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【プロ野球】

虎、16日株主総会怖〜い 低迷チームに批判の嵐?

2011年6月14日 紙面から

 阪神球団を傘下に収める阪急阪神ホールディングス(HD)の株主総会が16日に大阪市内で行われる。同HDの株主総会では例年、株主から球団に対して意見や要望が噴出する。今年はチームが低迷しているだけに、球団では成り行きを不安視する声が上がっている。

 「今年は大変と思う。本当になんでこの時期にあるのかと思うほど」。チーム関係者が苦しい胸の内を明かす。開幕前は優勝候補とされながら、今季ここまで18勝27敗1分けで5位。おもに打線が不振で、期待を裏切るこの低迷ぶりでは厳しい質問が出るのも致し方ないところだろう。

 チーム関係者は「去年のはマートンをよく獲得したとなったけど…」と懐かしそうに振り返る。昨年の株主総会では、株主から「今年はマートン選手が大変よく活躍している。スカウトのやり方が何か変わったのか」とマートン、さらには球団の編成を称賛する声が出た。だが、これは珍しいケースだ。

 一昨年は株主から「まず外国人がダメ。新人を含めて、どういうポイントで補強しているのか」と厳しい質問が飛び、南社長も「ふがいない成績で大変申し訳ない」などと謝罪したほど。また、08年には「球団名は阪急阪神タイガースにすべきだ」との仰天発言も飛び出した。

 もちろん球団のことを真剣に思うからこその株主の声。チーム成績が良ければほとんど波風は立たないのだが…。ただチーム状態は以前より良くなりつつはある。批判にさらされたとしても、チームの今後の巻き返しを信じて耐えるしかない。 (島田明)

 

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