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反支那(反中国)で各国団結の偽善性
新機軸目指す欧州に倣い、各民族の排外主義で新秩序目指せ!
支那(中国)艦船8隻が通過!
沖縄近海で緊張が走ったのは6月8日のことだった。
昨年の支那漁船(工作船)による海上保安庁巡視船への体当たりから海保職員によるビデオ映像の流出事件は未だ記憶に新しい。
「訓練の一環」と称する支那艦船の航行は今に始まったことではないとはいえ、再び沖縄・尖閣諸島周辺での衝突が懸念されている。
尖閣での問題を論じる時に思い出すことがある。
あれは3年ほど前、確か正月元旦だったと思うが、我ら「行動する社会運動(行動する保守)」の中核をなす『主権回復を目指す会』の西村修平代表と、後に反創価活動で知られる市民団体『日本を護る市民の会』代表となる黒田大輔氏が酒席での議論で話題が尖閣問題に及んだ時のことだった。
ちなみにこの席には私・有門と、当時は主権回復を目指す会に幹事として在籍し現在は『日本再建会議・東京』の副代表を務める鈴木薫氏も同席。
余談ではあるが、その前年の暮れあたりに発足した日本を護る市民の会は黒田氏がたった一人で立ち上げたもので、それからの反創価活動の発展は良し悪しは別として隔世の感がある。
黒田:尖閣を獲られるほどの最終的な局面になったら日本人も…
西村:「最終的な局面」っていうのはどういう状況? 今ね、尖閣周辺で支那が波風を立てないのはそんなことをやる必要がないからだよ。日本政府が尖閣諸島に上陸はおろか、あからさまに領有権を主張することが出来なくなった。そういう状況をつくり出したことを以って、支那にとっては一定以上の成果を引き出せたとする判断があるからだ。
日本が正常な主権国家であれば、とうに尖閣諸島に防衛部隊を常駐させるなり、防衛計画も南日本を重要視して進められていただろう。
つまり現段階を以って既に最終的な局面にあるということだが、自民党政権の末期、恐ろしいぐらいに支那は尖閣問題でまったく波風を立てていなかった。
それが民主党政権、特に菅内閣になって以降、前述の海保巡視船への体当たりに見られるように尖閣沖での挑発行為や工作活動を活発化させるようになったのは「波風を立てる必要がある」「波風を立てるべき時」と判断したからだろう。
民主党政権の出方を探る狙いもあったのだろうが、支那は尖閣諸島のみを欲しているわけではない。東シナ海は言うに及ばず、日本を突き抜けて太平洋全域に至るまでの海洋覇権を目論んでいる。
事実、尖閣諸島など支那にとっては飽くまで戦略の一環にしか過ぎないことを示す出来事がこのところ続発している。
支那は今年3月、南シナ海でフィリピンの資源探査船による活動を妨害、5月と6月に続いて哨戒艇を差し向け水中の探査ケーブルを切断するなどベトナムの資源探査船への妨害を繰り返した。
もはや国家によるテロ行為であり、戦争行為にも等しいもので、これを受けてベトナムでは首都ハノイとホーチミン市で「反中デモ」が勃発。社会主義の独裁国家でありながら在ベトナムの支那大使館前での激しい抗議行動を容認する事態に至った。
中東・北アフリカにおける「ジャスミン革命」が東南アジア・バージョンで勃発する事態を恐れたのか、ベトナム政府は南シナ海における実弾を用いた軍事演習を敢行するなど、内外に強硬姿勢をアピール。
フィリピン政府も米軍との合同軍事演習を決定するなど、大震災への復興支援から米軍とのトモダチ感覚に酔い痴れる日本をよそに、南シナ海域では支那の蛮行に対して交戦も辞さぬ一触即発の緊張状態が生じている。
尖閣沖での故意による巡視船への衝突や沖縄近海の航行など、言ってみれば最新鋭の装備を持つ日本に対してさえ、このくらい容易に出来るという一種のデモンストレーションのようなもので、南シナ海におけるベトナム・フィリピン両国に対する「軍事行動」をも示唆した姿勢は逆に日本及び在日米軍へのメッセージなのかも知れない。
日本の外務省は「公海上で国際法上問題はない」と抗議しない方針を表明したが、このような日本政府の体たらくとは異なり、支那は明確な国家戦略に基づき沖縄・尖閣周辺や南シナ海での軍事行動を展開している。
それにしてもベトナムでの反中デモは僅か数十人規模でも大使館門前での抗議行動が容認され、それが正確に報道されるのだから大したものだ。
翻って日本はと言えば、先ごろ東京都内で行なわれた拉致被害者奪還デモ(家族会やチャンネル桜が主催)に参加した『在特会(在日特権を許さない市民の会 =桜井誠会長=)』のシュプレヒコールがあまりにも好戦的だとして主催者間でも抗議や苦情の申し入れが行なわれる有り様。
:6・5救う会デモ関連エントリー
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51750256.html
戦争してでも日本人の拉致被害者を奪還すべき問題で、「日本人が1人殺されたら100人の朝鮮人を殺せ!」とする主張は当然だと思うが、主催者側はそれさえも言ってはいけない事項として「今後(在特会を)デモに参加させるのは好ましくない」旨を述べたと伝えられる。
共産党一党独裁のベトナムでさえ2週連続の反中デモを容認し、国益を守るためには戦争を想定した実弾演習を実施したというのに、自由だの民主主義だのと言っている日本ではたかが敵性民族の「朝鮮人を殺せ」と主張した程度でデモの主催者からして大騒ぎしている。
つまり、現在の戦後日本では左翼や右翼といった次元に関係なく、「戦争をする権利」はおろか「戦争を主張する自由」さえも認められていないのだ。
憲法上の制約に縛られている日本政府が「軍事制裁」や「北朝鮮への空爆」を口に出来ないのは当然だが、肝心要のデモ主催者(救う会&チャンネル桜)がそれを「言うな」とするなら、彼ら既存の保守団体も護憲・戦争反対を主張する左翼と何ら変わらず、保守派自ら「言論の自由を放棄した」に等しい。
ついでながら言うと、在特会の側も同じ保守という土俵に立って参加するから「保守に似つかわしくない」とする謂われなき批難を受けなければならない羽目になる。
だいたいが「朝鮮人を叩き出せ!」と主張していて、自ら「排外主義ではありません」と弁明したところで通用するはずはないし、そもそも「日本人が1人殺されたら100人の朝鮮人を殺せ!」とする排外主義より過激な主張をしている以上、もはやお上品な保守という枠に拘っている理由もないはずだ。
極左や在日、マスメディアまでが挙って在特会に排外主義者のレッテルを貼ってバッシングしている中にあって、「排外主義じゃない」としているのは当の在特会のみ。
自ら排外主義団体を標榜していれば、どこのデモに参加して何を言って批判を受けようが、「排外主義団体である我々を呼んだのはあなた方だろう」と返してやれば良い。
在日朝鮮人は言うに及ばず、沖縄・尖閣周辺に出没する支那海軍も日本国内に存在する支那人スパイ(留学生から研修生まで全て)も、排外主義でなければ叩き出せない。
「対中包囲網」に見る新アジア構想即ち排外主義思想
日本と支那、ベトナムと支那、フィリピンと支那、これらの間に生じた緊張状態はアジアにおけるアジアの国・民族同士の対立である。
ここに戦前からの流れを汲む伝統右翼や新右翼が理念としてきた大アジア主義は崩れ去った現実がある。
私ども「行動する勢力(行動する保守)」や在特会の行動には批判的である伝統右翼・新右翼が理念とする大アジア主義はアジアが団結して白人至上主義の欧米列強に立ち向かおうとするもので、支那こそが最たる脅威となった現実の前には成り立たない。
支那・共産党独裁政権の打倒を目指すというのも現実的ではない。
日本にせよベトナムにせよフィリピンにせよ、いかに支那からの侵略・侵攻を防ぐかが焦点であって、こちら側から支那に攻め込んで占領・統治するような状況にはないからだ。
また、支那の侵略性は共産主義体制だから起きているものではなく、支那人という民族性にこそ領土拡張、海洋侵出の野蛮性が潜んでいるものである。
かつて日本が欧米列強と戦った大東亜戦争には大東亜共栄圏なる大義と理想があった。
これに代わるものが支那を中心とする現在の「東アジア共同体」構想なのであろうが、それぞれが支那による侵略の危機にさらされているから団結…するのではなく、それぞれの国が「排外主義」に立脚して支那の影響力と侵攻を排除するよう努めなければならない。
問題はベトナムやフィリピンのような小国でさえそれを履行しているということであって、ただ日本のみが大きく遅れをとっていることだ。
アジア団結など所詮は綺麗事で、明治から昭和初期にかけて日本が朝鮮半島や支那大陸に影響力を持っていたほんの一時期のみを捉え、アジア各国・アジア各民族を友邦と見做す思想が日本的・日本人的とする考え方こそどうかしている。
統治下の朝鮮半島や台湾出身者にも日本国籍を与えた戦前の一時期を除き、「単一民族国家」として存続してきた日本では想像にも及ばないが、一たび国同士が衝突したり戦争状態になった場合、会社や学校、街頭の至るところで当事国の者同士が誰彼なく所構わず侮蔑的な言葉を投げ合ったり、喧嘩沙汰になるのは普通である。特に若年層であれば若年層であるほど。
これが「健全なナショナリズム」というものである。
現在の日本でも在日朝鮮人という「民族問題」を抱えているが、民族問題(民族紛争)は何も日本人と外国人の間のみで起きるとは限らない。急増の一途を辿る在日支那人と在日ベトナム人、また在日支那人と在日フィリピン人との間で勃発する可能性があるし、その兆候は現われている。
日本で戦争当事国の国民同士が血みどろの衝突を繰り広げるなどは好ましいとは言えず、特に在日フィリピン人は支那・朝鮮人に次いで3番目か4番目に多いため、これらを一律排除して最初から衝突・軋轢が起きないように努めていくことが望ましい。
ヨーロッパでは反移民・反グローバルの観点から極右政党が大躍進を遂げるなど排外主義の台頭が目覚しい。
ことアジアにおいては対支那(反支那)の観点から、その脅威にさらされるそれぞれの国で排外主義を台頭させることによって新アジアの思想・秩序を構築していこうではないか。
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『2ちゃんねる』的排外主義からの脱却を!
支那・朝鮮のリアル排外主義にネットの憂さ晴らしで返すな!
日本版リアル排外主義こそ人権侵害救済法に立ち向かう術!
日本人の民族精神を引きこもらせる匿名掲示板を閉鎖せよ!
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