【東京】民主党の岡田克也幹事長は2日の記者会見で、4~5日の沖縄訪問について「(東日本大震災の)災害が前面に出ることで沖縄問題の扱いが小さくなった印象を与えている。振興は重要な課題であり、(党の沖縄)協議会としてしっかり受け止めたい」との認識を示した。
米軍普天間飛行場移設などをめぐり北沢俊美防衛相が7日に仲井真弘多知事と会談することに関しては「会談したから理解を得られるわけでは必ずしもない」と指摘。「もう少し幅広く沖縄と向き合い、沖縄の声に耳を傾ける(協議会の)趣旨に沿って知事らと対話したい」と述べた。
岡田氏は4日に仲井真知事と会談。5日は経済団体と意見交換する。