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妊婦の5%が喫煙 4千人データ分析 熊本市 2011年06月16日

 熊本市の妊婦の5%が妊娠中にたばこを吸い、妊娠中は吸わなかった人も、産後7カ月目には3%が喫煙していたという実態が母親約4千人のデータ分析で分かった。専門医は「妊婦の喫煙が母体や胎児に悪影響することは実証されている。禁煙できるよう支援が必要」と指摘している。

 データは、2009年度に熊本市の医療機関で乳児健診(生後3カ月と7カ月)を受けた同市の母親4052人の質問票から得た。市健康福祉局と、県内の医療者らでつくる「くまもと禁煙推進フォーラム」会員の大場隆熊本大准教授、高野義久医師(八代市)が初めて分析した。

 「妊娠中に喫煙していた」と答えた母親は4・9%に当たる198人。喫煙していなかった3854人のうち、産後3カ月に64人(1・7%)、7カ月では99人(2・6%)が喫煙していた。

 夫が喫煙していると、妊娠中は吸わなくても、出産後に再び喫煙する傾向が高いことも分かった。

 産後7カ月では、母親が喫煙する場合、赤ちゃんのぜん息傾向が1・8倍高かった。喫煙する母親はしない母親に比べ、粉ミルクなど人工乳栄養だけで育てる割合が6・7倍だった。

 高野医師は「喫煙する母親は喫煙歴を隠す傾向にあり、妊娠中の実際の喫煙率は10%程度の可能性も。妊娠を機に禁煙を試みる母親は多く、医療者が支援する絶好の機会。夫も早く気付いてほしい」と指摘。市は「医療機関での健診や出産後の自宅訪問などで、妊産婦の禁煙支援に活用したい」としている。

 分析結果は、12日に熊本大であった県母性衛生学会で発表された。(高本文明)


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