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県、振興推進促す　民主・岡田幹事長来県2011年5月5日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

面談を前に民主党の岡田克也幹事長（右）を出迎え、握手を交わす仲井真弘多知事＝４日午後６時すぎ、県庁

　民主党の岡田克也幹事長が４日来県し、県庁で仲井真弘多知事と面談した。岡田幹事長が座長を務める党の沖縄協議会の委員らとともに沖縄振興について県の要望を聞いた。普天間飛行場返還・移設問題など、基地問題に関するやりとりはなかったという。
　岡田幹事長は「大震災への対応に全力を挙げているが、同時に沖縄の発展、振興の議論も並行して取り組まないといけない」とあいさつ。県側は、沖縄振興に関する要望、提言を政府に行っているが「ゼロ回答に近い」（仲井真知事）状況と訴え、政権党として検討作業推進を促すよう求めた。
　また、県が求める一括交付金の実現、軍転特措法の拡充や跡地利用などに関する国の責任の明記、総合事務局の県への委譲に関する検討などを求めた。
　民主党側は同党の政策調査会の中に沖縄振興に関するプロジェクトチームを立ち上げ、沖縄協議会での議論を引き継ぐと説明した。
　面談には岡田幹事長のほか、協議会事務局長の藤本祐司参院議員、瑞慶覧長敏衆院議員、党県連の新垣安弘代表、又吉健太郎幹事長らが出席。県側は仲井真知事のほか、上原良幸、与世田兼稔の両副知事、川上好久企画部長が出席した。



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