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【岐阜】

県、節電へ「シエスタ休暇」 昼間2時間、職員に奨励

2011年6月15日

 岐阜県は7〜9月、夏季の電力消費量がピークとなる午後1〜3時までの2時間、時間休の年次休暇を取る「シエスタ休暇」を職員に奨励する。ピーク時に勤務する職員を少なくし、パソコンや照明の消費電力を抑える。

 シエスタは「昼寝」を意味するスペイン語。午後1〜4時ごろに長時間の休暇を取るスペインなどの習慣を参考に、若手職員が節電に生かそうと思い付いた。

 県によると、県庁の電力消費量のピークは午後1〜2時。県はシエスタ休暇のほか、午後1〜3時にパソコンやコピー機などの電気製品の利用を控えたり、蛍光灯の半分を消灯したりして、ピーク時の電力を20%削減する方針だ。

 休暇取得はあくまで任意で、担当者は「どれだけの節電効果があるかは分からない」。県職員組合の内記淳司委員長は「中途半端。2時間休んで、その分、夜に残業していたら意味がない」と疑問視している。

 

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