国際ニュース検索

欧州の大腸菌感染は「世界史上最悪」、死者35人に

  • 2011年06月13日 11:25 発信地:ベルリン/ドイツ
  • 写真
  • ブログ
  • クリッピングする
  • 写真をブログに利用する

ドイツ西部クレーフェルト(Krefeld)の動物化学品研究所で、腸管出血性大腸菌(EHEC)の有無を検査されるスプラウト(新芽野菜、2011年6月7日撮影)。(c)AFP/ ROLAND WEIHRAUCH

【6月13日 AFP】ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は12日、同国を中心に欧州で広がった腸管出血性大腸菌(EHEC)感染について「記録上、世界で最も深刻な感染拡大例」との見方を示した。

 ドイツ北部で栽培されたスプラウト(新芽野菜)が感染源とされるEHEC感染では、これまでにドイツを中心に35人が死亡、14か国で計3255人が体長を崩している。患者は5人を除き全員ドイツ国内在住か、ドイツ渡航歴のある人々という。多くは血便性の下痢に苦しんでおり、悪化すれば腎臓が侵される溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して死に至る恐れもある。(c)AFP

【関連記事】腸管出血性大腸菌、感染源はもやし ドイツ当局

1日2回更新本日の必読記事:6月13日  午前版

「裸のサイクリング集団」が世界各地に出没、環境保護訴える「裸のサイクリング集団」が世界各地に出没、環境保護訴える(写真14枚)

このニュースの関連情報

利用方法についてこのニュースをブログなどに利用する

ブログに転載

このニュースをツイートする/ソーシャルブックマークに登録する

新着ユーザースライドショー

ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。

新着ユーザースライドショー一覧

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ