経済・ITJR大阪駅の新駅ビルの来店者1000万人突破 開業1カ月で2011.6.4 01:30

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JR大阪駅の新駅ビルの来店者1000万人突破 開業1カ月で

2011.6.4 01:30

 JR大阪駅北側の新駅ビル(ノースゲートビル)の「JR大阪三越伊勢丹」と専門店街「LUCUA(ルクア)」の来店客が3日、1千万人を突破したことが分かった。5月4日の開業からちょうど1カ月で、年間の目標来店客数の2割をクリアした。駅を挟んで南側の大丸梅田店も来店客が2・5倍に増えており、大阪駅の集客力は急速に跳ね上がっている。

 三越伊勢丹は5月末までに450万人、ルクアは500万人が来店。6月1~3日も、三越伊勢丹は1日あたり約10万人、ルクアは同約12万人が来店し、5月末までの来店者と合わせ1千万人を突破した。両施設は初年度来店客として4900万人(三越伊勢丹3千万人、ルクア1900万人)の目標を掲げていた。

 ただ、来店客の多くは“物見遊山”が目当てで、実際に買い物をしたのは2割程度にとどまる。売上高(非公表)は、ルクアが計画を5%ほど上回ったとみられるが、三越伊勢丹は想定の範囲内にとどまったようだ。

 三越伊勢丹は当初、一日5億円を売り上げるなど好調なスタートを切ったが、消費者の百貨店離れなどから、やや減速傾向にある。一方、ルクアは割安感のある衣料品・雑貨を中心に、20~30歳代の女性客を増やした。

 また、大阪駅南側のサウスゲートビルに4月19日、全面開業した大丸梅田店でも、5月の来店客は前年同月比2・5倍の464万人、売上高(速報)は73・6%増と4月の68・0%増を上回る過去最高の伸び率を記録した。「東急ハンズ」「ユニクロ」など集客力あるテナントを誘致したのが奏功した。

 ターミナル駅に直結する抜群の利便性が消費者に受け入れられ、大阪の活性化にも大きく寄与しそうだ。

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