［事件］検印偽造容疑で逮捕　パチンコ台販売業の社長ら（2011.6.13 21:40）

　中古パチンコ台の交換に必要な書類を偽造したとして、静岡県警保安課などは１３日、有印私文書偽造・同行使の疑いで、さいたま市緑区大門、中古パチンコ台販売会社社長、遠山泉容疑者（６１）ら２人を逮捕した。

　県警によると、２人は東日本遊技機商業協同組合（東京）が申請書類に不備がないことを証明するために検印として書類に穴を開ける「打刻」を偽造した。打刻を偽造したとして同容疑で逮捕するのは全国初という。

　逮捕容疑は昨年４月１５日、共謀して同県磐田市内のパチンコ店から中古パチンコ台の交換依頼を受けた際に、申請書類一式を同組合が審査したように偽造、依頼主のパチンコ店に渡した疑い。同店は偽造に気付かず、書類を県公安委員会に提出していた。