社会
田布施町議会も“原発計画凍結”へ
(山口県)
田布施町議会は14日全員協議会を開き上関原発計画に関して「計画の凍結を求める」意見書をまとめた。意見書は議会最終日に提案され全会一致で可決される見通しだ。田布施町議会の全員協議会には議員1人から計画の中止を求める意見書の案が示された。協議会の中で議員からは「これまで国や電力会社が訴えてきた安全神話は崩壊している」「現状のままで計画を進めることは難しく安全性の確保が最優先」などの意見が出された。一方で「計画中止」の表現に対して難色を示す意見もあり、全会一致での提案が望ましいとして、最終的には計画の“凍結”を求めることでまとまった。意見書では・安全性が確立されるまで上関原発は凍結すること・福島原発事故の原因を究明し安全対策に反映することなど5つの項目を国や県に要請するとしている。この意見書は21日の議会最終日に議員提案される予定で全会一致で可決される見通しだ。〆[ 6/15 19:33 山口放送]