ソフトバンク:緊急地震速報にやっと対応 孫社長謝罪

2011年4月18日 19時55分 更新:4月18日 20時55分

ソフトバンクの08年3月期決算会見で、携帯電話を手に説明する孫正義社長=東京都千代田区で2008年5月8日、川田雅浩撮影
ソフトバンクの08年3月期決算会見で、携帯電話を手に説明する孫正義社長=東京都千代田区で2008年5月8日、川田雅浩撮影

 ソフトバンクモバイルは18日、他社に比べ対応が遅れていた携帯電話の「緊急地震速報」機能を今後発売するほぼ全機種に搭載すると発表した。同社では昨年8月に緊急地震速報の送信サービスを始めたが、実際にこの機能を使える機種は1機種だけだった。東日本大震災を受けて、孫正義社長は9日にツイッターで「対応機種が少な過ぎたことを心から反省しています」と謝罪。対応機種の拡大を急いでいた。

 同社では「iPhone(アイフォーン)」以外の発売済みのスマートフォン(多機能携帯電話)の一部機種にも、今後ソフトの更新で地震速報を使える機能を順次付加していく。一方、iPhoneには、地震速報の通知ソフトが提供されている。ただ、受信に通常のデータ通信回線を使っているため、通常の地震速報に比べて遅れる可能性があり、今後、改善が課題となりそうだ。

 地震速報について、NTTドコモは07年11月、KDDI(au)は08年3月に送信サービスを開始。販売中の従来型携帯端末のほとんどの機種に搭載している。auは国内メーカー製スマートフォンでも対応している。【乾達】

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