県内基地も警戒 ビンラディン容疑者殺害

2011年5月3日 10時03分このエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録

 国際テロ組織アルカイダの指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者殺害による報復テロなどの懸念を受け全国の米軍基地では2日、警戒レベルを一段階、引き上げた。自衛隊基地や県警でも警備体制を強化している。

 県内の米軍基地や施設でもゲートで車両の照会を強化。嘉手納基地第2ゲートでは「100%チェック」と看板を掲げ、ライフル銃を装備した兵士が、全ての車両を確認した。

 米軍準機関紙「星条旗新聞」(電子版)によると、同日、日本国内の全ての米軍基地で5段階の警戒レベルの3番目にあたる「ブラボー」に引き上げた。

 那覇の陸上自衛隊第15旅団などは警備内容を明らかにしないが、防衛省によると全国の自衛隊基地で、巡回の回数を増やした。県警は警察庁の指示を受け、浦添市の在沖米国総領事館などの警備を強化した。

 うるま市のキャンプ・コートニー第1ゲート付近では、米憲兵隊が法的根拠を示さないまま、民間地で取材していた本紙記者の写真撮影を妨害した。

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