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 総選挙の興奮が残る武道館に再び立ったAKB48=日本武道館(撮影・出月俊成)

 総選挙の興奮が残る武道館に再び立ったAKB48=日本武道館(撮影・出月俊成)

(6/15)

 人気アイドルグループ・AKB48が14日、国民的ニュースになった「第3回選抜総選挙」の結果を受けて、“総選挙シフト”をスタートさせた。この日、主要メンバー16人で、東京・日本武道館で行われた献血を呼びかけるライブイベント「LOVE in Action Meeting」(日本赤十字社主催)にゲスト出演し、総選挙開催会場に5日ぶりに凱旋。3位に躍進した柏木由紀(19)がMCで前面に出るなど、8125人の大観衆に新体制をアピールした。

  ◇  ◇

 涙の総選挙が開催された武道館で、AKBの“新体制”がスタートした。息苦しささえ感じた空気は、もはやなかった。わずか5日前、上位40人だけが登壇を許されたステージで、16人が激しく歌い踊った。

 MCでは柏木が前面に出た。人気上位メンバー7人を称した“神7(セブン)”の牙城を崩した“ゆきりん”に、3位にふさわしい役割が回ってきた。通常は総選挙2位の大島優子(22)か、同7位の高橋みなみ(20)がマイクを握る場面。チームBのキャプテンながら、AKB全体では脇役に回ることが多かった柏木が「このイベントを通して、献血のことを知ってもらえたら」と満員の観客に呼びかけると、大歓声が起こった。

 総選挙では、8月発売予定の次期シングルの歌唱ポジションを競った。1位となって、センターの座についた前田敦子(19)がこの日は仕事で欠席。大島が中心の「ヘビーローテーション」をはじめとして5曲を歌い上げた。女王から陥落して悔しい思いをした大島は、再出発の場で「東日本大震災で心を痛めた被災地の人、全国の人に私たちのパワーが届きますように」と気持ちのこもったあいさつをし、会場を沸かせた。

 総選挙が終わっても、ファンのボルテージは上がるばかり。握手券などイベント参加券の同封されていないオリジナルアルバム「ここにいたこと」の初週売り上げが60・2万枚を記録。女性グループとして11年2カ月ぶりにアルバム初週売り上げ50万枚超えを達成した。柏木らの躍進で、さらに人気が強固となったAKBの快進撃はまだまだ続いていく。

(デイリースポーツ提供)

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