宮吉 寛
(みやよし ひろし)

昭和10年 樺太で生まれる
昭和24年 14歳から森完ニ氏(東京芸大卒・元宝塚歌劇団指揮者、作曲家)に作曲、
       和声学・対位法を師事。傍らピアノ、ヴァイオリンを独習。
昭和38年 大分銀行マンドリンクラブを創設。福田五郎氏にマンドリンを師事。同時に
       福田五郎氏の率いる大分マンドリン協会に入団。その後、コンサートマスター
       として研鑽を積む。
昭和42年 山香町に合奏団『山香スイングハーモニー』を設立。
昭和44年 山香町から文化功労者として表彰される。
昭和54年 滝廉太郎生誕100年記念作曲コンクールにて『心の旅竹田』が入賞。
昭和55年 福田五郎氏の後任として『フクダシンフォニックマンドリンオーケストラ』
       指揮者に就任、団の拡充を計る。
昭和61年 福田氏没後、『フクダシンフォニックマンドリンオーケストラ』と『大分マンドリン協会』
       を合併。『大分マンドリンオーケストラ』に改称。会長、指揮者に就任。
       当時10名程度のメンバーと共に団の発展と演奏力の向上に尽力。
平成 4年 マンドリン合奏曲『喜びの朝』が第5回全国マンドリン合奏曲コンクールに入選。
平成 5年 音楽活動に専念するために大分銀行を途中退職。平成3年から大分銀行ウェンズディ
        コンサートのプロデュースを担当。
平成 5年 FM大分主催『コンピューターミュージックサウンドコンテスト』で『はるか彼方』が入選。
平成 8年 日本マンドリン連盟の要請でイタリア、イギリス民謡等の編曲9編を出版。
平成 9年 大分マンドリンオーケストラと共に大分県芸術祭功労賞を受賞
平成10年 ’98大分国民文化祭においてマンドリン合奏曲『バラード第1番』を作曲。
平成16年 創立50周年を記念してマンドリン合奏曲『くじゅう賛歌』を作曲初演。
平成18年 20年 韓国心友マンドリンオーケストラを指揮。

現在は大分マンドリンオーケストラの会長、音楽監督、指揮者の他、日本マンドリン連盟常任理事、
同九州支部幹事長、県マンドリン連盟名誉会長として、後進の育成、指導に当たる傍ら、県内の民話
を素材とした音楽物語その他の作曲や編曲とその楽譜の出版を企画している。

CD『宮吉寛作品集』より抜粋。