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アンナかっこい!時代劇“黄門様”と共演

 印ろうを手に笑顔の土屋アンナ(右)と里見浩太朗=東映京都撮影所
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 印ろうを手に笑顔の土屋アンナ(右)と里見浩太朗=東映京都撮影所

 歌手でモデルの土屋アンナ(27)がこのほど、東映京都撮影所で行われたTBS系「水戸黄門 第43部」(7月4日スタート、午後8・00〜)の収録にゲストとして出演し、テレビドラマと時代劇に初挑戦した。伝統ある時代劇シリーズにハーフの土屋が出演することは極めて異例。本人も「浮くんじゃないか」と心配したほど。新たな風を吹き込みたいという制作側のオファーを受け実現した。

  ◇  ◇

 黄門様の印ろうに悪人がひれ伏す場面でおなじみの人気時代劇に、アメリカ人の父親を持つ土屋が登場。黄門様ご一行が立ち寄った廻船問屋の娘・お蝶役。カラフルな着物と黒髪姿で、けんかっ早い豪快な女性を演じる。

 TBSによると、1969年8月4日に放送開始後、外国人やハーフタレントの出演は2001年にケント・ギルバート(59)がゲスト出演した以外は記憶にないといい、異例のことという。

 時代劇初挑戦となった土屋は「最初、え〜って思いました。自分の容姿では浮くんじゃないかと思っていた。普段、使っていない言葉を使うのは難しかったけど、いい刺激になった」と持ち前の明るい性格で新境地を開拓した。

 土屋と初共演となった黄門様役の里見浩太朗(74)も「アンナちゃんがまさか水戸黄門に出演するとは思わなかった。外国人の顔をした人が出ることで何か生み出せるんじゃないかな」と歓迎した。

 土屋は立ち回りにも挑戦。またを大きく開いて棒を振り回す迫力たっぷりの演技を披露した。これには共演者の黄門様ご一行も口をそろえ「かっこよかった」とパワフルな演技に“ひれ伏す”格好となった。

 初時代劇に気をよくした土屋は「昔から水戸黄門を見ていた。今回、出演したことで若い子たちにも見てもらいたい」と訴えていた。8月8日放送の第6話に登場する。

(2011年6月13日)

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