ここでは、WindowsパソコンにインストールしたOracle10gを完全にアンインストールする方法を解説する。
DBCAを使って作成したデータベースを、DBCAを使って削除する。DBCAを立ち上げ、データベースの削除を選ぶだけである。
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データベースは削除しても、Oracle10g自身は残っている。これらをアンインストールには、Oracle Universal Installerを立ち上げ、「製品の削除」をクリックし、削除を行う。
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これにより、スタートメニューから「Oracle10g〜」フォルダが消えたことが分かる。また、サービスを開くと、Oracle関係のサービスがすべて消えたことが分かる。
Oracleに関係するファイルを削除しても、まだ作業は残っている。これをしっかりやらないと、ごみが残ってしまい、Oracle10gを入れなおすのに苦労するので、確実に行う。
残ったフォルダの削除
その後、残ったフォルダなどを削除する。削除するフォルダは次のとおり。ロックがかかって削除できない場合は、パソコンを再起動し、再度削除を行う。
- C:\oracle
- C:\Program Files\Oracle
レジストリの削除
レジストリ・エディタを開き、「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」の中にある「ORACLE」フォルダを削除する。
再起動
以上の処理を行ったら、パソコンを再起動する。