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2011年6月15日(水) 19:30 |
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ノンアルコールビールの生産開始
ここ数年、ノンアルコールビール市場が活気付いています。 岡山県瀬戸町のビール工場でも、新たにビールの味がするアルコールゼロ飲料の製造をはじめました。
岡山県瀬戸町のキリンビール岡山工場です。 市場拡大に伴って、今月からノンアルコールビールの製造に入りました。 製造が始まった「フリー」は、一昨年発売された商品で、世界初のアルコールを一切含まないビールテイスト飲料として話題を呼び、市場を活気付ける牽引役となりました。 キリンビールでは、昨年を上回る需要を見込んでいて、岡山工場では、1日4万ケースの出荷を予定しています。 15日行われた出荷式には、社員ら約120人を前に、勝間田達弘工場長が、「心を込めて一生懸命作っていきたい」と挨拶しました。 茨城県、滋賀県に続き、国内3ヵ所目の製造工場になります。 ノンアルコールビールは、アルコールがまったく入っていないため、飲んでも車を運転することができます。 15日は赤磐警察署と協力して、飲酒運転根絶の呼びかけも行われました。 工場では年間を通じて、約142万ケースの出荷を予定していて、この商品の24パーセントが、岡山でつくられることになります。
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