本日は知り合いのDQNなチャラ男君と弟子の見習い君がお届けします。
チャラ男「PV至上主義は終わってるなんて話もあるけど、腐ってもPVよ。
PVないと、次の展開もできないじゃん。そのためには炎上マーケティング。
その中でも最強なのが、やっぱパニックっすよ。パニック。無知な人間を騙して、tweetさせるの。これ最高!!!ヒャッハーーーーーーーー!!!
しかも、同じ炎上マーケティングでもパニックをあおる側にまわると自分は攻められないのよ。」
見習い「えっ、どうするんすか?」
チャラ男「簡単簡単。今日は特別にただでパニックをあおるための十箇条を教えてやるよ。
- 1) 言葉尻に勘違いさせるような重要な表現をひっそりと混ぜるのよ。勘違いしてくれたら、これ最高。大事な表現をサマリーで省略するのも裏テクだから。
- 2) 本質的に重要なことが何かなんて事は絶対触れてはいけない。パッと聞きの印象こそ全て。金持ちや権力者が悪いというストーリーは鉄板な。
- 3) ジャーナリズムの基本である対案、逆の意見などの紹介を絶対にしてはいけない。中でも言わない嘘は最強の方法論だから。
- 4) 読者に考えさせてはいけない。そのため、全ての記事の内容は同じ方向性に統一すべき。
- 5) 全体像を読者に悟らせてはいけない。あくまで自分のストーリーに都合の良い部分だけパッチして、それが全てと思い込ませろ。反対の意見の人になんて絶対取材するな。
- 6) しかも、嘘でも良いから最も極端な意見に集中しろ。嘘でも良いってところ大事だから。
- 7) 間違っても、それが本当かどうかなんてことは検討するな。例え、それが間違いであると知っていても知らないふりをしろ。
- 8) いざとなったら、全部他人のせいに出来るように引用を使って、印象操作しろ。
- 9) しかも、あたかも権威がある人の発言であることを印象づけるため、必ず肩書きを強調しろ。特に教授とか、医師とか、弁護士の肩書きは最強だ。
- 10) 自分の言質を取られないようにジャーナリストの記事であっても匿名にしておけ。
最後にもう一度だけ強調しておく。都合の悪い情報は隠して、話をねじ曲げる。これ一番大事なテクニックだから。
これだけだとイメージ出来ないって?もっと、具体的な例はないのかって?
あ〜、ちょうどココに最高の具体例があったわ。
「捨てられた日本国民」 政府は本当のことは教えない。 国民がパニックになるから、だって | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]現代ビジネスさんが、4900 overのtweetをたたき出した最高の炎上マーケティングだよ。2,3日アクセス1位だったみたいだから、大成功。現代ビジネスさん、おめでとうございます。今後もこんな感じでPV稼いで行くンっすかね。マジバネェっす。
じゃあ、1ページ目から見ていこうか。つかみは大事だからな。
3月15日に東京でチェルノブイリの時の何百倍もの放射性物質が検出されたこと
チャラ男「福島の事故がチェルノブイリの何百倍もの事故であると読み取らせたら大成功。というか、そうとしか読み取れないよなw これぞ、省略と称して一番大事な部分をカットするテクニックよ。
しかも、政府は知っているとその直前に書くことで、今自分が知っていることとは違うこと=もっと大惨事だったと連想させるって寸法よ。」
年間20ミリシーベルトでなく、10ミリシーベルトでガンが増加すること
チャラ男「だいたい6ページもの記事を読むのは半分もいないんだよ。まっ、内容にも寄るんだけどな。後で説明するけど、これは全くの嘘だ。でも、ココしか読まなかった人が勘違いしてくれたら大成功。」
見習い「そんな酷いじゃないですか…」