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インフル集団接種、やはり学級閉鎖少なかった

読売新聞 6月14日(火)22時46分配信

 インフルエンザワクチンの接種率が高いと実際に小学校の学級閉鎖が減ることが、慶応大学などの調査で分かった。

 接種率を上げるため小学校では1960年代から集団接種が行われたが、はっきりとした効果が認められないとして94年に廃止された。84年から24年間にわたって追跡調査したところ、この通説を覆す結果が出た。米感染症学会誌(電子版)に発表する。

 調査チームは、ワクチン接種率と学級閉鎖の延べ日数、欠席率などとの関係を、都内の小学校1校で調べた。

 接種する義務があった年代(1984〜87年)の接種率は96・5%で学級閉鎖日数は1・3日だったのに対し、集団接種がなくなりほとんど接種されていない年代(95〜99年)は接種率2・4%で学級閉鎖は20・5日だった。その後、自主的な接種が増えた2004〜07年には、接種率78・6%で学級閉鎖は7・0日に減少した。接種率と児童の感染防止の関係は、これまで統計的に明らかになっていなかった。

最終更新:6月14日(火)22時46分

読売新聞

 

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