福島県田村市の旧春山小学校に着きました。エジプト大使がやって来る!の張り紙やチラシを二日前に配っていたので、楽しみにしていた被災者もいました。この避難所は、今は使っていない旧春山小学校なので、被災者は各教室に10人位の割合で生活しています。しかし、後1週間で避難生活が3ヶ月を数えます。ここは、自衛隊が練馬の湯というお風呂を常設しているとは言うものの、原発災害からの被災者ばかり。仮設住宅に入れても、自宅に帰れるメドがそれこそ立たない苦しみを背負っています。明るい笑顔で迎えられて、嬉しい反面、やりきれない思いもつのります。