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工事現場に手投げ弾832個 北九州の市街地、通行止め

2011年6月15日5時45分

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写真:工事現場で見つかった大量の手投げ弾を回収する自衛隊員=14日午後5時53分、北九州市小倉北区、藤脇正真撮影拡大工事現場で見つかった大量の手投げ弾を回収する自衛隊員=14日午後5時53分、北九州市小倉北区、藤脇正真撮影

 14日午後2時ごろ、北九州市小倉北区浅野2丁目の市道の配水管工事現場で大量の手投げ弾らしきものが見つかったと、市水道局の職員が119番通報した。旧日本軍の手投げ弾で、陸上自衛隊の不発弾処理隊が計832個を回収。いずれも起爆装置となる信管がなく、爆発の危険性はなかったという。

 陸上自衛隊や福岡県警などの調べでは、手投げ弾は直径約4センチ、高さ約7センチの筒形。水道管を交換するため幅1メートル、深さ1.2メートルほどの穴を掘っていた際に見つかった。土の中にまとまって埋められていた。周囲もさび付き、中身は空だったり泥が詰まったりしていたという。

 現場はJR小倉駅から西に約400メートルの市街地で、近くにはマンションやホテル、専門学校などがある。県警は万が一に備えて、現場を含む市道約100メートルを通行止めにした。

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