【ジュネーブ=藤田剛】イタリアで12~13日に実施された原子力発電の再開の是非を問う国民投票が成立し、政府の原発再開の計画を否決した。内務省の暫定発表によると、投票率は約57%に達し、成立の条件である50%を上回った。暫定発表では投票者のうち93%が再開に反対票を投じた。福島第1原発の事故後、主要国で原発政策に関する国民投票が行われたのは初めて。
欧州ではドイツが6日、17基の原発を2020年までにすべて停止する「脱原発」の関連法案を閣議決定。スイスも34年までに既存の全5基の停止を決めた。ベルルスコーニ政権は1990年までに稼働を停止した原発を数年後に復活させることを検討していた。
イタリア、原発再開、国民投票
日経平均(円) | 9,448.21 | -66.23 | 13日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 11,966.71 | +14.80 | 13日 11:48 |
英FTSE100 | 5,773.46 | +7.66 | 13日 16:35 |
ドル/円 | 80.22 - .24 | -0.10円高 | 14日 0:42 |
ユーロ/円 | 115.32 - .36 | -0.05円高 | 14日 0:42 |
長期金利(%) | 1.135 | +0.005 | 13日 17:53 |
NY原油(ドル) | 99.29 | -2.64 | 10日 終値 |
使用率:65.8%2927/4450万kW
予想最大電力:3600万kW14時~15時
経済や企業の最新ニュースのほか、大リーグやサッカーなどのスポーツニュースも満載
詳細ページへ
日経ニュースメール(無料)など、電子版ではさまざまなメールサービスを用意しています。
(詳細はこちら)