事件JR新宿駅近くで散弾銃発砲か 所有権めぐり山口組が過去にトラブル、殺人事件も2011.6.16 13:45

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JR新宿駅近くで散弾銃発砲か 所有権めぐり山口組が過去にトラブル、殺人事件も

2011.6.16 13:45
発砲があったとみられるビル解体現場を調べる警視庁の捜査員=16日午前11時10分、東京都渋谷区代々木

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発砲があったとみられるビル解体現場を調べる警視庁の捜査員=16日午前11時10分、東京都渋谷区代々木

 16日午前8時40分ごろ、東京都渋谷区代々木の雑居ビル解体工事現場の看板に「拳銃が撃ち込まれている」という匿名の電話が、男性の声で警視庁にあった。警視庁原宿署員が現場を確認したところ、工事の行程などが書かれた看板に、至近距離から散弾銃で撃ったとみられる円形状の痕が3カ所見つかった。同署は銃刀法違反容疑などで調べている。

 現場の雑居ビルをめぐっては、指定暴力団山口組旧後藤組(現良知組)関係者と、所有権に関連してトラブルになっていたビル管理会社顧問、野崎和興さん=当時(58)=が平成18年3月、港区北青山の路上で刺殺される事件が発生している。

 警視庁組織犯罪対策4課が昨年12月、元良知組系組員の山本将之被告(28)=1審東京地裁で懲役13年の有罪、控訴=を殺人容疑で逮捕したほか、同容疑で国際手配していた事件の実行犯とみられる後藤組系元組員の男(43)が4月にタイ北部で射殺される事件が起きた。警視庁は、今回の発砲事件との関連など背後関係について捜査を進める。

 現場はJR新宿駅の南約200メートル。東側にはJR東日本の本社があるほか、周囲には多くの雑居ビルが立ち並んでいる。

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