トップ > 福井 > 6月14日の記事一覧 > 記事
【福井】知事、原発の必要性あらためて強調 安全確保を最優先2011年6月14日 西川一誠知事は13日の日本記者クラブでの会見で、「日本のエネルギー源として重要」と原子力の必要性をあらためて強調。原発の安全性や信頼性の向上を図る原子力政策を進める姿勢を鮮明にした。 福島第1原発事故で脱原発の声が高まっているが、西川知事は「原子力に過度に依存しない多角化は必要だが、代替エネルギーの問題もあり、一朝一夕には解決できない」と指摘。「原発の安全確保を最優先に厳正、慎重に取り組まなければならない」と述べた。 一方、福島の事故をめぐる政府の対応を「遅い」と批判。「事故現場が収束しないことや体制に課題が多い。事故の知見を分かったものから順次、他の原発の安全対策に反映させようという姿勢もみられない」と不満をあらわにした。 「電力の供給地と消費地の相互理解」も課題に挙げ、「福井は40年前から一瞬たりとも途絶えることなく、関西地域に電気を供給してきた。最近のさまざまな発言や行動を見ると、そのことが十分に理解されていないと感じる」と述べた。 (平井一敏) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|