ｂｕｍｐ．ｙ大変身！！　韓国発プロデュースの新曲で

　若手女優５人組ユニットｂｕｍｐ．ｙ（バンピー）の新曲を韓国の人気グループＫＡＲＡを手掛けたプロデュースチーム「ｓｗｅｅｔｕｎｅ（スウィーチューン）」が制作したことが１５日、分かった。新曲は８月１０日発売の４枚目のシングル「Ｋｉｓｓ！」。スウィーチューンが日本人アーティストの作詞作曲、アレンジ、振り付けのすべてをプロデュースするのは初めて。キュートなダンスにも注目が集まりそうだ！！

　スウィーチューンは作曲家のハン・ジェホとキム・スンスが代表を務める韓国の音楽制作会社。日本でもヒットしたＫＡＲＡの「ミスター」「ジャンピン」を手掛けたナンバーワンヒットメーカーで、他にもＳＳ５０１、ＩＮＦＩＮＩＴＥなど人気グループをプロデュース。日本ではＳＭＡＰの昨年のアルバムに曲提供したが、アレンジや振り付けを含めた総合プロデュースは初となる。

　ハン・ジェホは「初めてバンピーを見たとき、すごく“純粋”な子たちだと思いました。それは初めてＫＡＲＡを見たときの印象とまったく同じだった。これでいける！　と確信しました」と昨年秋の運命的な出会いを振り返る。国内外から殺到する膨大なオファーの中から５人の潜在能力を見抜いてほれ込み、キム・スンスとの黄金コンビでとびきりの一曲「Ｋｉｓｓ！」を作った。

　アップテンポのハネたリズムがバンピーの若々しさにぴったりマッチ。一度聴いたら忘れられないメロディーとキラキラしたアレンジはＪ−ＰＯＰにも通じるが、ひとつひとつの音色はＫ−ＰＯＰらしい絶妙な切れ味。ファーストキスへの思いをつづった甘酸っぱい歌詞ともあいまって、日韓双方の魅力を盛り込んだ弾けるサマーチューンが出来上がった。

　ＫＡＲＡのヒップダンスを生み出したダンスチームによる振り付けも注目だ。人さし指と中指をくちびるに当てて左右に投げキッスをしたり、エアギターを繰り出したりと、思わずまねしたくなるキュートな動きが満載。今年の夏を彩るダンスとして流行しそうだ。

　ハイレベルの楽曲とダンスをマスターするため、バンピーは４月に韓国で強化合宿を決行。歌、ダンスの猛特訓とジムでのトレーニング漬けの日々を送った。松山メアリ（１９）は「プレッシャーで押しつぶされそうになりましたが…こんなチャンスはないという気持ちでした。とにかくハードでしたが、それだけ鍛えられました」と胸を張った。

　新境地に手応えもバッチリ。桜庭ななみ（１８）は「タイトルからドキッとするシングルですが」と照れつつも「まだバンピーを知らない方にも曲を聴いてもらって、バンピーを好きになってもらいたいです」。高月彩良（１３）も「みなさんがリズムに乗って一緒に歌って踊ってくれたらいいな、と今から楽しみにしています」と目を輝かせた。