても、
俺は余計なお世話ながら「いやそんな楽しみ方はおかしい」ぐらいは言いたい。
青文字が挙げたトンネルだの食べ物だの数字の3だのの『神話的要素』なんて含まない作品の方が寧ろ少ない。
例えばスーパーマリオブラザーズだってトンネル(土管)、食べ物(キノコ)、3(ちび・スーパー・ファイアの3形態)、
異種婚礼譚(ピーチ姫とクッパ大王)という要素を含んでいる。
青文字は崖の上のポニョに心酔し過ぎた余り冷静さを失っている気がする。
この解釈で見たほうが面白くね?
この解釈で見ればまた楽しめるかもな。
どうでもいいけどポンポン船って知ってるか、
親から聞いたんだがポニョの船はどうもそれらしいな、
ろうそくで動いて、しかも同じとこぐるぐる回る程度のおもちゃの船らしいが。
もしあの船も同じとこぐるぐる回ってただけでろうそく消えないと違う方向に進めなかったー
とかだったら怖いなと俺は思った。
こうやって深読みするのもいいよね
感覚だけで楽しんだっていいんだし
どっちでもいいんだよね
こういう物語の解釈に間違いも正しいも無いと思う。
共感する人が多い少ないはあるだろうけど。
それに深読みしすぎって…
深読みしすぎて何か悪いことあるか?
へぇボタンを3回くらい押してもいい。
なんか文学を研究するのに似ているな。青文字のアプローチの仕方は。
青文字が正しいかどうか、
ハヤオが実際どういうつもりであの作品を作ったか、
なんてことに正解を求めなくてもいいと思う。
青文字をそのまま信じるのも、こじつけ乙とか言うのも
同じように愚かしいこと。
作品の解釈というのはそういうもの。
言うべきだな。
オレは、一見単純に見えるに話だけど見た人によって
どんな風にもでも解釈できるように色んな要素を盛り込んでるのが
さすが宮さんは狸だなーと感心した。
ポニョ観る前に読むんじゃなかったな……固定観念が……
うわ、ぞっとする。
今度もっかい見に行く予定だったけど、ここ見たら行くのがちょっとおそろしくなった。
これが人間が踏み込んではいけない神の領域って奴なのかな。
妖怪とか幽霊とか、まあ怖くないって人もいるだろうが、俺は怖い。この考察を見て俺が思ったのは、この怖さに近いものだった。
つか、妖怪とか幽霊よりこの考察が怖い。理解できるけど理解したらだめだーって俺の中の誰かが言ってる。なんでだ。
まあ、まとめるとフジモト萌えなんだけど。
考えることは楽しいね!ありがとう。>>1
含みをもたせて無説明でいけば勝手に背景を補ってくれる
ただ後者のような感じにしつつ作品としてのクオリティを保つのがパヤオの凄さなんだろうな。
>>1の言う通りであろうが無かろうが、芸術作品として、風刺やらメタファーやら「行間を読め」的な要素を盛り込んだ作品は個人的にアウトだわ。。
別にムリして行間を読む必要はないのでは。
普通に「可愛い映画だった」と言ってる人だっているし、パヤオだって「行間を読んでくれ」とは言ってないだろう。
ただ、観た人間(の一部)が勝手に行間を読もうとしたらこうなった、というだけ。
無粋なのかもしれないが、お金払って観にいったものをどう批評・解釈しようとその人の自由だとおもう。
ものすごく面白い考察だった!
ポニョもう一回みたい。
トトロが死後の世界とか言い出して否定されてたみたいに。
ある視点でみると、私にはこの映画は「竜宮城に行かなかった場合の浦島太郎」の物語のように感じました。
亀に化けた乙姫様が、助けた太郎に会いたくて、津波に乗って乙姫様が竜宮城とともにやってきて村を水没させてしまったように。
竜宮城が飲み込まれた人たちとともに海の底に帰った時、無知なまま周りを巻き込んだ罪を背負っている世間知らずの乙姫様(ポニョ)と彼女の面倒を一生をみなくてはならない太郎(そうすけ)との今後が心配です。
??あれ人面魚でなくリュウグウノツカイという魚が網にかかったり、浜に打ち上げられると地震や津波が来る前兆じゃなかったかなとひっかかったからです。
三匹の子豚は神話? ってなんども突っ込み入ってるけど、
「昔から伝わってるもの」の一例として神話をあげただけじゃないかな?
なんでか分からないけどぶわぁと沸き上がる何かがあった。もうそれだけで俺は満足。
その理由がわかった気がする
そうすけがトキさんに船をあげたシーンに
何かシンボリックなものを感じたんだが
トキさんが「船」で元ある世界に帰れるように
っていう意味合いがあるんだと思った
ポニョも見に行ってないような自分だけど・・
「なげえよ」「ただのこじつけ」
とか、ただの宮崎批判。
もうお前見ないでいいよwって感じだな、キモイ
そういうやつらは公式の説以外は「間違い」って蹴るんだよな。
で、ろくに考えないで公式は鵜呑み。
けっきょく与えられた答えだけは絶対。
それに比べて1の想像力はすごい。
ありがとうございます。
青字の場合は映画本編から自分に都合のいい描写を抜き出してあれこれ論じているに過ぎない。
たぶん境界云々は青字が常日頃ぼんやりと考えていたテーマなのだろう。
「崖の上のポニョ」というこの夏話題の映画を観た青字は、自分の説の裏づけになるような描写を映画から感じとってしまい(もちろんこれは多分に恣意的な行為だが)、作り手を神格化してしまったのではないか。
考えてみてばこれは思春期の人間には珍しくない、むしろ健全な心理ではないか。
アイドル歌手の流行歌を聞いて、「これはワタシのための歌だ」と素直に信じ込める時期が誰にもある。だとしたら青字を責めるのは筋違いなのかも知れない。振り返ると苦々しい思い出にはなるだろうが。
ちなみに死んであの世に行ったのでなく、生きながらあの世に行ったので、無事戻って来れたと思います。
生者がやってきて、死者が帰る場所。
海の底のあの世はニライカナイなのかなとふと思いました。
あと、ポニョの父親が長生きもしくは不老不死なのはどうしてか?アンデルセンだけでなく、日本の人魚話もからませてるような気がしません?
スマトラがあったのに津波の話なんて不謹慎な!と思いませんでした?
でも起こると言われている「東海」「東南海」「南海」地震が連動して実際に起こった場合、巨大津波が発生しますね。
その際の被害や死者数は尋常じゃないでしょう。
もしかして映画を見た人に対して、起こった際の心理的の衝撃をやわらげる暗示効果も含めているのではと思ってしましました。
「あの世もいい。怖がる必要はない」と。
もちろんただの妄想ですよ。まさか、そこまでは考えてないと思うのですが。
こういう作品が広く一般に向けて公開されることに狂喜乱舞してしまう、その気持ちはよく分かる。
軍ヲタの俺だって、もし「泥まみれの虎」が劇場映画で公開されたら同じくらい舞い上がると思うもん。
今の大人も昔は子供だった。昔の子供も、今の子供も、子供心に「何か」を感じ取ることは出来る。きっとそれだけでいいんだ。言葉に出来なくても、いくら批判してても、見た人には「何か」が残る。監督はそれを狙ってるんだと思うよ。
海に沈んだひまわりの空間、綺麗すぎて、美しすぎて、あそこに私も行きたいと思った。戻りたいと思ったのかも。
宇宙の均衡を保つには廻らなければならないから、廻ることは怖いことではない。
「人間にしてしまえばいいじゃない」というグランマンマーレの言葉も、同じ魂なら形を変えたっていいじゃないか、自由だ、ということを表しているんだと思った。
3…3拍子のワルツは、いつまでも終わらない感じがする。廻ってるってことも入ってると思う。宇宙の永遠のリズムが刻まれてる。
映画の「はじまり」と「おわり」って書かれてるのも気になるし
監督の思想全てをまさに全てを注ぎ込んだ素敵な作品。
ごめんなさいめちゃくちゃだまとめられない。
とりあえず私は乙さんに私の意見を伝えたかっただけです。私はあなたの意見に同意します。
とりあえず世界でたまーーに流行するウィルスは人間の数を調整するためだと思ってる。
>アイドル歌手の流行歌を聞いて、「これはワタシのための歌だ」と素直に信じ込める時期が誰にもある。
ねーよwお前気持ち悪いなw
さて・・・ポニョ見てみるか…
俺見終わった後はフジモトとグラン母はどうやって子供作るのかとかしか考えなかったわ
もう一度見たい
確かに都合のいい部分を抜き出してる感はあるけどな。
ただ、部分的でなく、作品すべてを客観的に見れている批評なんてものは本来存在しえない。
もうひとつ。
「自分の説の裏づけになるような描写を映画から感じとってしま」ような人間が、
「流行歌を聞いて、「これはワタシのための歌だ」と素直に信じ込める」人間である、というのは意味不明。
「自分に都合のいい部分を抜き出す」のと、「自分勝手な解釈をする」のは本来全く違う。
この場合、根本的におかしい論理をもって自分勝手な解釈を押し付けているのだから、「流行歌を聞いて~」ような人間はお前自身だ。
まあ俺の中ではポニョはカワイイままでいい
俺もおもしろかった、ではすまされない何かが確実にあったもん、考察読んですこし納得したかな
これでポニョ自体が面白ければ最高なんだけど。
フジモトが不憫で仕方なかった。
子供映画だから分かりやすい悪役が欲しかったのだろうけど
あと、出てくる古代生物は基本デボン紀のやつじゃん
カンブリアの奇天烈生物にも出てきて欲しかった
見終わった。
確かに疑問点は数箇所あったけど。
全部は読んでないけど
死神的な話?になってるの?
もちろん観た人が監督が意図しない深読みしていまうのももあると思うけど。
そういえば、グランマンマーレがあんこうだといううわせには驚いた。
俺としては、ぜひこれだけ熱い人が北斗の拳みたいなもんを考察して欲しいと切に思う
まで読んだ。
映画監督じゃなくて芸術家になっちゃったのか。
そしたら前の席の小さい子が上映中に4、5回くらい
「怖い」と言っていた
フジモトがけしかける波のバケモノが出てくるところじゃなく
怖がる必要がなさそうなシーンでも怖いと言っていた
小さい子には、やっぱり感じるのだろうか
ジブリ真面目に見たの今回初めてだったけど、もっかい見直そう。
3とか全く気づかなかったが、
人間(リサ派)と怪物(フジモト派)の対立(ポニョ、宗介はその中間)、大人(リサ)と子ども(宗介)の対立(お婆ちゃん達は一巡して悟ってる?)が描かれていると思った。
魔法が随所に出てくるけど、魚の波も、宗介が見たときは魚だけど、リサが見たときだけ普通の波に戻り、電気のやつ直す時の魔法も、宗介だけが気づいている。その他のシーン多数で宗介(子ども)だけに気づけて、大人に気づけない奇跡があった。これは感受性の問題になると思う。
後、ポニョ父と母の会話で、「私達も元は泡だったんだから」ってのがあったけど、今回はポニョ(泡の怪物)&宗介(人間)で、共生していく・可能性にかけたストーリーで、昔(カンブリア紀とか出てきたからすごい昔)は母(人間)&父(怪物)の話で、その時はお互い信じ続けられずに、世界が破滅して二人が真逆になってしまったんだと思った。(だから、父は人間だけど怪物派。母は怪物だけどリサに理解を示してた人間派)
あとは>>128とすごく共感。同じ感じ方の人がいて凄く嬉しいんだけど、>>128にはぜひ先週と今週のバクマン(ジャンプ)を見て欲しい。
ハチミツスープのスプーンなめて目が潤むポニョを見て、凄く幸せな気持ちと一緒に涙が流れ出た。感動ってのは私達が思う以上にシンプルなもので、子どもの頃を思い出して想像すれば、人生もっと豊かになると思った。
文明と一緒に解決困難な問題が出てきても、ポニョと宗介の純朴さでなんとかならんものか、と、そうした可能性を見せてくれた映画だと思った。
煙草をふかす製作現場の姿で、子どもの夢を食い物にしてる嫌な大人かなぁ、と勝手に思っててごめんなさい。
ポニョもこのスレも凄い。
何を「怖い」と感じてるのかも気になります。
というか、説得力があるし、いい解釈。
どんなアニメも、それがどんな解釈であれ
見てる人がこれだけいろいろ考えられるものなんだから凄いと思う。
単純に疑問に思うでも、これだけ色々妄想するにしろ。ね。
境界線を越えるや、3という数字、の解釈は面白かったです。リサとポニョの戦いという解釈にはハテナ?でした。
私も神話や昔話、児童文学の要素があると思いました。監督も西日本新聞のインタビューで中川李枝子さんの「かえるのエルタ」を映画にできないか最初考えていた。と言われていましたし、くみこちゃんと宗介のやりとりもそのままのところがでてきます。
ファンタジーって、特に整合性なんて
はじめからないから、そういうもんだ。っていう世界ですよね。
70歳近い宮崎監督ですから、親しい方も亡くなっていくでしょうし、死は恐怖でもあり、身近かな存在でもあるのかもしれません。
497さんもずっと言っておられますが、あの世は決して恐れるところではない。死と言うと負のイメージがつきまといますが、そうではないよっていいたいのかもしれません。(だからって死んでいいってことではないんだけど)
ゲド戦記を見た監督が、息子の吾郎さんに向けて作った作品であるともいわれていますよね。ゲド戦記を見て、感じたことは、登場人物に魅力が乏しく、表情が時々すごく怖くなる。動きも固いアニメだと思いました。そこへ
丸く柔らかい線と生きている動きの ポニョを作りたくなったんだと思います。
アニメってこういうもんだぞって。息子さんに見せたかったのではないでしょうか。お孫さんが産まれるならなおさら。
なんだかこのスレを読んでいると自分の考えもどんどん溢れてきて、いいたいことが沢山出てきました。刺激をうけました。ありがとうございます。
このスレおもしろかった!!
青字スゲェよ!ちょっと妄想しすぎなとこも面白かったよww
タダのアニオタの見解だけど
パヤオは自分の作品でこれだけ盛り上がってくれたら作者としてはうれしいんじゃないかな?
あとパヤオの名前だから売れたとか担がれてるとかではないと思う
作画、映像のクオリティとしては子供向けのアニメと思えないくらい出来が良いと自分は思った
津波が魚の形でしかもそれが勢いよく暴れまわるとこなんて最高にテンションあがるとこだと思うんだ
あのときのぽにょの宗助を追いかけてる姿ってただかわいいと思うんだ
あーあ自分も結局パヤオ信者だなww
しかしこのスレを見る前に観にいっててホント良かった
自分は何か違和感(トンネルのあたりとか特に・・・)感じながらも
結局ぽにょと宗助のハッピーエンドだと思い込んで楽しく見れたので
今度はみんなが盛り上がってるとこ意識しながら観にいきたいなと思った
ぽにょは怖くないとか言う割にびびらせる書き方しかしてないのがちょっと気になったけど
まぁそこは個人の想像で色々違いが出てくるとこだと思うから楽しんでくるよ!
そんで誰か教えてほしいんだが
月が地球に~のくだりは何か比喩表現的に意味あんのかな?
フジモトがあわてながら説明してたとこ・・・
どこをどう調べたらみんなみたく考察できるんだ?すごいな・・・OTL
まったく意味無い様には考えられんのだが
「ポニョ可愛くておもしろかったー」
と、リアルに言っていた大学院生にドン引きしてしまったことは誰にも言えないひみつ。
話中でいろんな事象が死や死後の世界を象徴してるからと言って、物語が終わった後に主人公たちが立っている所があの世とは限らない。
世界中に多種多様ある成人の儀の多くが少年少女に死と再生を象徴的に経験させるもの(もの凄く形骸化している場合も多々ある)だけど、それは大人になる子供たちに死を恐れるなと言いたい訳でも、死ねと言いたいのでもない筈。
=死に模せる経験を通し、死の恐怖を知り、更にそれを受け入れて共生出来るようになった後に、元子供たちの前にあるのは死後の世界ではないのでは?と思う訳です。
ブリュンヒルデがどうのと語ってた気がするが、
知ってる人なら誰でも思いつく解釈なのか
母と子
年が明けると67歳になる宮崎駿が、去年の秋、こんな言葉を洩らしていた。
「お迎えが来る日を指折り数えられる年齢になった」
-そしたら、お袋に再会するんだよね。たぶん。その時に、何を話したらいいのか。
「崖の上のポニョ」を作りながら、宮さんは、ずっと、そのことを考えていた。
そんなある日、映画の中に“再会シーン”が登場した。
とはいっても、直接、その再会を描くわけでも、宮さんがそのまま登場するわけでも無い。
5歳の宗介の姿を借りて、あるおばあちゃんと出会う。二人で何を話すかは、言うまじ。映画を見て楽しんで欲しい・・・。
いくつになっても、子どもにとって、母の存在は、大きくそして深い。
超同意
よく考えたらこれってかなり異常なことじゃないか?
ナウシカ漫画で、終わってんじゃないの
宮崎さんは
切り取りながら、映画作ってる、感じがあるんだけどな
同意
映像はきれいだった。。。
最後のシーンで、もし宗介がグランマンマーレの問いかけへの答えにためらい、作品とは違った回答をしていたら、どんな展開(描写)になったのかな、と少し頭をよぎりました。
既にこの世ではないところでの問答なのだとしたら、ポニョはあぶくになるとしても、世界の状態はどうなるのか?
どうもそれは想像しにくく、やはりハッピーエンドへの絶対的な予感を持ってみていた自分に気づきました。
色々なことを考えさせていただけるきっかけとなりました。
ありがとうございました。
「うわー絵ェきれー、ポニョも宗助も超カワイー☆」だけでも楽しめる映画。
どっちの需要も兼ねてるんだね。
私は小難しいことは一切わからず、
「あーきっと深い意味とか込められてるんだろうけどバカだからワカラナスw」
と思いながら鑑賞してました。
でも、あのソウタのブレなさ加減というか、真っ直ぐに強いところが「完璧な男」を表現しているようで、そういうところが怖かったです。
なんで5歳の子供があんなに超人的な男なの。
ポニョも、あの外見が著しく変化することろといい動物的な性格といい、不思議な力を持ってたり、「超女」って感じするんだよね。子供なのに。
子供なのに子供じゃないみたいで怖かった。
ナンバープレートしか気づかなかった・・・
そして19歳にもなって全く考察できない俺バカスw
ジブリのDVD集めたくなった
なんか怖い、なんか面白いといった筆舌にし難い感覚っていいですよね。
あと32で神話の要素まとめられたやつ見てゾクゾクしました。いままで宮崎駿映画何本か見ててその共通点にぜんぜん気付かなかった俺って結構bonkura。
それにしても497氏は人を惹きつける文章を書きますね。これを機に俺も観にいってみようかなと思いましたよ、崖の上のブヨン
△そういえば、サンドイッチも3ですね…。
三位一体の食べ物!?
△フジモト…古代の海を復活させ人間を滅ぼそうとしていた(人間批判)
ポニョ…海の世界の存在から人間への憧れ(人間の良さ)
「私たちは皆あぶくから生まれた存在」
「クラゲもウニも…みんな兄弟だった」
…結局みんな本質は同じということ?
表面に見えている姿(人間)だけの存在ではない
命の根源を思い出して、そこにつながれば
新しい世界観が開ける!というような意味があったのかも?
と個人的に思いました。
大人の俺は最初に出てきたフジモトの意味さえわからず。。嫁も?で子供は怖がると・・・
2時間ポカーンでしたわ。
子供の観る映画じゃない事はわかったけどね。
んで一言。
音楽で子供の観る映画っぽくみせ、、内容は監督の自己満足ですかと。。
子供の集客の為の音楽だな・・。
と素直に感じましたとさ。
俺ももっと本読まないと駄目だな。。
この人が言いたいのは「ポニョすげえ面白かった」ってことだけじゃん。
しかも「これは(面白すぎで出た)ただの妄想。みんなはポニョどう思った?」って何度も言ってるだろ。
マジで何がまずいの?何か困るの?
考察の内容にもゾクゾクして魅力を感じたし、作品自体も好きです。
私も自分のブログでも感想なんか書いてみたりして、
相当ハマってる=映画が面白かった→見た後もずっと楽しめる=芸術作品として良作
ってことに気付きました。
妄想人間のみなさんとあーだこーだ語り合って、お酒飲みたい!!!
このスレ拾ってくださり本当にありがとうございました。
今テレビで特集やってたけど・・・
はやおの心境とかお母さんに対する想いとか
すげぇ語ってた・・・。
ほんとこれがはやおの最後の作品、お母さんに対する想いの最後になるんじゃないかって思わせた。
監督の自己満足か、って意見あるけど
多分それが7割はあると思う、でもその母親に対する想いの自己満足から来る感情から来る思いを共有しようとしてる作品だと思った・・・。
こんなん普通に見て理解出来る訳無いよw
はやおがどんな人間か生きること、死ぬ事を考え出した人間の心境、母親に甘えた事が無いまま、母親を死んでしまった人間の思いを考えないとこれは面白くないんじゃないかと思う。
こういう宮崎駿が考えてないことを勝手に考えて
興奮してる奴ら気持ち悪いよ
いやほんと気持ち悪い
賛成意見もあれば反対意見もあることを知らないんだろうか。
>「これは(面白すぎで出た)ただの妄想。みんなはポニョどう思った?」
おもんなかった!
っていっただけですが?なぜ反対意見にそんな必死なんですか?w
反対意見を載せたくなけりゃ管理人が削除すりゃいんだから。
もちろん青の文章を読んでスゲェと単純に思ったけどね。
「なんて恐ろしい映画になったんだろう」とか
「ああ、怖い。怖くない、ポニョかわいい」とか
どういう意味なんだろうって思ってたけど。。。
これ読んでみたくなった。
ハウルで思ったけど、やっぱりいろいろちりばめられてるんだね…
まだ観ていないのにどうしてくれる。
なんとなくそんな気はしてたが、NHKの話を又読みするとそうなんだろうなあ。
エヴァの最後らへんは面白くないからDVD買ってないし、
ポニョも1回見て「金払って見るもんじゃない」と割り切ってるが、
判断は間違ってなかったわ。
このパヤオエヴァ、
もっと娯楽大作にできなかったのか、パヤオ…
ゲドを作らなかったのは本当に自分は枯れたと思ってたからのようだが、
天才が1人消えるのは悲しいな。
そうすればもう少しおもしろくこのスレを読めるだろうから
地元では有名な心霊スポット。
山道が舗装され走り屋が競って走れば崖から落ちて死亡事故。
幼稚園バスが崖に落ちて園児が数人死亡し、供養のためにお地蔵様が置かれている。
その山に運動公園があって、身代金目当てで誘拐された男の子が殺され捨てられてたり。
母が姪っ子とポニョ見に行ってトンネルが出てたのを聞いて鳥肌たった…
怖えーwwwwwwww
NHKスペシャルの録画あって何度も観るけど
あのエピソードはポニョの本質に関わることだったんだなって思う。
明らかに不自然な自分語りだったから、NHKはなんでカットしなかったか不思議なシーンだったんだけど。
昔、宮崎監督の友人が病院で息を引き取ったとき、病室から車まで本人の魂をエスコートしてあげて、実家まで運転していってあげた...
という、本人の強い思い込みなのか、オカルトなのか、ちょっと分からないシーンがあったけど、つまりそういう意味だったんだな。。。
3という数字にしろ、トンネルというモチーフにしろ、やっぱりそういうテンポだとか恐怖だとかは皆に浸透してる。
宮崎駿はそういうものを当たり前に取り込める人なんだろうなぁと思った。
こういう展開になるのが当たり前、ここでこう行動するのが当たり前。
当たり前だからこそ語らないし、受け取る人の感性に任せているんじゃないのかな。
俺はそんなに宮崎駿に詳しい訳じゃないからなんとなくそう思っただけ。
とにかく考察も映画も面白かった!
デボン紀大陸図って左に90度傾けたらラストシーンみたいに見えなくもないよ。
左から 太った金魚、泡、女の子(ティンカーベルサイズだけど)、男の子 みたいな。
見当はずれだったらごめんね。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:LateDevonianGlobal.jpg
子供向け映画だから小難しいことはほとんど描かれていない
だから>>1の解釈には何ら矛盾はない
だけどさすがにちょっと無理がある気がする
過去の宮崎作品を知らずに「ポニョ」からそれだけ読み取ることは難しい
もうちょっと深く描いて欲しかった
全年齢向けの作品を作ることの難しさを感じた
1への批判あるけど、どう受け取るかなんて人次第だし、そういうの含めて映画だろ?何か感じとってそれを自分のプラスにできるなら別に何書いてもいいと思うけどね。監督の思考を完璧にトレースするなんて無理だし。これがビートルズの"I Am the Walrus"みたいな意志で作られてたら最悪だが
感服しました。面白かったです♪
よく考えるとなんでこわいのか分からなくなるけど、でも怖い。
似たようなことを私的に語ってた教育学の教授がいた。神話どうのこうのはなかったけど。駿の投影と登場人物の役割分担がってやつは可也自信持って言ってたな。
ところで俺は水自体が絵的に嫌いなので大画面怖くて映画観てない。水って底知れなくて怖くね?
早くDVD化しねーかなー。
なぜだかうるうるきてしまう
その正体がちょっと見えたような気がした
だが好みはかなり分かれるらしい。
「好き」か「嫌い」か
ちなみに友人はおもしろくないと散々言ってた
私はすごく好きだったのになぁ…
最初のくらげのシーンの時点で綺麗過ぎて感動してた気がスwww
ところで、私はぽにょを見て一部「あっ」と思ったところがあったので書いてみる
ポニョのお父さんの魔法によってに泡に包まれて水槽(?)の中に入れられてしまうが、小さいポニョ(?)がその泡を食べて中からポニョが復活→泡に入れられたポニョは卵子、小さいのは精子
に見えないだろうか?
卵子に無数の精子が先体反応を起こし、膜を破ることで命が生まれる
このシーンはつまり生命の誕生…のような感じがするんだ
女がこんなことかくのもアレですが
あとなぜ海から出てきたのに鳥のような体になったりしたのか→これは魚から人間にたどりつくまでの進化の過程では?
魚⇒鳥類⇒人間…というように
まぁこの作品は本当にいろんな解釈ができるし、「なんとなく」でおもしろい、おもしろくないが分かれる感じ。
「水」はキーになっているものが多すぎる
これ(海とか)も命、母などの象徴だからな…
DVD期待
いやぁ実に興味深くて楽しめた
蒼文字と管理人乙
こういう考察は大学のころやってたなあなど思いました。
知らないままに「3」の件ですが、1は点、2で線になって方向が決まる。そのまま延ばせば延長、外れれば逸脱、起点に戻れば帰結で関係がはっきりするのが「3」、
事象を確認するために最低必要な数が「3」なのかなと思いました。「はい」か「いいえ」か「どちらでもない」そんな感じです。
ポニョからそれたかもしれないけど、これがなかったら考えなかったと思うので投稿させていだだきます。
たぶん>>1の余裕があるとこが
気に食わないのかな
この人すごくいい人っぽいし頭良いから
ともあれ俺が思ったのは
米に「楽しむのに予備知識が必要」
とか書かれてたけど
単純に楽しむのと、知識持った上で楽しむって言う
2つ?の楽しみ方があるんじゃないかな、と。
なのに,その裏に何とも言えないやるせなさがこみ上げてきた.
なんとなくそのむずがゆさがすっきりしたよ.
>>1乙.ありがとう.
今まで好意を抱いてた人じゃない別の人からのキスで境界を越えるのか……
崖の上のポニョ(笑)
宮崎駿(失笑)
ポニョの感想で「怖い」ってのをよく見かけて?ってなってたんだけどしっくりきたわ
俺は二人がボートで古代の海を渡っていくシーンを見て、特に上から海の中を覗き込むところとか
パヤオはここのシーンを描きたかっただけちゃうんか、という感想をもってました
そこだけじゃなくてリサが車を走らせる場面とかポニョが海の上を走ってくるシーンとか
創作意欲をかきたてるシーンがもりだくさんだったなぁ
でもそんな濃厚な場面を抜けて、いきなりシンプルな場所で子連れ夫婦に出会ったシーンはぞくっとしました
あそこらへんから異界の雰囲気がすごく濃く感じる
自分はまだ見てないけど・・・テレビで見るかな。
「なんとなく怖い」と言うのは、実は自分はトトロでそれを感じていて、非常に不気味なんですね。
だから何故トトロがかわいいとか言われるのか、全くさっぱり理解できない。
なんとなく青文字さんの読んでわかったようなわからんような気がするというかw
トトロに感じていた、不気味さ、ホラーさみたいなのを、もしかしたらポニョにもそういう感想を持ちそうな気がすると思いました。
説明不足で盛り上がりも特に無くEND
まじ糞すぎると思ったが。
この考察を読んでもう一回見たくなったよ。評価は変わりそうだ
いや、ほんと見る人を選ぶ映画だ
まだ上映中の映画館もあるし、3回目見てきます。
皮が被ってる俺はどうすれば
俺バカだから「よかった」と思っただけ。
「ポニョ」を担保にして、僕たちはまだ、生きていていいのかもしれない。
そう思った。ありがとう、宮崎さん。
他人の見方にケチつけしかできない奴はだせぇわ
良くも悪くも「奇作」という評価が当て嵌まる。
他の人間がつくらないものをつくったという点では大いに評価に値すると思うが、単純な娯楽としてヒットするようにつくったほうが一般の評価は高くなったように思う。
でも「娯楽作品」じゃないんだろ? つくりたいのはw 俺も一応は文書きだから分かるよ、そのエゴ。
要するに「知識も技能も手腕もある人間」が中二病全開にしてみたらこういうモノができるってことだな。
びびった。
俺馬鹿だから見てる時は分かんなかったけど、今言われてみればすっげぇ納得できる。
背中がゾクゾクしてる。もっかい見たいな。
こういう「裏の世界」みたいなのもこの作品にはあってもいいと思うし「娯楽」としても見れる作品はいいと思う。良識ある人だったらどっちにも取れる。米欄荒らしてる人は分かってないんだと思うけど。
トトロにもあったけど、「死後の世界」をこういう作品で子供見せるって重要なのかもなーと思った。
「怖い」って言ってても人は最後はそこに行き着くから。遠まわしでもね。
このスレ読んで駿さんちょっと尊敬した。
こどもにしかわからないこととか、こどもに感じて欲しいこと、そういうものを織り込んだ作品も、「こども向け」といえる、んじゃないかなぁ。
よくわからんが。
とりあえずポニョ見てえ。
自分の知識と上手く使って、ここまでの自分なりの結論(たとえ自分にしか通用しなくともw)を出すのって凄いなー
本文みたいな深読みを相手から押し付けられたとしたらウザくてしょうがないだろうけどw
今度観よう
俺、こういう一つのこと(それが割とくだらないことでも)に対して
真剣に考察する人の話聞くの好きなんだよなぁ
映画観てから読めば良かったなマジでw
なんかさらっと恐ろしい事をする話だとは思っていたが、
こう言葉にされるとすごいな。
自分の考えとして言葉にできるのもすごい。
もういっぺんポニョ観たいなぁ。
「自称」分かる人と分からない人の壁が(差ではない)高くなって人が寄り付かなくなるんだよな
あくまでも妄想、考察として楽しんで他人に押し付けて、この分からず屋って罵る人が増えませんように
(今の絵画、芸術界やクラシック音楽の境遇みたいに)
宮崎駿の頭の中を直接みている気がして怖くなった
この「崖の上」も一歩間違えば落ちてしまう境界を表したものなんだそうな
今までこんな深くものを見た事なんてなかったし面白かった。興味深かった。
死亡確認のときって、「対光反射なし」「呼吸なし」「心拍なし」で確認する。3つの確認だ。
これってこのスレから考えると、亡くなったんだから境界の向こうに行きなさい、というまじないにも見えてくる・・・怖い。
どうでもいいけど、自分を踏み台にしてまで他人の感想を聞きたいといった青文字さんカコイイ
宮崎駿のすごいところは、深く読みたい人は深く読んで楽しめるし、エンターテイメントとして楽しみたい人はエンターテイメントとして楽しめるように作られてるってところだと思う。
良質な芸術って、本来はそうあるべきなんだろうけど、なかなか無いよね
色々ツッコミどころがあるのもわかると思う。
ただ久石がいってるようなメタファーが関係者の証言が出てる時点で青文字の「妄想」にもある程度の合理的だと思わざるを得ない。
もちろん他にもいろんな映画の楽しみがあって批判があるけど、こうやって色々見終わった後に議論できる作品は貴重だよな。
ジブリ作品を改めて全部見てみたくなったわ。
最後に一言、心の底から「映画って面白っ!」思う。
鳥肌ゾクゾクだぜ
幼心に越えちゃいけない世界を感じたなぁ
特にトトロは背筋がぞくっとするけど奇怪ではなくてものすごく焦がれるというか、
いつか行くべき場所なんだと何となく思ってた
スレの色々な解釈を読んですごくしっくり来たよ
ポニョが見たくなったなぁ
を思い出しました。
なるほどねー。
完全に子供向けだと思ってたわ
やっぱパヤオすげぇな
青文字の考察もすげぇ
俺の脳味噌ではパヤオの思考を理解仕切れなかっただけらしいな。
青文字の考察面白いわ、神話とか知っておくべきだなぁやっぱ……
それが人生かけてる映画なら尚更なんだろうな
つくづく恐ろしい人だ
俺はこうやって、他の人が何考えてるかを見るのも楽しいと思うし、面白いと思う。
自分と考え方の違う物を全て排除したい人が何人か居るみたいだけど、それでは人間は成長できないんじゃないかと思った。
このスレは、考察とかそう言った人間の絡み合いとか含めて面白かった。
神話とか旧約聖書とか、いろんなものの原点として扱われてる作品を読んでみたくなったわ。
このスレのおかげで、物語の見方が広がった。
製作者を舐めてるの?
映画を適当に作れるわけねーだろw
この解釈見てから、ちょっとおもしろくかんじた。
自分自身、意外と覚えていることから考えると、印象深い話ではあったんだなー。
まあ全部鵜呑みにするつもりはないけど。
単純に得した気分になった。
有り難う!
きちんと論理的に感想を組み上げる手間が省けて助かったw
映画を観た当時、このスレと出会いたかった、楽しかっただろうな
管理人にも感謝
ただ、そういう絵本は面白いかつわかりやすいく描かれてるから、
ポニョはそういう面でちょっと足りないんじゃないかなと思う。
後、いくらポニョが凄いからって昔の宮崎作品は薄いというのはいただけないな。
監督から聞いていたのか
もし自分でその結論に達していたのなら
久石氏も怖すぎる
生理的に気持ち悪いという感想以外持ちようがない。
荒くれた男しかいない寂れた炭鉱町で、どういうわけか身元の分からないあかんぼうが見つかった。
男たちは驚き、大騒ぎで話し合った結果、自分たちで育てることに決めた。
不思議なことに、赤ん坊が町に来てからというもの、枯れていたはずの鉱脈からまた金が採れ始めたのである。
赤ん坊は"グッドラック"と名付けられ、隣町から呼んで来た乳母の乳を飲み順調に育っていった。
"グットラック"は荒くれた男たちに可愛がられ、町も活気を取り戻していたある日、一帯を大きな地震が襲った。男たちは何よりも先に赤ん坊の元へ走ったが崩れた家の下ですでに事切れてしまっていた。
その直後から町では伝染病が流行りあれほど沸いた金は全く採れなくなっていた。
そして再び大きな地震が襲った後、地図から町の名前は消えた。
上の青字の、モチーフは全世界どこへ行っても通じる、と境界の話からの連想。呑まれてしまったんだな、と。
このスレ見てるときに
宮崎さんのインタビュー番組
はじまったwww
トンネル=死と生を繋ぐものみたいなことは結構言われてる気がするんだ
スーザン・バーレイの『わすれられないおくりもの』って絵本に出てくるアナグマの死の時はトンネルを通って向こうの世界に行ったし、臨死体験の証言の中にも幽体離脱とか走馬灯と同列でトンネルを通るっていうのがあったと思う
だから結構生と死は完全な断絶された世界じゃなくて、トンネルを通じてつながった世界の一つっていう認識は結構あるんじゃないかなー
面白いなー、これ。
でも俺は俺なりに、「宮崎駿はナウシカ原作の頃から根本的なメッセージは変わってない」って納得できる解釈をしたよ。
いままで宮崎アニメはそういうふうに観てこなかったけど、ナウシカ原作読んだら「何も考えずに作ってる」なんてとても思えんわ。
ついでに言っとくと、エンターテインメントとしてもすごく面白かった。
上映中ずっと笑ってたし、俺。
ねえ好きなのよ大好きなの、こういうのって。
そんなこと言ったら何も出来ないよね。
全部読んだけど、映画見終わってからずっともやもやしてたのが少しすっきりしたよ。
自分は割と始まりの辺りから泣くの耐えてた。
何でかわかんないけどずっと涙出そうだった。
気持ち悪いな自分。
実際の作品制作がなんら結びつかないということなんだよね
こういう作品分析は自分も好きでよくやるが
分析が出来ることと作品が作れることはほんとに全く別
生と死くらいの隔たりがある
なんか批判ばっかり上手くなっていく自分に虚しさを感じずにはいられない・・・
本当のところ作る側はそんなに考えていないというか
考えていたら作れないというのが実状だと思う
やっぱ3てのは大事なんだな
3行を越えられるかそうでないかがひとつの試金石なわけだ
神話大好きな人はそんな感じを拾えばいいし。
それが正しいかなんてのは作ったひとしかわからないし。
なんにせよ楽しんだもん勝ちですね。
面白いね 妄想とは人生を豊かにしてくれるな
だよね。実際この青字が全部正しいわけでも間違ってるわけでもなくて。
別に読んでる方だって100%鵜呑みにするわけじゃない。
だから深読みしてもいいししなくてもいい。
でも「深読みすること自体」を否定するのは違うよなって思う。米910が言うとおり何も出来なくなる。
俺も我ながらキモイけどほぼ最初からなんか泣きそうになった。理由はわからないけど。
海がデボン紀になった時は空気が変わった気がした。
なんかわからんけど感動した。パヤオのオナニー作品かもしれんけどオナニーにも面白いのとつまらんのがあると思う。
ナウシカのほうが1億倍面白いだろ
すげぇなー、と思ったと同時にやはり怖さが・・・w
他の映画・ドラマにも神話のファクターが見え隠れしていることに何の不思議もないってことに
気付かずにほかの映画などにもそういう要素があると
そこで思考を止めるのはいかがなものだろうか?
物語は自ら思考してそのなかで自分の想像を投影するもので人によってさまざまな解釈ができるのは当然だろう
それを否定してたら本や映画なんてみれないだろ
まぁそれができないから活字離れとかが始まってんだろうな
深すぎて理解しづらいものを考えすぎだと切り捨てず、こんな凄い考察をする輩が大勢いることに驚いた。
ポニョなんて主題歌で有名になっただけのお子ちゃま映画だと思っていた俺を笑ってくれ。
もったいないことしたなー
とりあえずでも見とけばよかった。
普段こういう話を当たり前にするとアブナイ人認定されるのでおおっぴらに話さないようにしているがというような事を言っていたが、語り口があまりに普通だったので普段の自分なら『ウヒャー電波乙wwwww』と思うような内容だったけど自然に受け入れちゃってたな。そんとき。
自分オカルト系はまったく信じてないのだが、このスレ読んでパヤオには、時折この世に現れるがみんな気づいていないアチラの世界との境界線が普段から当たり前に見えているんじゃないかろうかというような事を考えてしまった。
ってのが自分の大元の感想かな。
あと、単純脳なだけかもしれんけど
一種の畏怖の念っていうのかな
あれを空っぽのリサカーとトンネルのところで感じた。
多分、夜中のトイレとかシャンプー中の背中みたいな不安感から来たものだと思う。
それをこの考察を見て境界外への畏敬視だとわかったわ。よく言うじゃん、水周りは霊が集まる、みたいな。
それの具現化みたいに思えた。
なんにせよポニョ見て他の世代同士の壁が取っ払われるかもねw
なんか、互いに畏敬の念みたいなの持ったら そうやすやすとバカにはできんだろうし。
ごめん、なんか変な意見になった。
って言うキャッチコピーが気になる
怖がることと面白がることはとても近いからじゃないかと思う。
死に対してこの二つの感情は大昔からスタンダードじゃないかな。
怖いと大泣きする子も、キャッキャと喜ぶ子供も正しい反応だ。
街が津波にあったのにハッピーエンドだって言えるか言えないのかは人それぞれか。
なんだかわからないものの上に物語を進めると,
なんだかわからないものが気になってついつい見てしまう
電脳コイルがそうだ。つまらんのにみてしまう
私はポニョ映画で見てからこれみた
映画みといてよかったとおもった
ポニョとソースケの再開の時のリサには違和感を覚えた、あとトンネルは何故だかすっごい怖かった
もう戻れないんじゃね?みたいな感覚になった。
映画見たあとはなんだろ、面白かったし、絵きれいだしでもちがう
不思議な気分になった、酔っているような
グリーンマイル見た後にも同じような感覚になった
DVDレンタルしてこようかな・・・
監督本人も言っている様に子供へのメッセージだから。
深読み期待というより、子供の感性に訴えたかったのではないかなぁ。今までの作品よりも年齢層を下げたというか。
この映画を大人が楽しむには、青文字の様に自分なりにそのテーマを読み解くか、逆に頭をカラッポにして感性で観ることが必要なのかも。
楽しめた、楽しめないの違いはそんな観るスタンスの違いなのかなと思った。
まぁ、子供向けと言っても興行200億が目標だったらしいから、大人の客も相当数想定してたんだろうけど。
その多数派と思われる、身構えずに観る一般の大人が楽しむにはハードルが高い作品かもね。普通なら宮崎リピーター減りそうだけど、最後の作品と開き直ったのかな。
このスレ読むまでポニョを深読みする発想は無かったというか、殆ど忘れていたから、俺も楽しめなかった一人なのだろうけど、これは面白かった。正しいかどうかではなく、自分と違う目線を楽しむというか。
感覚的に観れた人には、考察の過程が自分の違和感の種明かしを見るみたいで良かったのでは。
きもっ!こわっ!と思ったんだけど
なんか、イメージ的に胎児っぽいんだと今思った
について誰も米をカキコしない事に驚いた
深読みとかこじつけでもおk
でもコレ読む前に一回見ておきたかったな
ワーグナーのニーベルングの指環のモチーフが盛り込まれているよな。
ワルキューレの騎行の流れるシーンもそうだけど、親父だっけかな(ヴォータン?)がポニョを「ブリュンヒルデ」と呼ぶシーンで、ああそうかと気づいたよ。
他にも、いろいろ。宮崎作品って何かロマン主義的なのかね、、、
私はまだこの映画を見てはいない(ってゆうか絵が好きじゃなくて観る気になれなかった)のだが、ポニョを観てみたいと思ったよ。
最近の宮崎作品は分かりにくいから、ポニョを観たら「何だよこれ?」で終わるものだと思ってた。
このスレを見なかったら、たぶんそれで終わるんだろうね。
だから、青文字の様に頭の中の妄想を明確に文字に表してくれると分かりやすくていいな。
作品をどういう見方で見るかは自由だ。
私の頭の中はまだまだ子供だったんだな・・
過去の宮崎作品ももっと深く観てみたいと思った。
管理人&青文字ありがとう。
でも(提供側が)自分だけが持っている深いところにすこしでも触れてもらえると嬉しかったりするんだよなw
因みに俺は、ポニョぜんぜん分かんなかったし面白くなかった。カリオストロサイコー
行ってることは間違いないけど,あくまで下地の話だろ
宮崎自信が寓話や神話好きで,それを人生の訓示として生きてきたんじゃないかなぁ
だから作品作るときに滲み出てくるし,骨組みに使われたりする
ポニョ自体にテーマがあるとすれば人間讃歌ただひとつでしょ,だからこそ人によっては?になったりする
人間の生活から滲み出た寓話を宮崎と言う稀代の感受性の持ち主に帰納し,そこに宮崎自信の人間への愛を装飾し寓話に仕立て上げたのがポニョなのだと思う
小難しいこと考えず,物語の顛末に一喜一憂する子供のように鑑賞するのが粋ってもんじゃない?
自分は宮崎作品は好きでほとんどの作品を見てるけど
どの作品何度見ても全く違う考え見方ができるからすごい好きだ
でも宮崎作品で考察したところで、それはそのときそのときで全ての作品に違う見方が出てしまうので、するだけほとんど無駄な気がする。
でも、だからといってそのとき感じた感想は、悪いことじゃない、936にもあるように
>>小難しいこと考えず,物語の顛末に一喜一憂する子供のように鑑賞するのが粋ってもんじゃない?
というのが宮崎作品の見方だと自分も思っている。
難しいこと考えれば考えるほど、謎が増えるそしてそれはリピーターを増やすための無効の策略でもあるとも思っている
まぁだからこそ愛観者(?)が多いのかもね
でも宮崎作品は映画館で見るより、家で見るほうがいいねw
そのほうが何度も見返せるしw
そう思うとジブリにはパヤオの希望やら願いが込められてるのかねえ
自分は、観た時良くわからない怖さをアチコチで感じたから(大漁旗を掲げた船や無人のリサカーなどなど)
青文字の考察を凄く面白く読んだ。
リサカーの「333」も気になってたけど、モールス信号みたいなあの光は
凄く素直に宗介父の船の明かりで、
だからリサはあんなに頑固に行っちゃったんだなあと思ってたよ。
もうすぐDVD発売だし、また見直して見ようと思う。
青文字も、纏めてくれた管理人さんも、本当に有難う。
こうやってほら映画一本で収まっちゃうでしょ?
ていうパヤオの遺書でしょ
とゆうわけでもっかいポニョ見てくる。
自分自身の新しい見方を見つけられそう!
けど、本当に好きだけど、(人の意見や感想を聞くのは楽しい!)、いざ本編を見ると、そんなの関係なく普通に自分の感覚で視ちゃう・・・
いやーおもしろかったー!これ見れて幸せー
>>二人でおもちゃの船で床上浸水の中進むワクワク感
ジブリ美術館で見られる、「くじらとり」もおすすめですよ。
年長組の幼稚園児たちが、積み木の船でくじらをとりに行くっていう。
子供はこういうの大好きだよなって思った。
>「これからは兄弟じゃああああ!」とか言うとき、あーはいはい、ってなるっしょ?
絶対ならないし、そんな場面みたことない
「あの世」「あの世」と笑うおばあちゃんたちをみて、ああみんな死んじゃったんだーって悲しくなって
終わる頃にはボロボロ泣いてしまった。
この考察を見ていなかったらたぶんレンタルしようだなんて思わなかった。
もし、この考察を読まないで、ポニョをみていたとしたら、たぶん、取り残された車椅子をみて「みんな死んだ」ことに気づいてびっくりしたと思う。
子供のために作ったって
駿は相当皮肉屋だなw
手塚治虫攻撃したり結構好戦的な人なのは
なんとなく知ってたがw
「海と生命」
神経症と不安の時代に、
宮崎駿がためらわずに描く、
「母と子の物語」
「生まれてきてよかった。」
DVDパッケの裏見ただけで泣けた。
あきらめんなよ。監督
すぐにポニョ見たけど、やっぱ1すげーなって思った
暗喩……かっこいいよな
フジモトの手によって泡に閉じ込められたポニョが、妹たちの協力によって外に出るシーンを、「受精→生命誕生」にたとえてた人がいたけど、私もその意見におおむね賛成
付け足すならば、その後のポニョの変身は、魚類→両棲類→(爬虫類・鳥類を省いて)→哺乳類(人間)っていう風に、だんだん高等な生物になっていくよね
あれって、人間の胎児が、進化の過程をたどるような変化をしてから人間になるのを、暗示してるんじゃないかなと思った
後、この※欄のどこかで誰かも言っていたけど、物語の中盤で、グランマンマーレが「子どもたちはお休み」って電気消すじゃん
あの消えた電気は、リサが宗助に頼んだ、「灯台」の役割を果たす明りだったんじゃないのか?
にもかかわらず電気消した→周りの人を励ます明りが消えた
これって、世界の終りを暗示していることにならないだろうか?
あの瞬間、宗助やリサが知っている世界は終わって、新しい世界(あの世にしろ、海底世界にしろ)が始まったんだよ
……なんて妄想してみたり
このスレは純粋に面白かった
1、考察してくれた人、まとめてくれた人、そして管理人さん
ありがとう!
でも、読み終わった後は廊下の暗闇が怖くて、リアルに徹夜してしまったorz
完全に世界が入れ替わったわけじゃなく、一時の夢なんだと思うんだよね
次にソースケが目を覚ますと津波でたくさんの人が死んでいて婆さんたちもリサもみんな行方不明で、その混乱のなかにぽろっとポニョが紛れ込んでるんだと思うんだ
ポニョは何の罪悪感もなく、ただ人間になれた事・ソースケに会えたこと喜んで、ソースケはそこで初めて自分のしたことに恐怖するんじゃないかな
799のアホwww
宗助のこと知ってたよね。「ひまわりの宗ちゃんね」って。
ちょっと深読みすると、宮崎さんのお母様は大正生まれの方?
母と父が三途の川で待っているから、
はやくいってあげたいって、そういう思いも込められてたのかなって。
宮崎さん、もう早く死んでしまいたいと思ってるのだとしたら、少し悲しいな。
この解釈の全てが正しいとはとても思わないが、監督の暗喩した事に近づいているのは確か
終始感じてた違和感が多少すっきりしたわ
映画館行って以来ここも久しぶりに読み直したけどやっぱ面白いなぁ。
神話とか物語の成り立ちについて、普通に児童文学の講義で言ってたことを思い出しました。
ただ1さんが言ってる様にそれをいちいち意識して見るのは無粋だと思うし、
皆さんが言ってる様にそれぞれの楽しみかたでいいと思う
(だって昔話や童話を小さな頃に怖いとか思ったりしながら聞いたり読んだりしなかったじゃん)
しかしいいもの読ませてもらいましたー
1と管理人さん乙です!
どんどんやれ!自分の感じた物をどんどん貼れ!
「個人の意見を皆に見てもらい、レスを貰う」
これがネットの使い方でしょうがwww
その人の考え方だと、
宗介たちが起きた後の世界は決してあの世ではなく、水を境にした「混合された世界」だそうです。
理由は、地上には古代の生き物がいなく、水の中にだけ古代魚とかがいるからだそうです。
最後のシーンで海から色々な人達が帰ってきます。そこで一番重要なのが「海に普通の魚しかいない」事だそうです。
テーマがわからなくて「何だこれ、ジブリの中では一番つまらない」とまで思っていたけど深い内容にしようとするとここまで深い話になるもんなんですね。。。
逆に駿はここまで考えていたのだろうか
ぽにょ借りてこよw
・リサの冷静ながらの「今は不思議なことがおこっている。」とのセリフに対して。
・ラストシーンは皆、死亡したのか?
・人口衛星が落ちている事実から、街だけではなく世界規模で津波もしくは海面上昇の被害を受けているのか。
・3番目の問いかけはつまらないことと自認してます。ごめんなさい。
ろうそく消えたときポニョ『バイバイ』って言ってたぁぁぁぁ
こぇぇぇ
そう考えるとすごい!
一時停止
ってあるからDVD一時停止してみた
お地蔵さんと暗い道がなんとなく怖いw
俺は専門がインカなんだけど、古代南米でも「3」は間違いなく神々の領域を指す数字だ。
音消して一時停止で見たい
合ってるとかどうとかはともかく、面白い解釈だからこれだけ反響があるんでしょ(^^)
でも、この作品気味悪くて嫌なんだよwww
逆に「感じるばかりじゃなくて思った事はきちんと口に出さないと」と思ったよwww
はっきり言わないから気持ち悪くなるんだよwww
アニメや創作話は現実味が無い時点で厨ニなんだから
お前ら割り切って見ろよw
とりあえずもう一回ポニョ見てくる
こいつの解釈読んでたら、映画をいろんなシーンを思い出しては鳥肌立った。
もういっかい見たいな。レンタルしてくるか。
さっき見たばっかりなのにもう一度見返してみたくなったわ
深い考察も凄いがそれに耐えるだけの作品を作れるパヤオはもっと凄いな
なんとなくただ明るい可愛いだけの話じゃないな、と思って見てたけど面白い考え方だね
見てて3と言う数字が強烈に出てきてたなと思ったのは車のナンバーかな?
細かく書く訳でも無く特に語呂合わせなどの意味を持っている訳でもない
ただの333を強調させるかのように見せてるのに軽く違和感を感じたな
これがポニョの全て
考察ものは好きだし、面白ければ長文でも読むけど、これは厨二というかただの電波。
文章も回りくどいわ自己陶酔してるわで読んでて気持ち悪い。
納得する部分もなくはないけど、ほぼこじつけだろ。
コメ欄でやたら絶賛してる人が多いのがこええよ。
「なぜだか分からないけど」という本能的感覚はとても大切だと思う。
「何でも科学的に論理的に解説可能じゃなきゃいけない」とか「数字で示されるデータこそが信ずるに値する」とか、合理性や費用対効果ばかりを追い求めてきた結果、俺たちは大切な何かを失ってしまったんだろうから。
考察は、かなりコジ付けだけど、このスレの人は、ポニョを凄く楽しんでいる、それだけの話ですな。
「感じることができないオールドタイプ」な人たちでもそこそこ楽しめるような冒険物語として作られているということ。
昔は親や祖父母から「いい子にしてないと山から鬼がきて」みたいに躾けられたもんだ。
鬼が本当にいるかどうかは別として、それでも幼少期にそうやってインストールされた何か得体の知れない物に対する畏怖の念は自身を律する。心に神が宿るようになる。
すべてが合理的に考えられすすめられていく昨今、そういう感覚は忘れちゃいけないんだと思う。
もちろん「それがなぜなのかは論理的には説明できないけど」ね。
自分がなぜか気味悪いと思った理由がわかった気がする。
考察の信憑性云々より、面白いからそこに惹かれます。
ポニョはカエルもどきから可愛い幼女になっちゃってさ、結局殻破れてないじゃん。見せかけじゃん。
監督さん自分騙してんじゃねえのか?どうやって納得してんだろ。
映画をみたときに感じていた薄ら寒さ?みたいなものを
ここの色んな意見を読んで自分的に昇華できた気がする。
まああれだ、みんな色々言ってるけど感じ方は人それぞれってことでw
そうやって親やじじばばにしつけられて、「ちゃんとしてないとバチがあたる」って考えるようになるんだよな。そんで「誰も見ていなくても神様が見ているからちゃんとしよう」ってことでちゃんと振る舞える人間が育つ。これが>>993が言うところの「心に神様が宿る」ってことだと思う。今は政治家までもが「バレなきゃ何をやってもオk」っていう世の中だし、大人がそんなだから、子供は神様はおろか親すらも恐いとか偉いとか微塵も思ってない。こんなんじゃ良い人間が育つわけがない。子供に畏怖の念を抱かせるのはとても大事なことだと思う。
この人は自分の知識で説明できた事を喜んでるだけだね
映画の面白さについて何も考えられていない
面白いと感じたからこそその理由や根拠がどこにあるのかを考察するものだ。
そういうのは、人とはほんの少し違った見解で書き込みできた事を喜んでるだけの意見だね。
本スレッド、つまり一個人が持つ意見の面白さについて何も考えられていない。
そんなわかりもしないパロネタ満載なんてマイナス要因でしかねえよ
こういうのありがたがるミーハーは文学でも読んでろ
なのに彼はこのスレッドのことを『こういうの』とまるでスレッドの全体像を把握したかのような表現を用いている・・・・
そしてさらに『パロネタ満載』と言及した・・・・・
まさかスレタイを読んだだけで、か!?
間違いない・・・・・彼は能力者であり、そしてこの事実こそがこのスレッド最大の衝撃だ。
全員死んでるけどハッピーエンド?宗助とポニョだけが生還?
まず自分で読んで自分の頭で考えてみろっつーのwwww
やっぱ現代っ子は我慢とか忍耐が足んねーな〜、すぐに答を知りたがる。
『自由』とかいう「響きが良くて」、楽したい親にとって「都合のいい言葉」が世間でもてはやされるようになっちゃったおかげで、あんまり怒られずに甘やかされて育っちゃったせいだろうな〜wwww
確かにあのシーンは綺麗なんだけど、妙に背筋が「ゾクッ」としたんだよなー。
その「ゾクッ」とした意味が何となく分かって良かったわー。
新しい発見が色々あった。すげー。
色々な見解があって楽しかったです。
何も言う事ありませんが、一つだけ思ったのは、
これを見た宮崎駿さんのコメントがあったら最高ですね^^
ありがとうございました。
3さいのムスメ(画像ほぼ初体験)が毎日毎日毎日みています。
そして水没した日の朝のシーンでかならずおしっこに行く。
wwwww
スレでも出てるけど、本当に幼い頃見たかった作品だよなぁ
DVD借りたんでまた読みに来たけど、答えを自分で見つけられる作品って偉大だ。
今回はしみじみと「幸せになった人魚姫」だなーと感じた。
トトロでメイを探している途中、さつきが何回「メイいた?」と聞いたか思い出してほしいけども、三回なんだよね。
じーちゃん・夫婦・カンタ。
さつきの必死さを出すためなのかな?とその時は思ってたけど、見返すとすごく良いこと=トトロ・ネコバスに助けてもらう(あちら側に行けた?)。
三の解釈は相当あってると思う。
こうやってファンが色々と考察してくれるのは作家として嬉しいことではないか?
子供向け=低俗 みたいな考えを持っている奴もいるようだけど、
その子が大人になってもなお、トラウマのように影響を受け続けるモノこそが
「子供向け」なんじゃないか?
妄想? どうでもいいけど考えるのは自由だよね
よりにもよってわざわざ2chで垂れ流すことにしたその勇気は評価する
けど、この記事読んだらポニョが気になってきたし、見る機会が有れば素直に見てみるわ
この考察。
お前顔真っ赤だぞ
明日にでも借りてこようかな
そうすれば解釈の整合性もみえてくる
パヤオが言いたかったことはどんな作品でも一つなんだってことがわかる
この作品から滲み出る要素にあまりに作者(宮崎)の根底にあるものとしての神話と、そこから来る不安要素が多く含まれている、だから何となく恐ろしく感じる、ということだよね。
そういう意味でこの考察は(一部深読みだけれど)とても正しいと思った。
もし最後ほんとにみんな死んじゃったのなら、
当分テレビでポニョは流せないだろうねえ・・・ 楽観的にはなれまいて。
ポニョを人間として受け入れられるような、世界自体が変わる話だったから驚いた。
って、見たときは思ったんだけど、色々な見方があるんだね。
映画評論家はこんなこんな風にいろんな映画見てるんだろうなあ
自分は単純に子供の頃の恋心を思い出してポニョを楽しめたけどね
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