イルカを鯨肉として販売
更新日:2001/08/19
18日付東京新聞によると……
- 都内某デパートで今年2月、和歌山県沖で獲れたスジイルカの肉をミンククジラと表示して販売していた。しかしミンククジラの和歌山産はあり得ない。
- 市民団体「食品汚染を考える市民の会」が日本鯨類研究所に依頼してDNA解析を行ない、判明した。
- このイルカ肉は暫定規制値の約170倍に相当する67ppmの水銀で汚染されていた。
- 1987年に商業捕鯨が中止されて以来、日本沿岸で捕獲されたイルカの肉が鯨肉として高値で流通しているらしい。
虚偽行為であり、関係者にとっては深刻な問題であろうが、なぜかユーモラスなニュースに聞こえてしまう。ただし水銀汚染は笑っていられない。