【社会】指示役が使用車両調達か 東京の6億円強奪事件2011年6月17日 18時30分 東京都立川市の「日月警備保障立川営業所」から現金約6億円が強奪された事件で、警視庁立川署捜査本部が強盗傷害容疑で逮捕した中古車販売会社役員蓑田哲郎容疑者(46)らが、事件に使われた乗用車を調達していた疑いがあることが17日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査本部は、指示役とみられる蓑田容疑者と自称暴力団組員亀治中博之容疑者(40)=同容疑で逮捕=の2人が、事前の準備も含めて事件を主導した疑いがあるとみて捜査。ほかに関与したとみられる暴力団関係者らも特定しており、行方を追っている。 捜査関係者によると、同容疑で逮捕された実行犯の渡辺豊(41)、植木秀明(31)の両容疑者は、中古の高級外車で同営業所に行き、現金強奪後は高速を出入りし、ナンバーを付け替えるなどして茨城県まで逃走した疑いが持たれている。 渡辺容疑者が今年1月ごろに車を入手した経緯を捜査した結果、蓑田容疑者の会社が仲介した疑いが強いことが判明。 会社の業務には携帯電話の販売も含まれ、蓑田容疑者らが事件に使われた10台以上の他人名義の携帯電話も準備した疑いがある。捜査本部は自称暴力団組員の伊藤彩人容疑者(25)=同容疑で逮捕=がグループの連絡役だったとみている。 (共同)
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