【ワシントン時事】ソニーの米映画子会社のウェブサイトから100万人超の顧客情報を盗んだと主張しているハッカー集団と同一とみられるグループが、今度は米上院のウェブサイトから内部情報を盗んだとネット上で主張していることが、13日分かった。ロイター通信などが報じた。
このハッカー集団は「ラルズ・セキュリティー」と名乗っており、上院のウェブサイトから盗んだとする情報とともに、「われわれは米政府を好きではない」「紳士諸君、これは戦争行為かな」―などとする声明を掲載。米国防総省が外国からのサイバー攻撃を「戦争行為」ととらえ、対策を検討していることをやゆした。上院側も先週末に上院のウェブサイトがハッカーに攻撃されたことを認めたという。
[時事通信社]