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2011年6月14日(火) 19:30 |
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森から海を作る植樹活動
元気な森を作ることで豊かな海を取り戻すそうという試みです。 ミネラルを含んだ清らかな水は、森から川へ、そして海に流れ込んでいます。 14日、岡山県北の鏡野町で、漁業者らが集まり、植樹を行いました。
鏡野町奥津尾路地区の牧場跡地で行われた植樹には、県内の漁業、林業の関係者ら、約100人が参加し、ヤマザクラ、ヤマモミジなど、200本の苗木を植えました。 栄養分を含んだ森の水は、やがて川となって、海に流れて行きます。 植樹により、ミネラルたっぷりの海を作ろうという試みです。 20年前、山陽放送が取材した先進的な宮城県の取り組み。 豊かな海にするためには、まず森づくりからという今回と同様の試みでした。 森から海に運ばれた養分が、海中の植物プランクトンを育み、ミネラルたっぷりの牡蠣や海苔が育ちました。 漁業士会では、今後も地道に植樹を続けることで、海の豊かさにもつなげていきたい考えです。
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