「手紙」
もしもあなたが 新しい道を歩いてみようと思うなら
私でよければ その背中のすぐ後ろを歩いてみてもいいですか?
あなたが誰を思って泣く日があっても 顔は決して見ないから
在りし日の 美しかった夢の色を 決して覗きはしないから
ただ、 新しい道に 新しい朝日が昇る時
「綺麗だね」
って、あなたが振り向いてくれるなら
私はただ
「そうだね」
って笑ってみたかったんだ。