新社会システム総合研究所 セミナー情報

No.S11298 シルバー&ヘルスケアビジネス戦略特別セミナー
お泊りデイ・サービス付き高齢者向け住宅・・最新モデルのパイオニアが集結
高齢者住宅・施設ビジネス 最前線
 

セミナー要項
開催日時 2011年7月26日(火)午後1時〜午後5時
会場 SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2−6−2 友泉西新橋ビル4F
(03)5532-8850
受講料 1名につき 31,500円(税込)
同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 21,000円(税込)
備考:
協力:高齢者住宅新聞社
重点講義内容
<1>高齢者住宅・施設の最新動向と今後の展望
株式会社高齢者住宅新聞社 取締役
西岡 一紀 (にしおか かずのり)氏
【13:00〜13:55】

介護保険法が施行されて10年が経過しましたが、高齢者住宅・施設の整備状況は欧米諸国に比べ大きく遅れています。その原因を行政・事業者それぞれの視点から分析・解説します。
また、高齢者住まい法改正・介護保険制度改正後の市場の変化を予測します。

1.特養の整備で高齢者住宅不足の問題は解決するのか?
2.成功・失敗事例に学ぶ、高齢者住宅成功のカギ
3.サービス付き高齢者向け住宅は、市場をどう変えるのか?
<2>日本介護福祉グループの事業戦略と宿泊付きデイサービス制度化動向
株式会社日本介護福祉グループ 取締役副社長
斉藤 正行 (さいとう まさゆき)氏
【14:00〜14:55】

拡大を続ける高齢者マーケットの中、「茶話本舗」ブランドを掲げ、わずか4年で通所介護事業における業界トップシェアを確立した日本介護福祉グループの差別化戦略と、「宿泊付きデイサービス」最大手事業者としての運営実績を基に、「宿泊付きデイサービス」の制度化動向の分析と、制度化に向けた課題の整理と今後の展望をご説明致します。

1.「茶話本舗」のビジネスモデル、フランチャイズパッケージのノウハウ公開
2.日本介護福祉グループの事業戦略について
3.宿泊付きデイサービスの制度化動向
4.東京都による宿泊付きデイサービス独自基準と公表・届出制度のポイント解説
5.宿泊付きデイサービスの制度化に向けた課題と今後の展望
<3>学研ココファンの事業戦略と今後の高齢者向け住宅のあり方と課題
株式会社学研ココファンホールディングス 代表取締役社長
小早川 仁 (こばやかわ ひとし)氏
【15:05〜16:00】

現在、新しい住まいの選択肢として脚光を浴びている高齢者向け住宅。高齢者住まい法の改正によりサービス付き高齢者向け住宅制度が創設され、補助金や低利融資、税制優遇などの支援措置により更なる注目を集めていますが、良質な商品の安定的供給のためには、さまざまな不安材料が山積みにされていることも事実です。
高齢者住まい法の改正が与える今後の影響、これからの高齢者向け住宅のあり方、役割などを、学研ココファンの実践事例を交えてご説明致します。

1.高齢者住まい法改正とマーケットへの影響
2.学研グループが展開する高専賃『ココファンシリーズ』とは
3.高齢者向け住宅におけるマーケティング、入居者募集戦略、
    運営までの考え方、留意点
4.これからの高齢者向け住宅とは
<4>なぜ、医療機関が、サービス付高専賃を経営するのか
− 今後の医療機関の経営戦略と新たなホスピタリティの創発へ向けて −
医療法人社団康明会 常務理事
遠藤 正樹 (えんどう まさき)氏
【16:05〜17:00】

今日の病院経営は、過去の診療報酬依存型では経営継続が困難な事態に陥っています。また、東日本大震災復興に向けて、社会保障関連予算に留まらず、その予算根幹の見直しと、大きな変革が進められるでしょう。
今回は、新しい医療・介護サービスのモデルとして取り組んでいる、東京都医療介護・連携型高齢者専用賃貸住宅第1号指定「風のガーデン」事業の実態を解説いたします。
さらに、今後急増するであろう医療・介護難民のための、サービス付住まいの創造、医療と介護の融合、異業種連合による新たなホスピタリィティの創発についても解説します。

1.今日の病院経営の実態と今後の医療機関と介護ビジネス再編へのシナリオ
2.医療・介護連携型高専賃の事業実践から見えてきた、
    新たなホスピタリティの創発に向けた経営戦略と戦術について
3.今後の我が国の政策、制度の変化を予見する、
    異業種連合による究極のアライアンスによるサービスの創造と具現化
講師プロフィール
西岡 一紀(にしおか かずのり)氏
大学卒業後、広告関連企業などを経て、1998年 亀岡大郎取材班グループに入社。オフィスビル業界紙、賃貸住宅業界紙記者として、主に不動産会社、建設会社、
ビル・マンションオーナー、ファンド事業者などを取材。2006年の高齢者住宅新聞創刊に携わり、発行人となる。法人化に伴い取締役に就任、現在に至る。
斉藤 正行(さいとう まさゆき)氏
2000年 立命館大学卒業後、(株)ベンチャーリンク入社。飲食業のコンサルティング、事業再生等を手がける。
その後メディカル・ケア・サービス(株)の全国展開開始とあわせて2003年 同社入社。「愛の家」ブランドでグループホームを全国に展開。自らグループホーム事業の立ち上げを行い、現在の運営管理体制、営業スキームを構築し、ビジネスモデルを確立。2005年8月 取締役運営事業本部長に就任。2006年8月 名証セントレックスに上場。
2010年 (株)日本介護福祉グループへ入社。「茶話本舗」ブランドで小規模デイサービスをフランチャイズ展開。取締役経営企画室長に就任、同年7月 取締役副社長に就任。
同年10月には、一般社団法人日本介護ベンチャー協会を設立し、代表理事に就任
小早川 仁(こばやかわ ひとし)氏
1990年 (株)学習研究社入社。2004年(株)学研ココファンを設立、
2008年 (株)学研ココファンホールディングスへの持ち株会社移行に伴い、代表取締役に就任。
現在、(株)学研ココファン、学研ココファン・ナーサリー、学研ココファンスタッフの代表取締役も兼務。
一般財団法人高齢者専用賃貸住宅協会副会長他。
著書・論文:「病医院のための高齢者住宅開設マニュアル」 (日経BP・共著)
「学研ココファンが明かす「高専賃」事業の成功ノウハウのすべて」(綜合ユニコム)他
遠藤 正樹(えんどう まさき)氏
1988年、日本福祉大学社会福祉学部卒業。1988年民間病院医療福祉科(MSW)入職。1990年、東京医科大学八王子医療センター医療福祉室(MSW)入職。
1998年、医療法人社団康明会事務長就任。2001年より同法人常務理事兼法人本部長に就任。以降、康明会病院、診療所3箇所、在宅介護保険関連事業17事業を開設、展開。2003年、多摩大学大学院経営情報学研究科博士前期課程修了。
経営情報学修士(M.B.A)
現在、上記の活動に加え、桜美林大学非常勤講師、東京都病院協会事務管理部会医制委員会委員長、日本慢性期医療協会地域連携委員会副委員長、
日本医療経営実践協会関東支部支部長、南多摩地区病院事務研究会会長、
高齢者医療福祉ネットワーク研究会副会長、その他、病院、関係団体、企業の理事や顧問、アドバイザリーを務める。