2011年 6月 14日 |
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震災で意識高まる…登録急増の防災メール
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東日本大震災から3カ月がたち、県民の危機意識が高まっています。岡山県が災害情報などを伝える防災メールの登録者数が、震災以降2倍以上に急増しています。災害時に最新の情報を手に入れてもらおうと、岡山県が行っている防災メールの配信サービス。注意報・警報や地震情報、河川の水位など10の項目をメールで伝えるもので、東日本大震災以降、それまで月に400件程度の登録だったのが、4月には1000件を超えるなど急増しました。情報は気象台から県に届くと自動的に利用者に転送されるシステムで、時間差はほとんどありません。県では現在約2万件の登録件数を今年度中には4万件まで引き上げたいとしています。防災メールは県のホームページから無料で登録することができます。これから夏を迎えると、ゲリラ豪雨など予期せぬ災害が起こる可能性もあります。私たちの安全を守るため、防災メールを一つの方法として活用したいものです。
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次男虐待の容疑で父親を逮捕
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今月11日、高松市の住宅で小学3年の次男に暴行し、ケガをさせたとして39歳の父親が14日傷害の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは高松市檀紙町のトラック運転手、十川憲好容疑者(39)です。警察によりますと十川容疑者は今月11日、自宅で小学3年の次男(8)の首を絞めたり腰を蹴るなどして全治10日間のケガをさせた疑いです。この日の夜、十川容疑者の妻が警察に助けを求めてきたことから明らかになりました。取り調べに対し、十川容疑者は「しつけのつもりでやった」と容疑を認めているということです。妻は、4年前にも当時小学4年の長男が虐待されているとして警察に相談し、児童相談所にも数回、相談していたということで警察は十川容疑者が日常的に虐待していたとみて調べています。
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コンビニ強盗防犯カメラの画像公開
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14日岡山市中区のコンビニエンスストアで現金約4万円が奪われた強盗傷害事件で警察は防犯カメラに写った犯人の画像を公開し逃げた男の行方を追っています。こちらが警察が公開した防犯カメラの画像です。タオルを頭に巻いた犯人の男が店員を脅し、レジへと向かう際のものだということです。警察によりますとこの男は14日午前4時半頃、岡山市中区藤崎のファミリーマート岡山藤崎店に押し入り、43歳の男性店員をナイフで脅した上、レジから現金約4万円を奪い歩いて逃げたということです。当時店にいたのはこの店員1人で、いきなり男に羽交い絞めにされナイフで左手の甲を3センチほど切るケガをしたということです。警察では強盗傷害事件として逃げた男の行方を追っています。男は年齢が30歳〜50歳位、身長160センチ位の中肉で白の半袖シャツにクリーム色のズボンを履いていたということです。
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希少糖シロップ先行販売
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香川県内で産学官が連携して開発した「希少糖」を使ったシロップが完成しました。メタボ予防にも効果があると言われる「夢の糖」。14日から県内の企業を対象に先行販売が始まりました。「レアシュガースウィート」と名付けられたこのシロップ。砂糖よりもカロリーが2割程度少ない上に体脂肪の増加を抑え、メタボ予防に効果があると言われています。その理由は商品に含まれている「Dープシコース」と呼ばれる希少糖。希少糖とは果糖やブドウ糖と同じ糖の一種ですが自然界にわずかしか存在しないものをこう呼びます。香川大学は世界で初めて「Dープシコース」の大量生産に成功し、県や兵庫県のでんぷん加工会社などと商品開発を進めてきました。完成したシロップには「Dープシコース」が15%程度含まれていて、県内の食品関係の企業を対象に先行販売を開始しました。現時点の価格は市販されている糖の4倍程度と高価ですが、宇多津町で建設が進められている生産工場が完成すれば価格は下げられ、全国販売もできるということです。
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