◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
警視庁生活安全保安課の「子ども・女性安全対策室」(通称・さくらポリス)と埼玉県警などは14日までに、性的な目的で女児に唾をもらいビデオ撮影などしたとして、東京都迷惑防止条例違反(常習卑わい行為)の疑いで、無職・水野稔彦容疑者(55)を逮捕した。水野容疑者は「17年間で都内と埼玉県で約4000人の女児に声を掛け、約500人から唾を取った」と話しており、子どもたちから「唾くれおじさん」と呼ばれていた。
水野容疑者の逮捕容疑は昨年10月9日、東京都小平市などのマンション敷地内や駐車場で、帰宅途中の当時小学5年生の女児(10)ら3人に「唾の研究をしているので、唾をくれないか」と言葉巧みに声を掛け、フィルムケースに吐き出させてビデオ撮影した疑い。警視庁によると、女児から唾をもらうという行為を、みだらな行為として立件したのは全国初という。
女児に口を開けさせ、舌などの口腔(こうこう)内や、唾を吐き出す様子を撮影していた。ほかに東京都練馬区や東久留米市でも「唾の実験をしている」などと言い、いずれも女児を標的とした同様の被害が確認されている。
この水野容疑者、実は多摩地域などでは「唾くれおじさん」と呼ばれる“有名人”。昨年から通報が相次いでいたことから、警視庁では警戒を強めていた。同容疑者の自宅からは、約200人の女児が写ったビデオや、唾の入ったフィルムケースなどを押収。「17年間で4000人の女児に声を掛け、約500人から唾を取った」と供述していることから、警視庁などは余罪を追及している。
「唾くれおじさん」の逮捕に貢献した警視庁の「さくらポリス」は、2009年4月1日に発足。心理学を学び、性犯罪捜査員の指定を受けた女性刑事も捜査に参加しており、子どもや女性に対する公然わいせつなどを専門に摘発する。主に不審者による子どもへの声かけや身体の露出、つきまといなど、重大犯罪の前兆となる情報を収集・分析する。各署とも連携し、犯罪を未然に防ぐとしている。昨年は56人を逮捕、12人に警告するなど効果を上げている。
◆過去の主な異常性癖による事件◆
▼写真で欲情 2007年2月7日、死亡した児童らの生前写真をホームページに無断転載した東京・羽村市の小学校教諭をポルノ禁止法違反などで逮捕。公判で「写真を見てその子の元気だった姿を思い浮かべると性的感情が高まってくる」。
▼靴下フェチ 10年1月25日、奈良・五條市の男が女性宅などに侵入し、屋外に干してあった靴下を盗んだ容疑で現行犯逮捕。「パンツ、ブラジャーのたぐいに興味はない」と供述。
▼口に指を入れる 11年6月7日、大阪市大正区の路上やマンションのエレベーター内で、女性の口に指を突っ込み「なめてくれ」などと迫った男を暴行容疑で逮捕。
(2011年6月15日06時02分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)
転職
リクルートエージェント