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国立公園を支える人たち

山岳環境等浄化・安全対策緊急事業費補助(山岳トイレ補助)

1 補助金の概要

 1990年代後半、富士山がゴミとし尿の山となり環境問題でクローズアップされ、平成11年度から山小屋のトイレに対する補助事業が始まりました。
 この補助制度は、予算の範囲内で自然公園内に位置する山小屋等の排水・し尿処理施設等の建設費の1/2を補助するものです。

2 補助対象者

自然公園内において事業を執行する都道府県、市町村及び民間の山小屋等事業者

3 補助対象施設

  • 排水・し尿処理施設(エネルギー発生施設も含む)
  • 廃棄物の分別・処理施設(生ゴミ処理・空き缶処理機、焼却炉)
  • 救急医療室・緊急避難室

4 補助事業の採択用件(すべてを満たすことが必要)

  1. 登山者等の利用に供する宿舎、休憩所、避難小屋
  2. 商業電力、上水道、下水道、車道のいずれかが利用できない場所にあること。
  3. 一般のゴミ収集区域外にあること。
  4. 相当程度の利用者数があること

5 トイレ建設の実績

 94カ所の整備を実施(平成11年度〜20年度)

写真:特定の山に登山者が集中した状況
特定の山に登山者が集中した状況

写真:し尿が未処理で放流された状況
し尿が未処理で放流された状況(富士山)
(白い堆積物は未分解のトイレットペーパー)

写真:補助による整備された山岳トイレ
補助による整備された山岳トイレ
(オガクズ式し尿処理施設)

写真:トイレの内部
トイレの内部


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