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【社会】

三重県で過去最大レベルの放射性物質 雨水やちりから

2011年6月16日 21時35分

 三重県は16日、同県四日市市内で大気中の放射性物質を測定したところ、過去の測定値より最大で52倍のセシウムやヨウ素を検出したと発表した。福島第1原発事故の影響とみられるが、いずれも微量で健康への影響はないという。

 県保健環境研究所(四日市市)が今年4月の1カ月間に研究所屋上の検査器にたまった雨水やちりなどを分析。1平方メートルあたりヨウ素は13・3ベクレル、セシウム137は17・7ベクレル、セシウム134は18・4ベクレル、ニオブは0・2ベクレルを検出した。

 1988年から毎月測定しているが、セシウム134とニオブは今回初めて確認され、ヨウ素とセシウム137のこれまでの最大値はそれぞれ1・24ベクレルと0・34ベクレルだった。

(中日新聞)

 

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