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東日本大震災:献血のDNAで6人の身元判明

 警察庁は15日、日本赤十字社が保管している献血を試料にしたDNA型検査で、東日本大震災による死者6人の身元が判明したと発表した。

 日赤は、輸血後に感染症などの事故が起きた際の原因調査に備え、献血の一部を11年間保存。警察庁の要請を受け、震災による死者の身元確認のために保存血液を提供することに合意した。

 これに基づき警察庁は、家族の同意を得た行方不明者約150人について日赤に献血歴を照会。保存血液の提供を受けた25人分のDNA型を検査し、身元不明の遺体のDNA型と照合した。

 警察庁は追加分として約740人分を照会しており、今後もDNA型の照合による身元確認を進める。【鮎川耕史】

毎日新聞 2011年6月16日 東京朝刊

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