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メンバー3人が所属事務所との専属契約の無効を求める訴えを起こすなど分裂騒動に揺れた女性5人組K‐POPユニット・KARAのリーダー、パク・ギュリ(23)がミュージカルに初挑戦することが15日、分かった。大阪市中央区の大阪松竹座10月公演「美女はつらいの」で体重125キロのゴースト・シンガー役として主演を務める。騒動を乗り越え再スタートを切ったギュリが舞台上でもその美声を披露する。
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分裂騒動が決着したKARAのリーダー、ギュリがミュージカルに主演として初挑戦する。
ギュリが演じるのはゴースト・シンガー。誰もが聞きほれる美声と天才的な歌唱力の持ち主ながら体重が125キロもあるなど容姿に恵まれず、そのため、歌がお粗末な美人歌手のゴーストを務める。KARAの中で「美と女神」を担当するギュリが、どのような役作りをするのかにも注目が集まりそうだ。
作品は韓国で06年に公開された映画「カンナさん大成功です!」をミュージカル化したもの。08年に韓国で舞台化され大ヒットした。今回の日本公演に向けて演出、美術、音楽などもすべてリニューアル。日本公演の後には、ソウルでも上演される予定という。
K‐POPのスターが実力を発揮する場としてミュージカルに挑戦する機会は増えてきており、昨年は東方神起のユンホ(25)が「ミュージカル 宮」に出演している。
KARAは11日に韓国・ソウルの蚕室(チャムシル)体育館で騒動後初のファンミーティングを開き、29日には新曲「GO GO サマー!」を発売する。17日と24日にはテレビ朝日・ABC系「ミュージックステーション」(金曜、後8・00)に生出演する予定。K‐POP軍団の代表格がリーダーの“新境地”開拓でさらに加速しそうだ。
(デイリースポーツ提供)
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