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中国でまた鉛汚染、浙江省のアルミ箔工場

  • 2011年06月14日 07:24 発信地:北京/中国
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中国湖南(Hunan)省武岡(Wugang)市で、鉛汚染が確認された武岡マンガン製錬工場(Wugang Manganese Smelting Plant)付近で暮らす子どもたち(2009年8月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/Frederic J. BROWN

【6月14日 AFP】中国国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)は13日、子ども103人を含む600人以上の血液から、高い濃度の鉛が検出されたと伝えた。危険なレベルの血中鉛濃度になっている人もいるという。

 鉛被害がみつかったのは、中国東部・浙江(Zhejiang)省紹興(Shaoxing)にあるアルミ箔(はく)製造工場の作業員と、その一部の子どもたち。工場で鉛にさらされたのが原因とみられる。

 鉛の血中濃度が一定量を超えると危険とされており、特に子どもたちは発育不全や精神遅滞になる危険性がある。同紙によると、中国には現在、アルミ箔製造における鉛の使用に関して公の基準がない。(c)AFP

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