ここから本文エリア スーツケース遺体、韓国側が控訴要請2011年06月14日 ◆地検「遺族に理解求める」◆ 金沢市の山林で韓国人女性の遺体の一部が入ったスーツケースが見つかった事件で、飯沼精一被告(61)が金沢地裁で懲役9年の判決を受けたことについて、韓国外交通商省が金沢地検に控訴を要請していたことが分かった。地検も13日、この事実を認め、被害者遺族に重ねて説明し、理解を求めるとした。 地検によると、控訴断念の方針決定後の10日、検事正宛ての「控訴の要請」と記された文書が在新潟韓国総領事館を通し、ファクスで送られてきたという。同領事館によると、「遺族の心情に考慮し、控訴してほしい」という内容。県警にも未発見の被害者の頭部を再捜索するよう求めた公文を送付したという。 地検の古賀栄美次席検事は「被害者遺族の代理人を通して、現段階の証拠では原判決を覆すのは難しいと説明してきた。今後も丁寧に説明して、遺族の理解を得られるようにしたい」と話した。 (目黒隆行)
マイタウン石川
|
ここから広告です 広告終わり ここから広告です 広告終わり |