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高瀬三徳 議長 冨田俊一 副議長
5月23日の臨時会におきまして、議員各位のご推挙をいただき、私どもが議長並びに副議長に就任いたしました。まことに光栄に存じますと共に、重い職責を担うことになり身の引き締まる思いでございます。
3月11日に発生した東日本大震災では、区内では、アパート2棟が半壊、住宅など84棟が一部損壊したほか、交通機関の麻痺などで、区内の各駅で2,600人を超える帰宅困難者が発生しました。区は、震災後すぐに災害対策本部を設置し、帰宅困難者の収容施設や避難所の開設などを行いました。
また、大震災に起因する東京電力福島第一原子力発電所の事故では、都内の浄水場から乳児の飲用に関する国の基準値を超える放射性ヨウ素が検出されたため、乳児に対する2日間の水道水摂取制限が実施され、乳児のいるご家庭に対して飲料水の配布を行いました。
東日本大震災の被災地に対する支援では、区は、被災地支援ボランティア調整センターを立ち上げ、既に、延べ460名を超える方が現地ボランティアとして活動し、延べ87名の職員が被災地の業務支援のため派遣されています。
区は、「おおた未来プラン10年」の着実な実施に加え、今回の大震災を踏まえた、安全・安心の視点からの防災力の強化に取り組んでおります。しかし、「おおた未来プラン10年」をはじめとする計画や施策の実施には、解決すべき課題が山積しております。
こうした状況を踏まえ、私ども区議会は、区民が安心して安全に暮らせる大田区を目指し、議決機関としての役割を十分に果たし、区民の皆様の信託に全力でこたえていく所存でございます。
今後とも区民の皆様の温かいご支援とご協力をお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
大田区議会の案内図
蒲田駅東口から徒歩1分(JR京浜東北線、東急多摩川線・池上線)