＜芸能ニュースランキング＞1位はAKB48総選挙　2位は松本人志「さや侍」　3位は「RESTART」完成

　6〜11日に放送されたワイドショーで最も長時間取り上げられた芸能の話題は、　9日に行われたアイドルグループ「AKB48」の「第3回選抜総選挙」のニュースだったことが13日、テレビ番組のリサーチやマーケティングの調査会社「エム・データ」の調べで明らかになった。2位はお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんの映画監督最新作「さや侍」の話題。3位はロックバンド「TUBE」による東日本大震災応援ソング「RESTART」のプロモーションビデオ完成のニュースだった。

　調査は、期間中にNHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日で放送された朝のワイドショーとニュース番組で、芸能に関連する話題の放送時間を合計した。

　結果によると、1位の「第3回AKB48選抜総選挙」はAKB48の22枚目のシングルを歌う選抜メンバーをファン投票で決めるもので、9日、日本武道館（東京都千代田区）で行われた。前回2位の前田敦子さんが13万9892票を獲得して首位に返り咲いた。放送時間は計3時間58分45秒だった。

　2位の映画「さや侍」は松本さん監督第3作目で、プレミア上映会が行われたニュース。同作はロカルノ国際映画祭でも特別上演される予定。また、松本さんの監督デビュー作「大日本人」がハリウッドでリメークされることも決定した。放送時間は計1時間15分32秒だった。

　3位は「TUBE」の呼びかけで東日本大震災復興応援ソング「RESTART」が完成、8日に発売されたニュース。楽曲には女優の藤原紀香さんや歌手の大黒摩季さん、夏川りみさん、プロ野球選手の田中将大さん、巨人の原辰徳監督、男子プロゴルフの石川遼選手、タレントKONISHIKIさんなど各界の著名人総勢173人が参加した。収益はセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンを通じて被災地の子どもたちの活動に役立てられる。放送時間は計29分45秒だった。

　「エム・データ」では、東京、名古屋、大阪地区のテレビ局で放送されたテレビ番組やテレビCMを、専門スタッフが実際に見て、テレビ番組やCMをテキスト化・データベース化して「TVメタデータ」を構築している。（毎日新聞デジタル）

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