2011年6月14日12時28分
菅直人首相は14日の参院復興特別委員会で、太陽光や風力など自然エネルギーの固定価格買い取り制度を導入する法案について「必ずこの国会で成立していただくよう強くお願いしたい」と述べ、今国会成立に意欲を示した。
首相は「今回の事故で原発のコストも大きく上がる。将来コストが下がる再生エネルギーを促進する法律は極めて重要だ」と強調。また、「補正予算案、再生可能エネルギーの道筋、いま出している法案については責任を果たす。その上で次の世代に責任を引き継いでいきたい」と述べた。
固定価格買い取り制度を導入する法案は、震災発生日の3月11日に閣議決定し、4月に国会に提出されたが、まだ審議入りしていない。