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放射性セシウム:福島の山林の汚染調査へ…森林総研

 独立行政法人「森林総合研究所」(茨城県つくば市)は、福島原発事故で山林に飛散した放射性物質に樹木や土壌がどの程度汚染されたかの調査に乗り出す。林野庁が協力し、福島県内の国有林から複数の調査ポイントを選定。伐採した樹木と根元周辺の土壌について、半減期が長い放射性セシウムの汚染実態を調べる。樹木が葉や土壌などから放射性物質をどの程度取り込むかなどを把握し、山林での除染技術の確立につなげたい意向だ。

 森林総研はサンプル採取のための候補地選定を始め、調査対象樹種は杉、ヒノキ、コナラを予定。【佐藤浩】

毎日新聞 2011年6月17日 2時33分

 

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