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平成23年6月13日
・夏から秋にかけては、潮位が年間で最も高くなります。「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」に伴う地盤沈下の大きかった地域では、浸水する範囲が広がり、すでに浸水の起きている地域では浸水する時間が長くなる場所があるので、一層の注意が必要です。
・気象庁では、東日本大震災被災者・復旧担当者支援のために、新たに毎時潮位カレンダーを提供することとしました。
夏から秋にかけては、海水温が高くなるなどの影響で潮位が年間で最も高くなります。「平成23
年(2011年)東北地方太平洋沖地震」に伴う地盤沈下が生じている地域では、これまでに比べて
大潮の満潮時を中心に新たに浸水する範囲が拡大するほか、すでに浸水の起きている地域では浸
水の深さが増大し、浸水する時間が長くなる場所がありますので注意してください(資料全文の
別紙図1参照)。
岩手県から茨城県にかけての沿岸では、天文潮位※1で見た場合、前回(6月2日の新
月に伴う)の大潮の満潮の潮位と比べて、7〜8月の大潮の満潮の潮位は10〜15p程度、9月〜10月
の大潮の満潮の潮位は、約20cm高くなる見込みです(資料全文の別紙図2参照)。さらに、台風や
低気圧が接近すると、実際の潮位が天文潮位より高くなることがありますので、より一層の注意
が必要です。
・地盤が沈下した地域を対象とした毎時潮位カレンダーの提供
気象庁では、東日本大震災被災者・復旧担当者支援のために、高潮や潮位に関する気象情報等を
ホームページ※2で提供しています。同ページに、新たに岩手県から茨城県沿岸各地
の1時間毎の天文潮位を本年12月分まで掲載しました。海岸近くで各種作業を行う際などにご活用
ください。
※1:月と太陽の運行をもとに計算した潮位の予測値
※2:http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/tide/takashio_portal.html
図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照ください。
気象庁地球環境・海洋部海洋気象課
海洋気象情報室(電話:03-3212-8341 内線5154)
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