東日本大震災:消費増税を検討 「復興債」償還財源

2011年4月19日 21時2分 更新:4月19日 22時14分

 政府・民主党は19日、東日本大震災の復興費に充てるため、消費税率を引き上げる検討に入った。今後編成する11年度第2次、第3次補正予算案の財源として「復興再生債」を発行する方針で、その償還財源に充てる。実現には野党の協力が不可欠だが、自民、公明両党は復興財源に充てるための消費税増税に反対する方針で、調整は難航が予想される。

 民主党の岡田克也幹事長は既に増税して償還財源を捻出する方針を表明している。玄葉光一郎国家戦略担当相(党政調会長兼務)も19日「税にもさまざまな税目があり、組み合わせもありうる」と述べた。民主党内からは「3年期限で3%引き上げる」案が出ている。【野口武則】

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